たかばたけ‐かしょう【高畠華宵】
[1888〜1966]挿絵画家。愛媛の生まれ。本名、幸吉。大衆雑誌や少年少女雑誌の挿絵で人気を博した。
たかばたけ‐たつしろう【高畠達四郎】
[1895〜1976]洋画家。東京の生まれ。フランスに留学、帰国後、独立美術協会の創立に参加。詩的な風景画で知られた。
たかばたけ‐もとゆき【高畠素之】
[1886〜1928]社会思想家。群馬の生まれ。堺利彦の売文社に入り、社会主義雑誌「新社会」の編集に参加。日本で初...
たか‐ばなし【高話】
[名](スル)大きな声で話をすること。また、その話。「船頭が—する聞馴れぬ埃及(エジプト)語には」〈荷風・ふらんす物語〉
たかばやし‐よういち【高林陽一】
[1931〜2012]映画監督。京都の生まれ。学生時代から8ミリ・16ミリの映画を制作、海外で評価されたのち、国内...
たか‐ば・る【高張る】
[動ラ四]値を高くつける。高く売る。「それからは身請け穿鑿(ぜんさく)。親方が—・る」〈浄・浪花鑑〉
たか‐ひ【高日】
高く天に照る日。また、天上。
たか‐ひかる【高光る】
[枕]空高く輝き光る意から、「日」にかかる。「—日の御子(みこ)やすみしし我が大君」〈記・中・歌謡〉
たか‐ひく【高低】
《「たかびく」とも》高いことと低いこと。また、高い所と低い所とがあって平らでないこと。でこぼこ。こうてい。「—のある道」
たか‐ひざまずき【高跪き】
両ひざを地につけて腰を伸ばした姿勢。また、その姿勢をとること。「—といふ居ずまひに」〈枕・五六〉
高日(たかひ)知(し)ら・す
《天上を治める意から》天皇・皇族など高貴の人が死去する。「泣沢(なきさは)の神社(もり)に神酒(みわ)据ゑ祈れども...
たかひと‐しんのう【幟仁親王】
[1812〜1886]有栖川(ありすがわ)宮韶仁(つなひと)親王の第1王子。明治天皇の書道・歌道の師範を務めた。
たか‐ひも【高紐】
1 鎧(よろい)の後胴に続く肩上(わたがみ)の先端と前胴の胸板(むないた)をつなぐ、懸け外しの鞐(こはぜ)をつけた...
たかひら【高平】
平安中期、備前の刀工。包平(かねひら)・助平とともに三平(さんぴら)の一人。生没年未詳。
たかひら‐こごろう【高平小五郎】
[1854〜1926]外交官。陸奥(むつ)の生まれ。欧米各国の公使を歴任。ポーツマス講和会議で小村寿太郎とともに全...
たか‐びしゃ【高飛車】
[名・形動] 1 将棋で、浮き飛車のこと。 2 相手に対して高圧的な態度をとること。また、そのさま。「—な物言い」...
たか‐びと【鷹人】
鷹狩りをする人。鷹匠(たかじょう)。
たか‐ふだ【高札】
1 ⇒こうさつ(高札) 2 入札で最も値段の高いもの。
たか‐ふほうわしぼうさん【多価不飽和脂肪酸】
不飽和脂肪酸のうち、炭化水素基の中に不飽和結合という二重結合を二つ以上もつ脂肪酸。体内で合成できない必須脂肪酸に含...
たか‐ふわごう【他家不和合】
異株、特にある特定の品種の花粉を受粉した場合、受精せず結実しないこと。交雑不和合。
たか‐ぶ【高歩】
高い歩合の利息。高利。
たか・ぶ【高ぶ】
[動バ上二]思い上がる。高慢になる。高ぶる。「心—・びて順(まつろ)ふこと無し」〈安閑紀〉
たか‐ぶり【高ぶり/昂り】
1 高ぶること。興奮すること。「感情の—」 2 尊大なこと。また、その振る舞い。「—来たれば恥もまた来たる」
たか‐ぶ・る【高ぶる/昂る】
[動ラ五(四)] 1 気分・感情などが高まる。興奮状態になる。「神経が—・る」「気持ちが—・る」 2 思い上がった...
たかべ【鰖】
スズキ目タカベ科の海水魚。全長約20センチ、背部は青緑色で黄色の縦帯がある。本州中部以南の太平洋岸に分布。プランク...
たかべ【沈鳧/鸍】
コガモの古名。〈和名抄〉
たか‐べい【高塀】
高くつくった塀。
たか‐ほ【高帆】
江戸時代、大型帆船の本帆(ほんぽ)の上に、高くかける小型の帆。
たかほこ‐ぬま【鷹架沼】
青森県、下北半島の付け根にある海跡湖。周囲22キロメートル、面積5.7平方キロメートル、水深7メートル。ガン・カモ...
たか‐ぼうき【竹箒】
「たけぼうき(竹箒)」に同じ。
たか‐ぼうし【高帽子】
帽子の山の高いもの。山高帽子。
たかま‐が‐はら【高天原】
日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)をはじめ多くの神々が住んでいたとされる天上の世界。「根の国」「底つ国」...
たか‐まき【高捲き】
[名](スル)沢の登降で、通過困難な滝や岩壁を避けて、山腹を高く迂回すること。
たか‐まきえ【高蒔絵】
蒔絵の技法の一。模様の部分を肉上げし、その上に蒔絵を施したもの。鎌倉中期に始まる。→平蒔絵(ひらまきえ)
たか‐まくら【高枕】
1 木枕の上に小さなくくり枕をつけたもの。日本髪の髪形の崩れるのを防ぐために用いられた。箱枕・舟底枕など。 2 枕...
たか‐まげ【高髷】
「高島田」に同じ。
たかまつ【高松】
香川県中部の市。県庁所在地。四国の玄関口として海陸交通の要地。もと松平氏の城下町。高松城趾・屋島・栗林(りつりん)...
たかまつ‐くうこう【高松空港】
香川県高松市にある空港。国管理空港の一。平成元年(1989)新高松空港として開港。平成3年(1991)現名称に変更...
たかまつ‐し【高松市】
⇒高松
たかまつ‐じょう【高松城】
高松にあった城。戦国時代、毛利氏の属将清水宗治の居城。天正10年(1582)羽柴秀吉(豊臣秀吉)の水攻めで開城。 ...
たかまつ‐だいがく【高松大学】
高松市にある私立大学。平成8年(1996)の設立。
たかまつづか‐こふん【高松塚古墳】
奈良県高市郡明日香村にある7世紀末か8世紀初めの円墳。男女の従者像や青竜・白虎・玄武・星座などの極彩色の壁画が昭和...
たかまつ‐の‐みや【高松宮】
皇族の一家。江戸初期、後陽成天皇の皇子好仁(よしひと)親王に始まる。その後有栖川(ありすがわ)宮と改称、威仁(たけ...
たかまど‐やま【高円山】
《古くは「たかまとやま」》奈良市春日山の南に続く山。西麓に聖武天皇の離宮があった。[歌枕]「ますらをのさつ矢手(た...
たか‐まど【高窓】
煙出しや彩光のために部屋の天井近くに設けた窓。
たかまど‐の‐みや【高円宮】
宮家の一。昭和59年(1984)、三笠宮崇仁親王の第3子憲仁(のりひと)親王が創立。
たかま‐の‐はら【高天原】
《「たかあまのはら」の音変化》 1 「たかまがはら」に同じ。 2 大空。天空。「曇りなく—に出でし月八百万代(やほ...
たかま‐やま【高間山/高天山】
奈良県にある金剛山の異称。
たか‐まゆ【高眉】
公家の子弟が元服するとき、眉をそり落とし、その上に墨で二つの丸い点を描いたもの。→殿上(てんじょう)眉
たか‐ま・る【高まる】
[動ラ五(四)]物事の程度が増してくる、高くなる、大きくなる、また、強くなる。「人気が—・る」「波音が—・る」「関...