たけ‐べら【竹篦】
竹を削って作ったへら。
たけ‐ぼうき【竹箒】
竹の小枝を束ね、竹の幹を柄としたほうき。地面を掃くのに用いる。たかぼうき。
たけみかづち‐の‐かみ【武甕槌神/建御雷神】
日本神話で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が火神を切り殺したとき、剣に付着した血から化生(けしょう)した神。経津主神...
たけみくまり‐じんじゃ【建水分神社】
大阪府南河内郡千早赤坂村にある神社。祭神は天水分神(あめのみくまりのかみ)・天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)...
たけみずわけ‐じんじゃ【武水別神社】
長野県千曲(ちくま)市にある神社。祭神は武水別神(たけみずわけのかみ)と八幡大神。別称、八幡宮。
たけ‐みつ【竹光】
《刀匠の名の兼光・国光などの「光」をつけていう》 1 竹を削って、刀身にみせかけたもの。 2 よく切れない刀をのの...
たけみつ‐とおる【武満徹】
[1930〜1996]作曲家。東京の生まれ。ほぼ独学で作曲を学び、独創的な音響世界を創りあげた。勅使河原宏監督の「...
たけみなかた‐の‐かみ【建御名方神】
日本神話で、大国主命の子。武神としての性格をもつ。武甕槌神(たけみかづちのかみ)らが葦原の中つ国の国譲りを大国主命...
たけみや‐けいこ【竹宮恵子】
[1950〜 ]漫画家。徳島の生まれ。少女漫画の地位を確立し、後進を牽引した第一人者。SF・恋愛もの・歴史ものなど...
たけ‐むら【竹群/竹叢】
竹やぶ。竹林。たかむら。
たけもと【竹本】
姓氏の一。 竹本義太夫に始まる、浄瑠璃(義太夫節)の太夫の家名。また、歌舞伎の伴奏音楽としての義太夫節の通称。 [...
たけもと‐ぎだゆう【竹本義太夫】
(初世)[1651〜1714]浄瑠璃の太夫。義太夫節の始祖。大坂の人。本名、五郎兵衛。初め清水(きよみず)理兵衛に...
たけもと‐こしじだゆう【竹本越路太夫】
義太夫節の太夫。 (2世)竹本摂津大掾(せっつだいじょう)の前名。 (3世)[1865〜1924]大坂の生まれ。2...
たけもと‐ざ【竹本座】
人形浄瑠璃の劇場。貞享元年(1684)初世竹本義太夫が大坂道頓堀に創設。近松門左衛門を座付き作者とし、東の豊竹座と...
たけもと‐せっつだいじょう【竹本摂津大掾】
[1836〜1917]義太夫節の太夫。大坂の生まれ。本名、二見亀太郎、通称、金助。5世竹本春太夫に師事。初め南部太...
たけもと‐ちくごのじょう【竹本筑後掾】
⇒竹本義太夫
たけもと‐りゅう【竹本流】
浄瑠璃の一派。広義には、義太夫節のこと。狭義には、豊竹座の東風(ひがしふう)に対する竹本座の西風(にしふう)の浄瑠...
たけ‐や【竹屋】
1 竹を売る店、または売る人。 2 竹でつくった粗末な家。
たけや‐がみ【竹屋紙】
赤黒く染めた厚手の大きな油紙。江戸時代、江戸日本橋の竹屋がタバコ入れに加工して売ったことからついた名。羊羹(ようか...
竹屋(たけや)の火事(かじ)
《竹が燃えると、はじけて音を出すところから》怒って、ぽんぽん言うさまをいう。
たけ‐やぶ【竹藪】
たくさんの竹が生えている所。たけばやし。たかむら。たかやぶ。
竹藪(たけやぶ)に矢(や)を射(い)るよう
《見えない目標に向かって矢を射る意から》むだなことのたとえ。
たけ‐やま【茸山】
きのこの生える山。また、きのこの生えている山。《季 秋》
たけや‐まち【竹屋町】
《京都の竹屋町で作ったという》金紗(きんしゃ)の織物の一つ。茶・萌黄(もえぎ)・紺などの色の紗の地に平金糸で文様を...
たけやまち‐どおり【竹屋町通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。丸太町通り南側の小路で、二条城の北堀に沿う。全長約3.1キロ。平安京の大炊御門...
たけやま‐みちお【竹山道雄】
[1903〜1984]評論家・ドイツ文学者。大阪の生まれ。小説「ビルマの竪琴」、評論「昭和の精神史」など。
たけ‐やらい【竹矢来】
竹をあらく交差させてつくった囲い。
たけ‐やり【竹槍】
竹ざおの先を鋭く斜めに切り落として、槍の代わりに用いるもの。
たけ‐ようじ【竹楊枝】
竹を薄く細く削り、その端に毛を植えつけた楊枝。歯を磨くのに用いる。
たけり‐くる・う【猛り狂う】
[動ワ五(ハ四)]興奮して、大声で叫んだり暴れたりする。「—・った群衆の波」
たけり‐た・つ【哮り立つ】
[動タ五(四)]けものなどが興奮して、盛んに大声でほえたてる。「—・つ獅子(しし)」
たけり‐た・つ【猛り立つ】
[動タ五(四)]すっかり興奮する。ひどく興奮する。「—・つ心を抑える」
たける【梟帥/建】
古代、その地方に威を振るっていた勇猛な種族の長の称。「日本(やまと)—」「出雲—」
たけ・る【哮る】
[動ラ五(四)]けものなどが荒々しくほえる。また、大声で叫ぶ。「猛虎(もうこ)が—・る」
たけ・る【猛る】
[動ラ五(四)] 1 荒々しく行動する。激しく荒れる。暴れる。「—・る馬を押さえる」「海が—・る」 2 興奮して、...
た・ける【長ける/闌ける】
[動カ下一][文]た・く[カ下二] 1 盛りの時期・状態になる。たけなわになる。「日が—・ける」「春が—・ける」 ...
たける‐べ【建部】
大和朝廷時代の部民(べみん)の一。日本武尊(やまとたけるのみこと)の名を残すために設けられたという名代部(なしろべ)。
竹(たけ)を割(わ)ったよう
《竹は一直線に割れるところから》気性のさっぱりしているさま。「—な性格の人」 [補説]「竹を切ったよう」とするのは誤り。
た‐けん【他見】
ほかの人が見ること。また、ほかの人に見せること。「—をはばかる書類」