しあん‐どころ【思案所】
思案すべき場合。思案のしどころ。
しあん‐なげくび【思案投(げ)首】
首を前に傾け、深く考え込むこと。「名案が浮かばず、—の体(てい)」
しあん‐なみだ【思案涙】
心配のため流す涙。また、思いあまって流す涙。「—に胸つまり」〈浄・氷の朔日〉
思案(しあん)に余(あま)・る
いくら考えても、よい考えが出てこない。思案に尽きる。「—・って友人に打ち明ける」
思案(しあん)に落(お)・ちる
(多く打消しの語を伴って用いる)理解できる。合点がいく。「—・ちない事でもあって、一人で心労してゐると」〈人・娘節...
思案(しあん)に暮(く)・れる
迷って考えが定まらない。「就職か進学か—・れる」
思案(しあん)に沈(しず)・む
深く考え込む。「将来を憂え—・む」
しあん‐ばし【思案橋】
歴史上の人物などが渡ろうか渡るまいか、思案したと伝えられる橋。また、そこで、遊郭へ行こうか行くまいかと思案したとい...
シアンヒドリン
⇒シアノヒドリン
シアンホッケン‐じいん【シアンホッケン寺院】
《Tian Hock Keng Temple》シンガポール、市街中心部にある同国最古の道教寺院。1842年に福建省...
シアーズ‐タワー
米国イリノイ州、シカゴにあるウィリスタワーの旧称。1973年、大型百貨店で知られるシアーズ本社ビルとして建設された...
シアード
ポルトガルの首都リスボン中央部の一地区。バイロアルトとバイシャポンバリーナの間に位置する。美術館や劇場、高級ショッ...
シアールコト
パキスタン北東部、パンジャブ州の都市。同州の北東端、ラホールの北約100キロメートルに位置し、インドとの国境に近い...
しい
[感] 1 静粛にするようにと人を制止するときに発する声。しっ。「—、静かに」 2 動物などを追うときに発する声。...
しい【弑】
[音]シイ(慣) シ(呉)(漢) 臣下が主君を、子が親を殺す。身分の下の者が上の者を殺す。「弑逆(しいぎゃく・しぎ...
しい【尿】
《「しと」の音変化》小便をいう幼児語。しいしい。
しい【椎】
ブナ科のシイとよばれる常緑高木の総称。マテバシイ・スダジイ・ツブラジイなど。暖地に自生。葉は堅く楕円形で、表面はつ...
しい【癈】
からだの器官が働きを失うこと。また、その人。「松反(まつがへ)り—にてあれかもさ山田の翁(をぢ)がその日に求めあは...
し‐い【尸位】
《昔、中国で祖先を祭るとき、人が仮に神の位についたところから》大した才能や徳もないのにむなしく地位に就いていること...
し‐い【四夷】
1 古代中国で、自国を中華というのに対し、四方の異民族をさしていう語。東夷・西戎(せいじゅう)・南蛮・北狄(ほくて...
し‐い【四位】
第四等の位階。正四位・従四位の称。
し‐い【四囲】
1 四方から取り囲むこと。 2 まわり。周囲。「—の情勢」
し‐い【四維】
1 天地の四つの隅。乾(いぬい)(北西)・坤(ひつじさる)(南西)・巽(たつみ)(南東)・艮(うしとら)(北東)の...
し‐い【私意】
1 自分一人の考え・意見。私見。 2 自分だけの利益を考える心。私心。「提言に—はない」
し‐い【思惟】
[名](スル) 1 考えること。思考。「—の方法」「心中—」「貧乏を根治するの策は、一に貧民の所得を増加するにある...
し‐い【恣意】
自分の思うままに振る舞う心。気ままな考え。「選択は—に任せる」「—的判断」
し‐い【紫衣】
⇒しえ(紫衣)
し‐い【詩意】
詩に込めた作者の意図。詩の意味。
し‐い【緇衣】
⇒しえ(緇衣)1
シー【十】
《(中国語)》数の10。
し・い
[接尾]《形容詞型活用[文]し(シク活)》名詞、動詞の未然形、畳語などに付いて形容詞をつくる。そういうようすである...
じ‐い【示威】
[名](スル)《「しい」とも》威力や気勢を他に示すこと。デモンストレーション。「—行為」「—行進」
しい‐か【詩歌】
《「しか(詩歌)」の慣用読み》 1 漢詩と和歌。「—管弦の遊び」 2 詩・和歌・俳句など韻文の総称。「近代—の流れ...
しいか【詩歌】
日本の短歌雑誌。明治44年(1911)4月、前田夕暮の主宰により創刊。同人には尾山秋人、富田砕花、室生犀星、萩原朔...
しいか‐あわせ【詩歌合(わ)せ】
数人が左右に分かれ、同じ題について作った漢詩と和歌とを比べ合わせて優劣を競うもの。平安後期に起こった。
しい‐がし【椎樫】
シイの別名。
しい‐がたり【強ひ語り】
聞きたがらない相手に無理に話を聞かせること。また、その話。しいごと。「いなと言へど語れ語れとのらせこそ志斐(しひ)...
しいがもと【椎本】
源氏物語第46巻の巻名。薫大将、23歳から24歳。宇治の八の宮の死後、その姫君二人への薫と匂宮(におうみや)の思慕...
し‐いき【市域】
市に属する範囲。市の区域。
し‐いぎ【四威儀】
「四儀」に同じ。
しい‐ぎゃく【弑逆】
[名](スル)《「しぎゃく(弑逆)」の慣用読み》臣下・子など目下の者が、主君や親などを殺すこと。「光秀が信長を—し...
し‐いく【飼育】
[名](スル)家畜などを飼い育てること。飼いならすこと。「山羊を—する」「豚の—法」 [補説]書名別項。→飼育
しいく【飼育】
大江健三郎の短編小説。昭和33年(1958)発表。同年、第39回芥川賞受賞。受賞時の年齢23歳は石原慎太郎の記録と...
しいく‐けい【飼育系】
観察や実験の対象となる生物について、持続的・系統的な飼育を行うための管理手法。成長に適する条件の決定や、成長段階に...
しいくわあさあ
《多く「シークワーサー」または「シークヮーサー」と書く》ミカン科の常緑低木。春、白い小花をつける。実は小粒でミカン...
しいけいざい‐せつ【思惟経済説】
できるだけ多くの事実を少ない概念で完全に記述することにより、思惟の労力の節約を図ることが科学的認識の根本的原則であ...
しい‐こう【至孝】
「しこう(至孝)」の慣用読み。「—によってかかる示現を蒙り給へり」〈読・弓張月・後〉
しい‐ごと【誣言】
事実を曲げて言うこと。また、その言葉。ふげん。「空前絶後のものといわんも決して—にあらざるなり」〈逍遥・小説神髄〉
しい‐さあ
《「しい」は「獅子」、「さあ」は「さん」の意か。多く「シーサー」と書く》沖縄でみられる、獅子に似た獣の像。魔よけと...
シーサン【先生】
《(中国語)》中国で、一般に男子を呼ぶときの敬称。上海方言の発音による。