せい‐そく【悽惻】
[名・形動タリ]悲しみいたむこと。また、そのさま。「—として情人未だ去らず」〈透谷・「歌念仏」を読みて〉
せい‐そく【静息】
静かに休むこと。また、静まりやむこと。静止。「平野は自然の—、山嶽は自然の活動」〈藤村・破戒〉
せいそくいきがい‐ほぜん【生息域外保全】
絶滅の恐れがある野生の動植物を、本来の生息地ではなく別の場所において、人間の管理の下に保全すること。域外保全。⇔生...
せいそくいきない‐ほぜん【生息域内保全】
絶滅の恐れがある野生の動植物を、本来の生息地において、自然環境を維持しつつ、その個体群や群落の保全を図ること。域内...
せいそく‐か【正則化】
1 統計学で、あるデータに統計モデルを適用させる際に過剰適合が起こらないようにすること。統計モデルの関数に正則化項...
せいそく‐かんすう【正則関数】
複素平面上の一定の領域の各点において微分可能な関数。
せいそく‐きょくせん【正則曲線】
曲線上の各点で接線の引ける曲線。各点で微分可能な曲線。
せいそく‐ぎょうれつ【正則行列】
数学で、逆行列をもつ行列。行列式の値が零ではない正方行列を指す。可逆行列。非特異行列。
せい‐そく‐り【性即理】
中国哲学で、人間の本性こそが道徳行為の法則(理)であると説く朱子学の主張。朱子学では、人間に本来的にそなわっている...
せいそ‐さいぼう【精祖細胞】
⇒精原細胞
せいそ‐どう【清暑堂】
「せいしょどう(清暑堂)」に同じ。「—の御神楽(かぐら)は御代の始めの御祈りなれば」〈中務内侍日記〉
せいソフィア‐きょうかい【聖ソフィア教会】
《Tsarkva Sveta Sofia/Църква Света София》 ブルガリアの首都ソフィアの中心部...
せいソフィア‐だいせいどう【聖ソフィア大聖堂】
《Sobor Sviatoyi Sofiyi/Собор Святої Софії》ウクライナの首都キーウにある大...
せい‐ぞん【生存】
[名](スル)《「せいそん」とも》生きてこの世にいること。生命を存続すること。「—していくための闘い」「—者」
せい‐そんぽ【生損保】
生命保険会社と損害保険会社のこと。
せいぞう【西蔵】
チベットのこと。シーツァン。
せい‐ぞう【聖像】
1 聖人の肖像。 2 天子の肖像。 3 キリストおよび聖母マリアの像。
せい‐ぞう【製造】
[名](スル)原料に手を加えて製品にすること。「菓子を—する」「—販売」
せいぞうきんし‐れい【聖像禁止令】
726年、東ローマ帝国皇帝レオ3世が発布した聖像崇敬を禁止する勅令。信仰上の理由のほかに、修道院勢力の抑圧を目的と...
せいぞう‐ぎょう【製造業】
原材料に加工を施して製品を生産する産業。
せいぞうぎょうこうばいたんとうしゃ‐けいきしすう【製造業購買担当者景気指数】
⇒製造業PMI
せいぞうぎょう‐ピーエムアイ【製造業PMI】
《「PMI」は、Purchasing Managers' Index の略》景気指標の一つで、製造業の業況を示す指...
せいぞう‐げんか【製造原価】
製品を製造するために要した費用。材料費・労務費・経費に分類される。
せいぞうこうぎょうかどうりつ‐しすう【製造工業稼働率指数】
鉱工業指数で公表される指数の一。最大生産能力(製造工業生産能力指数)と生産量(鉱工業生産指数)から稼働率を求め、基...
せいぞうこうぎょうせいさんのうりょく‐しすう【製造工業生産能力指数】
鉱工業指数で公表される指数の一。製造工業の1か月の最大生産能力について一定の基準で推計し、基準年を100として指数...
せいぞうこうぎょうせいさんよそく‐しすう【製造工業生産予測指数】
鉱工業指数で公表される指数の一。製造工業の主要企業に、主要品目の生産数量について前月実績・当月見込み・翌月見込みを...
せいぞう‐こうりぎょう【製造小売業】
1 自ら製造した商品を店舗により、その場で個人または家庭用消費者に販売する事業所。 2 アパレル業界で、企画・製造...
せいぞう‐タバコ【製造タバコ】
葉タバコを原料として製造された、葉巻や紙巻きタバコなどの喫煙用タバコや、噛みタバコ、嗅ぎタバコのこと。たばこ事業法...
せいぞう‐ちょくはん【製造直販】
製造業者が自分の製品を卸業者などを通さず、直営小売店、通信販売またはインターネット上で直接消費者に売る方式。
せいぞうはんばいご‐りんしょうしけん【製造販売後臨床試験】
⇒第四相試験
せいぞうぶつ‐せきにん【製造物責任】
製品の欠陥により消費者が生命・身体・財産に損害を被った場合、製造者などに賠償責任を負わせること。PL。
せいぞうぶつせきにん‐ほう【製造物責任法】
製造物責任について定め、被害者の保護を図るための法律。平成6年(1994)成立。同7年7月から施行。PL法。
せいぞう‐プロセス【製造プロセス】
集積回路の製造装置の微細加工技術を表す指標。シリコン上に引く線の幅をさす。この値が小さいほど消費電力が小さく、動作...
せいぞう‐もと【製造元】
その製品を製造したところ。「—に問い合わせる」
せい‐ぞく【世俗】
⇒せぞく(世俗)
せい‐ぞく【世族】
代々血統の続いてきた一族。また、代々禄(ろく)を受ける家柄。
せい‐ぞく【正続】
正編と続編。「—二巻」
せい‐ぞく【西俗】
西洋の風俗。欧米の風習。
せい‐ぞく【姓族】
1 同姓の一族。 2 古代中国、漢末から六朝時代にかけてあった社会的身分の一で、士族と並ぶ富裕な上層階級。世族。
せい‐ぞろい【勢揃い】
[名](スル) 1 軍勢がそろうこと。「其翌日、官軍が—をして入って来たのを」〈花袋・生〉 2 人々がある目的で1...
せい‐ぞろえ【勢揃え】
1 軍勢を集めそろえること。「甲斐、信濃の源氏ども馳(は)せ来てひとつになる。浮島が原にて—あり」〈平家・五〉 2...
せいぞん‐きゅうふきん【生存給付金】
生命保険契約で、保険期間中に被保険者が生きていることを条件に給付される保険金のこと。
せいぞん‐きょうそう【生存競争】
《「種の起源」にあるstruggle for existenceの、加藤弘之の訳語といわれる》 1 ダーウィンの進...
せいぞん‐きょくせん【生存曲線】
ある生物の生存率または個体数を縦軸に、経過時間を横軸にとって、その関係を示した曲線。
せいぞん‐けん【生存権】
国民各自が人間らしく生きていくために必要な諸条件の確保を要求する権利。日本国憲法第25条は、これを保障している。
せいぞん‐ほけん【生存保険】
生命保険の一。満期の時点で被保険者が生存しているときに保険金が支払われるもの。→死亡保険
せいぞん‐りつ【生存率】
1 ある行為の後に生存している確率。「雪山遭難時の—」 2 実測生存率のこと。 3 生命表で、ちょうどx歳に達した...
せ‐いた【背板】
1 腰掛けなどの、人の背が当たる部分に取り付けられた板。また、戸棚や本棚などの、背面に取り付けられた板。 2 材木...
せい‐たい【世態】
⇒せたい(世態)
せい‐たい【正体】
1 正しい形体。正しい姿。 2 写植文字で基準となる字体。字づらは通常の書体では正方形。