せき‐ちゅう【石柱】
石でできている柱。石の柱。
せき‐ちゅう【脊柱】
脊椎動物の体幹の中軸をなす骨格。人体では、ふつう頸椎(けいつい)7、胸椎12、腰椎5、仙椎5、尾椎3〜5の椎骨が連...
せきちゅう‐かん【脊柱管】
脊柱を形成する椎骨(ついこつ)の椎孔の連なりでできる管状の腔。髄膜に包まれた脊髄と血管・神経が通る。脊椎管。
せきちゅうかんきょうさく‐しょう【脊柱管狭窄症】
脊椎の変形などにより脊柱管が狭くなる病気。脊柱管内で脊髄が圧迫され、痛みなどの障害が現れる。腰椎部の場合、腰痛・歩...
せきちゅう‐こうわん【脊柱後湾】
脊柱の後方への湾曲が強く、突き出している状態。
せきちゅう‐ぜんわん【脊柱前湾】
脊柱が前方に湾曲している状態。程度の軽いものは矯正できる。
せきちゅうそくわん‐しょう【脊柱側湾症/脊柱側彎症】
脊柱が、左あるいは右に湾曲している病態。大半が原因不明の突発性で、学童に多い。側湾症。
せき‐ちょ【尺楮】
ちょっとした手紙。寸楮。
せき‐ちょう【石腸】
きわめて堅固な意志。鉄石心。「鉄心—」
せき‐ちん【赤沈】
「赤血球沈降速度」の略。
せき‐つい【脊椎】
脊柱をなす骨。脊椎骨。
せきつい‐インプラント【脊椎インプラント】
脊椎の変性・変形を伴う疾患に対して、脊椎に埋め込み、不安定な部分を固定・安定化したり、変形した部分を矯正する器具。...
せきつい‐えん【脊椎炎】
脊椎に起こる炎症。多くは脊椎カリエスとよばれる結核性の炎症であるが、化膿菌(かのうきん)によって起こるものもある。
せきつい‐カリエス【脊椎カリエス】
脊椎骨の結核。疼痛(とうつう)があり、脊椎の運動が制限され、進行すると椎体が破壊され、膿瘍(のうよう)を形成し、脊...
せきつい‐かん【脊椎管】
⇒脊柱管
せきついかんきょうさく‐しょう【脊椎管狭窄症】
⇒脊柱管狭窄症
せきつい‐こつ【脊椎骨】
脊柱を構成する骨。椎骨。
せきついすべり‐しょう【脊椎辷り症】
上部の脊椎が下の脊椎に対して、前方あるいは後方にずれた状態。脊椎分離症に伴うことが多い。
せきつい‐どうぶつ【脊椎動物】
脊索動物門に属する亜門の一つ。体は左右相称で、支持器官として脊椎をもつ動物。魚類・両生類・爬虫(はちゅう)類・鳥類...
せきついぶんり‐しょう【脊椎分離症】
脊椎が、脊椎骨の関節を構成している上関節突起と下関節突起との間で分離し、前部と後部に分かれている状態。腰痛の原因と...
せきつい‐わんきょく【脊椎湾曲】
脊椎が屈曲すること。後湾・前湾・側湾がある。結核・くる病・筋萎縮(きんいしゅく)症などにみられるが、発育期に姿勢の...
せき‐づる【関弦/禦弦】
昔、戦陣で用いた弓弦の一。弦苧(つるお)に黒く漆を塗った上に絹糸を巻き、さらにこれを漆で塗り固めたもの。
せき‐て【関手】
⇒関銭(せきせん)
せき‐てい【石庭】
庭石を主体として構成した庭園。いしにわ。
せき‐てい【石鼎】
石製のかなえ。
せき‐てい【席亭】
1 落語・講談などを聞かせる常設の演芸場。寄席(よせ)。 2 寄席の亭主。寄席の主人。
せき‐てがた【関手形】
⇒関所手形
せき‐てっこう【赤鉄鉱】
鉄の酸化物からなる鉱物。結晶質のものは灰黒色、塊状で産出するものは赤色。三方晶系。最も重要な鉄の鉱石。ヘマタイト。
せき‐てつ【尺鉄】
短い刃物。わずかな武器。寸鉄。しゃくてつ。
せきてつ‐いんせき【石鉄隕石】
鉄・ニッケル合金と珪酸塩(けいさんえん)鉱物とをほぼ等量に含む隕石。
せき‐てん【釈奠】
《「釈」「奠」ともに、供え物を置く意》陰暦2月と8月の上の丁(ひのと)の日に孔子を祭る儀式。古代中国では先帝先師の...
せき‐でら【関寺】
滋賀県大津市逢坂にあった寺。今は廃寺。5丈(約15メートル)の弥勒菩薩像で知られた。
せきでらこまち【関寺小町】
謡曲。三番目物。世阿弥作か。古今集などに取材。老女となった小野小町が関寺の住職に華やかだった往事と歌道を語り、稚児...
せき‐でん【夕電】
夕方のいなびかり。消えやすくはかないもののたとえ。
せき‐でん【籍田/藉田】
古代中国で、宗廟に供える穀物を天子みずから耕作した儀式。また、その田。日本でも行われた。
せき‐とう【石刀】
縄文時代終わりころの磨製石器の一。東北地方に分布し、長さ約30センチの、刃が内側に反った石剣。
せき‐とう【石塔】
1 石造の仏塔。仏舎利を安置するための供養塔。のちには高僧などの墓としてもつくられた。 2 石の墓標。はかいし。墓碑。
せきとう【石濤】
[1642〜1707]中国、清初の画家。姓は朱、名は若極。法名、道済または原済。字(あざな)は石濤。号、苦瓜(くか...
せき‐とう【石磴】
石段。また、石の多い坂道。「—が五六段手にとる様に見える」〈漱石・草枕〉
せきとうき【石頭記】
「紅楼夢(こうろうむ)」の原題。
せきとう‐きせん【石頭希遷】
[700〜790]中国、唐代の禅僧。六祖慧能(えのう)・青原行思(せいげんぎょうし)に師事。衡山の南寺の石上に庵を...
せきとう‐しょく【赤橙色】
赤みの強い橙(だいだい)色。あかだいだい。
せき‐とく【尺牘】
《「牘」は文字を記す木札》手紙。書簡。書状。しゃくどく。
せき‐とく【碩徳】
徳の高い人。特に、高徳の僧。
せき‐とく【積徳】
徳を積むこと。積み重ねた徳。
せきとく‐ぶん【尺牘文】
手紙文。
せきと‐して【寂として】
[連語]⇒寂(せき)
せきとめ‐こ【堰き止(め)湖】
山崩れや、火山の噴出物、河川の堆積(たいせき)物やビーバーなどの生き物の営みなどによって川の水がせき止められてでき...
せき‐と・める【塞き止める/堰き止める】
[動マ下一][文]せきと・む[マ下二] 1 流れなどをさえぎりとめる。「車の流れを—・める」「川の水を—・める」 ...
せき‐とり【関取】
もと、大関の異称。現在では幕内および十両力士の敬称。紋服を着ることができ、まげも大銀杏(おおいちょう)に結う。