し‐とう【四倒】
⇒四顛倒(してんどう)
し‐とう【市頭】
まちなか。市中。
し‐とう【死闘】
[名](スル)死にものぐるいでたたかうこと。命がけのたたかい。「—を繰り広げる」
し‐とう【至当】
[名・形動]きわめて当然であり、適切であること。きわめて妥当であること。また、そのさま。「—な(の)処置」「—な(...
し‐とう【私党】
個人的な目的や利害関係で集まった党。私事のために組んだ徒党。⇔公党。
し‐とう【私稲】
律令制で、個人所有の稲。
し‐とう【私闘】
[名](スル)個人的な利害や恨みなどで争うこと。
し‐とう【枝頭】
えだの先端。「風は—を揺(うご)かして」〈漱石・虞美人草〉
し‐とう【指頭】
指の先。ゆびさき。
し‐とう【紙灯】
行灯(あんどん)のこと。
し‐とう【紫藤】
フジのこと。
シトウェ
ミャンマー西部の都市。ラカイン州の州都。別称アキャブ。ベンガル湾に注ぐカラダン川の河口に位置し、港湾をもつ。バング...
しとう‐かん【四等官】
律令制で、諸官司の四等級の官。長官(かみ)・次官(すけ)・判官(じょう)・主典(さかん)のことで、官司によって用字...
しとう‐が【指頭画】
指先やつめを筆の代わりに使って描く水墨画。中国に始まり、日本では池大雅(いけのたいが)ら南画家が得意とした。指画(...
し‐とうきゅう【視等級】
⇒実視等級(じっしとうきゅう)
しとうず【下沓/襪】
《「したぐつ」の音変化》古代以来、沓(くつ)をはくときに用いる布帛(ふはく)製の履物。礼服(らいふく)には錦(にし...
しとう‐せん【四当銭】
⇒四文銭(しもんせん)
しとおとめ【死と乙女】
《原題、(スペイン)La muerte y la doncella》ドルフマンの戯曲。1991年初演。独裁政権下で...
シトカ
米国アラスカ州南東部の都市。アレクサンダー諸島のバラノフ島西岸に位置する。18世紀末にロシア人によって開かれ、毛皮...
シトカ‐こくりつれきしこうえん【シトカ国立歴史公園】
《Sitka National Historical Park》米国アラスカ州南東部にある公園。シトカの市街南部に...
しとぎ【粢/糈】
水に浸した生米をつき砕いて、種々の形に固めた食物。神饌(しんせん)に用いるが、古代の米食法の一種といわれ、後世は、...
しとぎょうでん【使徒行伝】
新約聖書の中で、四福音書に次ぐ5番目の文書。初代教会の歴史を伝えるが、ペテロの宣教、パウロの布教旅行などの記述が主...
し‐とく【四徳】
1 《「易経」乾卦から》天地自然が万物を育てる四つの道。元(春で仁にあたる)・亨(こう)(夏で礼にあたる)・利(秋...
し‐とく【至徳】
この上なく立派な徳。最高の徳。また、その徳を備えた人。
しとく【至徳】
南北朝時代、北朝の後小松天皇の時の年号。1384年2月27日〜1387年8月23日。
し‐とく【私徳】
自分一身だけに関する徳目。節約・勉強など。「宗教は一身の—に関係するのみにて」〈福沢・文明論之概略〉
し‐とく【私慝】
人に知られない悪事。
し‐とく【舐犢】
《「後漢書」楊彪伝から》親牛が子牛を愛して舌でなめてやること。転じて、親が子をむやみにかわいがること。「—の愛」
し‐とく【歯徳】
《「歯」は年齢の意》年齢と徳行。また、年長で徳が高いこと。
し‐とくせい【私徳政】
室町時代、幕府が発令した徳政令によらず、土一揆が実力で行った徳政。
舐犢(しとく)の愛(あい)
親が子を必要以上にかわいがること。溺愛すること。→舐犢
しとく‐の‐みょうごう【至徳の名号】
この上もなく高い徳のこもった名号。南無阿弥陀仏の名号をいう。
シトクロム
⇒チトクロム
し‐と・げる【仕遂げる/為遂げる】
[動ガ下一][文]しと・ぐ[ガ下二]物事を最後まで完全に行う。やり遂げる。しおおせる。「難事業を—・げる」
しとさか‐とうげ【志戸坂峠】
《「しどざかとうげ」とも》鳥取県・岡山県の県境にある峠。標高581メートル。鳥取県八頭(やず)郡智頭(ちづ)町と岡...
しと‐しと
[副] 1 雨が静かに降るさま。「春雨が—(と)降る」 2 物事をもの静かにするさま。しとやかなさま。しずしず。「...
しとしろん【詩と詩論】
詩誌。昭和3年(1928)創刊。安西冬衛・春山行夫・三好達治・北川冬彦ら芸術派詩人が参加。また、欧米のモダニズム文...
シトシン
生体内に含まれるピリミジン塩基の一。核酸を構成する重要物質。化学式C4H5ON3
しとしんじつ【詩と真実】
《原題、(ドイツ)Dichtung und Wahrheit》ゲーテの自叙伝。4部。1811〜1833年刊。幼年期...
しとしんじつせんきゅうひゃくよんじゅうにねん【詩と真実一九四二年】
《原題、(フランス)Poésie et Vérité 1942》エリュアールの詩集。1942年刊。収録作の「自由(...
しとじょうか【死と浄化】
《原題、(ドイツ)Tod und Verklärung》⇒死と変容
しと‐だち【章断ち】
死霊が家に戻ってきて入るのを防ぐため、出棺のあと門戸に注連縄(しめなわ)を引き渡すこと。また、その注連縄。
しと‐だる【四斗樽】
酒などが4斗ほど入る大きな樽。現在ではふつう約3斗2升入りをいう。
し‐とっき【歯突起】
第二頸椎(けいつい)(軸椎)の椎体上面から垂直に伸びる突起。第一頸椎(環椎)とともに環軸関節を形成し、頭部の回旋に...
し‐とつ【緇衲】
《「緇」は黒色、「衲」は衣の意》 1 黒い衣。僧衣。墨染めの衣。 2 僧。僧侶。緇徒。
しと‐づつ【尿筒】
竹筒で作った溲瓶(しびん)。昔、貴人の外出時などに、従者に持たせた。こようづつ。
しと‐と
[副] 1 動作などが勢いよく急であるさま。「政清が郎等太刀をぬき、立ちてまかりいで—うつ」〈保元・中〉 2 優し...
しとど【鵐/巫鳥】
《古くは「しとと」》アオジ・ノジコ・ホオジロ・ホオアカなどの小鳥の古名。「丙子の朔乙酉に摂津の国白き—を貢る」〈天...
しとど
[副]雨や汗・涙などで、ひどくぬれるさま。びっしょり。「大きな男は…汗で—になったまっかな額をなでた」〈有島・生れ...
しとど‐め【鵐目】
《形が鵐の目に似ているところから》金属・革・木などの製品にあけた穴の縁を飾る金具。刀の鞘(さや)の栗形・和琴(わご...