しん‐ぞ【新造】
「しんぞう(新造)」の音変化。→御新造(ごしんぞ)「馴染(なじみ)でない—が来て」〈花袋・田舎教師〉
しん‐ぞ【神ぞ/真ぞ】
[副]《「神ぞ照覧あれ」の略》自誓の語。神かけて。本当に。「—思ひを尽せども」〈浄・歌念仏〉
しん‐ぞう【心像】
《image》過去の経験や記憶などから、具体的に心の中に思い浮かべたもの。視覚心像・聴覚心像・嗅覚心像など、すべて...
しん‐ぞう【心臓】
1 血液循環の原動力となる器官。収縮と拡張を交互に繰り返し、静脈から戻ってくる血液を動脈に押し出し、全身に送るポン...
しん‐ぞう【神像】
神々の姿を、彫刻や絵画などに表したもの。
しん‐ぞう【真像】
1 実際の姿。「影を捕えて物の—を写す可し」〈福沢・文明論之概略〉 2 本当の姿。真実。「一斑の皮相のみを写して其...
しん‐ぞう【新造】
[名](スル) 1 新しくつくること。また、そのもの。「貨客船を—する」 2 武家や富裕な町家の妻女。のち、一般に...
しんぞうあしくびけっかんしすう‐けんさ【心臓足首血管指数検査】
⇒CAVI(キャビー)検査
しんぞういぬつくばしゅう【新増犬筑波集】
江戸前期の俳諧論書。2冊。松永貞徳著。寛永20年(1643)刊。上巻「油糟(あぶらかす)」、下巻「淀川(よどがわ)...
しんぞう‐おろし【新造下ろし/新艘下ろし】
新造の船を初めて水上に浮かべること。ふなおろし。
しんぞう‐かい【新造買い】
1 遊里で新造を買うこと。 2 新造を買って客となり、その姉女郎と会うこと。「—として、夜ふけ人しづまって、其女郎...
心臓(しんぞう)が強(つよ)・い
厚かましい。ずうずうしい。また、ものおじしない。「見かけによらず—・い」
心臓(しんぞう)が飛(と)び◦出(で)る
不意の出来事にひどく驚くことのたとえ。口から心臓が飛び出る。「暗がりで急に声をかけられ、—◦出るほど驚いた」
心臓(しんぞう)が弱(よわ)・い
気が弱くて引っ込み思案である。「—・くて頼みを断れない」
しんぞう‐けい【心臓形】
先がとがり、基部が内側にへこんだ、心臓のような形。ハート形。葉の形にいう。
しん‐ぞうけいしゅぎ【新造形主義】
《(フランス)néo-plasticisme》1917年、オランダの画家モンドリアンを中心として興った芸術運動。線...
しんぞう‐ご【新造語】
新しくつくられた語。新語。
しんぞうさいどうき‐りょうほう【心臓再同期療法】
重症の心不全で左右の心室が収縮するタイミングにずれが生じ、血液を効率よく送り出せない状態になったとき、ペースメーカ...
しんぞう‐し【心臓死】
心臓の拍動を停止し、死亡すること。
しんぞう‐しんけいしょう【心臓神経症】
心臓そのものに病変はないのに、心臓の痛みや動悸(どうき)・息切れなどを示す神経症。心臓ノイローゼ。
しんぞう‐しんとう【心臓震盪/心臓震蕩】
野球ボールが胸に当たるなどの胸部に受けた打撲がもとで、重度の不整脈である心室細動が起こった状態。若年者に多く、健康...
しんぞう‐ちょうおんぱけんさ【心臓超音波検査】
超音波診断法の一。心臓の各部の形や大きさ、動きや血流の異常などを診断する。心筋梗塞・心臓弁膜症・心筋症などの診断に...
心臓(しんぞう)に毛(け)が生(は)えて◦いる
厚顔無恥である。あつかましい。肝(きも)に毛が生えている。
心臓(しんぞう)に悪(わる)・い
強い驚きや恐怖、不安などを感じるさま。動悸(どうき)がして落ち着かないさま。「—・い冗談はやめてくれ」
しんぞう‐はれつ【心臓破裂】
⇒心破裂
しんぞう‐ひだい【心臓肥大】
⇒心肥大(しんひだい)
しんぞう‐びょう【心臓病】
心臓の病気の総称。狭心症・心筋炎・心臓弁膜症など。心疾患。
しんぞう‐ぶ【心臓部】
1 心臓のある部位。 2 機械や組織などを動かす中心の部分。中枢部。「企業の—」
しんぞう‐べんまく【心臓弁膜】
心臓内にあって血液の逆流を防ぐ弁膜の総称。哺乳類では三尖弁(さんせんべん)(右房室弁)・肺動脈弁・僧帽弁(左房室弁...
しんぞうべんまく‐しょう【心臓弁膜症】
心臓の弁膜が機能障害を起こした状態。弁膜が十分に開かなくなる狭窄症と、しっかりと閉じなくなる閉鎖不全症があり、四つ...
しんぞう‐ペースメーカー【心臓ペースメーカー】
心臓疾患で拍動数に異常があるとき、心臓に一定のリズムで電気刺激を与える装置。一般に前胸部に植え込む。 [補説]不整...
しんぞう‐マッサージ【心臓マッサージ】
いったん止まった心臓をよみがえらせる応急処置。胸骨の所を圧迫する方法(胸骨圧迫)と、開胸手術をして直接心臓をマッサ...
しんぞう‐まひ【心臓麻痺】
心臓が急に動かなくなること。
しんぞう‐やぶり【心臓破り】
傾斜が非常に急であること。地表の起伏がとても大きいこと。そこを上るときに、心臓が破裂するくらい負荷がかかることから...
しんぞう‐リハビリテーション【心臓リハビリテーション】
心臓疾患で入院し治療・手術を受けた患者を対象に、社会復帰・再発防止を目的として行われるリハビリテーション。運動療法...
しん‐ぞく【臣属】
臣下として従属すること。また、その人。臣従。家来。
しん‐ぞく【真俗】
1 仏語。仏の絶対平等の真理と、世間一般の差別的な真理。 2 仏の教えと世俗の教え。出世間(しゅっせけん)と世間。...
しん‐ぞく【親族】
1 血縁関係・婚姻関係のある人々。親類。親戚(しんせき)。 2 民法上、六親等内の血族および配偶者と、三親等内の姻...
しんぞく‐かい【親族会】
民法旧規定において、3人以上の親族が集まり、その家または家に属する個人の重要な処置に関して合議する機関。本人・戸主...
しんぞく‐かいぎ【親族会議】
1 家および家に属する個人の重要な処置について親族が集まって協議・決定する会議。 2 親族会の俗称。
しんぞく‐けっこん【親族結婚】
親族の関係にある男女間の結婚。→近親婚 →血族結婚
しんぞく‐けん【親族権】
親族上の身分や関係によって発生する権利。親権・夫権など。→身分権
しんぞく‐さとおや【親族里親】
子どもの三親等内の親族である里親。
しんぞく‐そうとう【親族相盗】
親族間における盗犯。直系血族・配偶者・同居の親族の場合は無罪または刑が免除され、その他の親族では親告罪となる。
しんぞく‐にたい【真俗二諦】
仏語。真諦と俗諦。浄土真宗では、仏法を真諦、王法を俗諦として相依(そうえ)相資の関係にあるとする。
しんぞく‐はい【親族拝】
古代、任官・叙位の儀ののち、叙位にあずかった者の親族の殿上人(てんじょうびと)が行った拝礼。
しんぞく‐ほう【親族法】
婚姻・親子・親権・後見・扶養などの親族関係を規律する法の総称。民法第4編親族の規定がその主なもの。
しんぞく‐めいしょう【親族名称】
親族の関係を示す名称。父・母・祖父・伯父・叔母・甥などの類。これに対し、「とうさん」「かあさん」「あにき」などの呼...