しろみ‐ざかな【白身魚】
肉の部分が白い魚。タイ・ヒラメ・タラなど。
しろ‐みず【白水】
米を研ぐときに出る、白く濁った水。とぎ汁。とぎ水。
しろ‐みそ【白味噌】
米こうじを多く使った、白っぽくて甘口の味噌。西京(さいきょう)味噌・府中味噌など。
しろ‐みつ【白蜜】
蜂蜜(はちみつ)。黒みがかった砂糖蜜に対していう。
しろ‐みて【代満て】
「早上(さのぼ)り」に同じ。
しろみ‐どおり【城見通り】
大阪市内を東西に走る道路の呼び名。沿線に大阪ビジネスパークなどがある。
しろ・む【白む】
[動マ四] 1 白くなる。白色を帯びる。「牛は、額はいと小さく—・みたるが」〈枕・五一〉 2 ひるむ。勢いがくじけ...
しろ‐むく【白無垢】
《「無垢」は、けがれのない意》 1 表裏白1色で仕立てた着物。花嫁衣装や死に装束などに用い、礼服とする。 2 染め...
しろむく‐てっか【白無垢鉄火】
《「しろむくでっか」とも》表面はおとなしそうに見えるが、内実はたちの悪い者。「有繋(さすが)に君は—で我輩よりは遥...
しろ‐め【白目/白眼】
1 眼球の白い部分。「—をむいて悶絶する」 2 冷たい、悪意のこもった目つき。白い目。「—で見る」
しろ‐め【白鑞/白目】
錫(すず)と鉛との、ほぼ4対1の合金。錫細工の接着や銅合金などに使う。アンチモンに砒素(ひそ)をまぜたものをいうこ...
しろ‐めし【白飯】
⇒はくはん(白飯)
しろ‐もじ【白文字】
クスノキ科の落葉低木。暖地に自生。葉は卵形で三つに裂ける。雌雄異株。春、葉の出ないうちに黄色の小花が咲く。種子およ...
しろ‐もち【白餅】
1 精白した糯米(もちごめ)だけでついた餅。 2 あんや醤油などを、つけない餅。 3 紋所の名。餅をかたどった白い...
しろ‐もち【城持ち】
一城を構えている武将や大名。
しろもち‐だいみょう【城持ち大名】
江戸時代、居城を所有していた大名。
しろ‐もと【城本】
領地にある城。また、城のある所。領国。国もと。「御—は但馬国、京の屋敷は千本通り」〈浄・薩摩歌〉
しろ‐もの【代物】
1 売買する品物。商品。 2 人や物を、価値を認めたり、あるいは卑しめたり皮肉ったりするなど、評価をまじえていう語...
しろ‐もの【白物】
1 「白酒」「塩」「豆腐」をいう女房詞。 2 色がついた物に対して、白い物。「—家電」「—衣類」 3 「白物家電」...
しろもの‐かでん【白物家電】
《普及し始めた当初は白い塗装が多かったことから》冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・炊飯器などの、家庭用電気機器。白物。→黒物家電
しろもの‐がえ【代物替え】
1 江戸時代、長崎での外国貿易の一方法。双方の売物・買物の合計額が同じとなるように品物を交換した物々交換取引。貞享...
しろもの‐にゅういんりょう【白物乳飲料】
牛乳にカルシウム・鉄・ビタミン・ミネラル・繊維などを加えた、白色の乳飲料。→色物乳飲料
しろ‐もめん【白木綿】
紡績糸を漂白したもの。また、染色していない木綿糸で織った織物。
しろ‐やか【白やか】
[形動][文][ナリ]いかにも白いさま。白くて美しいさま。「御足はいと—に可愛らしくて」〈逍遥・諷誡京わらんべ〉
しろ‐やま【城山】
鹿児島市西部にある丘陵。西南戦争の激戦地。西郷隆盛が自刃した地。
しろやま‐さぶろう【城山三郎】
[1927〜2007]小説家。愛知の生まれ。本名、杉浦英一。経済学の知識を生かし、企業の内部や組織の裏面の人間模様...
しろ‐やまぶき【白山吹】
バラ科の落葉低木。よく分枝し、卵形の葉が対生する。初夏、ヤマブキに似た白い4弁花を開く。庭木にされる。《季 春》
しろ‐ゆもじ【白湯文字】
《「湯文字」は女性の腰巻きの意。遊女が赤腰巻きをつけたのに対して、一般女性は白腰巻きをつけたところから》近世、素人...
しろ‐よめな【白嫁菜】
ヤマシロギクの別名。
しろ‐よもぎ【白艾/白蓬】
キク科の多年草。寒い地方に分布し、高さ約50センチ。全体に白い綿毛で覆われ、葉は羽状に裂ける。秋、白い小花が穂状に...
しろ‐らか【白らか】
[形動ナリ]「しららか」に同じ。「歯ぐろめさらに、うるさし、きたなし、とてつけ給はず、いと—に笑みつつ」〈堤・虫め...
しろ‐れんが【白煉瓦】
白色の煉瓦。耐火用は珪質(けいしつ)の耐火粘土で製し、耐水用は白色の釉(うわぐすり)を施してつくる。
しろ‐ロム【白ロム】
回線が未契約で、電話番号が記録されていない携帯電話やPHSの端末の通称。契約者情報を記録したSIM(シム)カードを...
しろ‐ワイン【白ワイン】
⇒白葡萄酒
しろ‐わけ【代分け】
漁獲物を参加者全員に分配すること。分配の単位を「しろ」といい、船の所有者に対する船代(ふなしろ)、網の所有者に対す...
しろ‐わり【城割り】
城郭をとりこわすこと。特に、元和元年(1615)江戸幕府が諸大名に命じて、その居城以外の城郭を破壊させたこと。
し‐ろん【史論】
歴史についての論説・評論。
し‐ろん【至論】
至ってもっともな、理にかなった論。
し‐ろん【私論】
非公式に個人として述べる論。個人的な意見・見解。「—として党風を語る」
し‐ろん【詩論】
1 詩についての評論。 2 「詩学」に同じ。 [補説]書名別項。→詩論
し‐ろん【試論】
1 試みに述べた論。 2 随筆風の小論。エッセー。
しろん【詩論】
《原題、(ラテン)Ars poetica》古代ローマの詩人、ホラティウスによる書簡詩形式の論文。原題の直訳は「詩の...
シロン
インド東部、メガラヤ州の都市。もとはアッサム州の州都だったが、1972年のメガラヤ州分離に際し州都になった。ベンガ...
シロンスク
ポーランド南西部を主とし、ドイツ・チェコの一部にまたがる地域。石炭・鉄鉱・亜鉛などの産地で、工業が発達。ドイツ語名...
シローテ
⇒シドッチ
シローネ
[1900〜1978]イタリアの小説家。本名セコンド=トランクィッリ。イタリア共産党の創設に参加。反ファシズムの立...