たまがわ‐おんせん【玉川温泉】
秋田県東部、仙北市にある温泉。焼山(やけやま)の西麓、玉川の上流にある。泉質は塩化物泉・含鉄泉・酸性泉など。
たまがわ‐かつたろう【玉川勝太郎】
[1896〜1969](2世)浪曲師。東京の生まれ。本名、石渡金久。2世広沢虎造と並び称される名調子で、「天保水滸...
たまがわ‐じょうすい【玉川上水】
東京都羽村市で多摩川の水を取り入れ、新宿区四谷大木戸に至る用水路。江戸時代、江戸の飲料水供給のため、玉川庄右衛門・...
たまがわ‐だいがく【玉川大学】
東京都町田市にある私立大学。昭和4年(1929)中学部までの玉川学園として開校。昭和22年(1947)に旧制大学と...
たまがわ‐どおり【玉川通り】
国道246号線の、東京都渋谷区桜丘町と世田谷区玉川の間における呼び名。三軒茶屋・用賀を抜けて多摩川に至る。
たまがわ‐ほととぎす【玉川杜鵑】
ユリ科の多年草。山地の湿地に生え、高さ30〜50センチ。葉は楕円形で、基部が茎を抱く。夏、紫色の点のある黄色い花を...
た‐まき【手纏/環/鐶】
《手に巻くものの意》 1 上代の装身具。玉や鈴にひもを通して手に巻いたもの。くしろ。 2 弓を射るとき、左のひじを...
たま‐きず【弾傷/玉傷】
鉄砲で撃たれてできた傷。銃創(じゅうそう)。
手纏(たまき)の端(はし)無(な)きが如(ごと)し
環状の手纏のように、いつまでも巡り巡って、終わるところのないたとえ。
たまきはる
⇒たまきわる
たまきわる【たまきはる】
鎌倉前期の日記。1巻。藤原俊成の娘、建春門院中納言の作。建保7年(1219)成立。女房として宮中に仕えた生活を、老...
たま‐きび【玉黍】
1 トウモロコシの別名。 2 タマキビガイの別名。
たまきび‐がい【玉黍貝】
タマキビガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁上に群生し、貝殻は球状の円錐形。乾燥に強い。たまきび。
たまき‐やま【玉置山】
奈良県南部、吉野郡十津川村にある山。標高1076メートル。大峰山脈最南端、十津川と北山川の合流点北側に位置する。大...
たま‐きゅうりょう【多摩丘陵】
関東地方南西部、多摩川と境川との間の丘陵。西は高尾山麓から東は横浜市まで伸びる。宅地化が進行。
たまき‐りゅう【玉置流】
和様書道の流派の一。御家流(おいえりゅう)の分派で、玉置半助を祖とする。
たま‐きわる【魂極る】
[枕]「命」「世」「うち(現)」「わ」などにかかる。語義・かかり方未詳。「—命惜しけどせむすべもなし」〈万・八〇四...
たまぎく【玉菊】
[1702〜1726]江戸中期の遊女。江戸新吉原の太夫をつとめ、才色兼備で諸芸にすぐれた。
たまぎく‐どうろう【玉菊灯籠】
玉菊の追善のため新吉原で引手茶屋の軒ごとに掛け連ねた盆灯籠。年中行事の一つとなった。
たま‐ぎぬ【玉衣/珠衣】
玉を飾ったような美しい衣服。りっぱな衣服。たまごろも。「白妙の露の—上にきてからなでしこの花やねぬらん」〈夫木・九〉
たま‐ぎぬ【玉絹】
縦糸に生糸または玉糸、横糸に玉糸を用いて平織りにした絹織物。埼玉・福島・群馬県などの産。
たまぎぬ‐の【玉衣の】
[枕]美しい衣服のきぬずれの音から、その擬声語「さゐさゐ」にかかる。「—さゐさゐしづみ家の妹(いも)に」〈万・五〇三〉
たま‐ぎ・る【魂消る】
[動ラ五(四)]「たまげる」に同じ。「『人殺し!』と老婆の—・る声」〈木下尚江・良人の自白〉 [動ラ下二]こわがる...
たま‐ぎわ【球際】
球技で、ボールに対応した動作、またはボールの処理を行おうとするところ。多く、野球での捕球時や、サッカーでのボールの...
たま‐く【多摩区】
⇒多摩
たま‐ぐし【玉串/玉籤】
1 《古くは「たまくし」とも》幣帛(へいはく)の一。サカキなど常緑樹の小枝に紙の幣(ぬさ)あるいは木綿(ゆう)をつ...
たま‐くしげ【玉櫛笥/玉匣】
[名]くしげの美称。「この箱を開きて見てばもとのごと家はあらむと—少し開くに」〈万・一七四〇〉 [枕] 1 くしげ...
たま‐くしろ【玉釧】
[名]玉をつないで作った腕輪。「其の女鳥の王の御手に纏(ま)かせる—を取りて己が妻(め)に与へき」〈記・下〉 [枕...
た‐まくら【手枕】
腕を枕として眠ること。てまくら。「朝寝髪我は梳(けづ)らじ愛(うるは)しき君が—触れてしものを」〈万・二五七八〉
たまぐし‐りょう【玉串料】
神道で、儀式のときに神前にささげる供物の金品。
たま‐ぐす【玉樟】
タブノキの別名。
たまぐすく‐ちょうくん【玉城朝薫】
[1684〜1734]琉球の官人・舞踊家。中国の冊封使(さくほうし)を歓待するため、踊奉行として組踊(くみおどり)...
たま‐ぐすり【玉薬/弾薬】
銃砲弾を発射するのに用いる火薬。だんやく。「剣砲に—を込め」〈条野有人・近世紀聞〉
たま・げる【魂消る】
[動ガ下一]《「たまきえる」の音変化》非常に驚く。肝をつぶす。びっくりする。たまぎる。「人出の多いのには—・げた」
たま‐こ【多摩湖】
東京都東大和市北部、狭山丘陵にある人造湖。都の上水道用水源として柳瀬川をせき止め、昭和2年(1927)完成。村山貯水池。
たま‐ころがし【玉転がし】
1 玉を転がすこと。また、その遊戯。 2 ビリヤードのこと。「—に負(まけ)て」〈魯文・胡瓜遣〉
たま‐ご【卵】
1 鳥・虫・魚などの雌から産み出される、殻や膜に包まれた球形のもの。孵化(ふか)すると子になる。卵(らん)。「—を...
たまごあらい【卵洗い】
立松和平の短編小説。同作を表題作とする連作短編集には「卵買い」「蛍の熱」「鳩がきた日」などを収め、平成4年(199...
たまご‐いろ【卵色】
1 鶏卵の黄身の色。薄黄色。 2 鶏卵の殻の色。白茶色。
たまごかけ‐ごはん【卵掛け御飯】
とき卵をご飯の上にかけて混ぜたもの。
たまご‐がた【卵形】
鶏卵に似た楕円形。たまごなり。らんけい。
たまご‐サラダ【卵サラダ】
ゆでたまごを粗くつぶし、マヨネーズと塩こしょうで調味したサラダ。
たまご‐サンド【卵サンド】
卵サラダ、または、厚焼き卵を挟んだサンドイッチ。
たまご‐ざけ【卵酒】
酒に鶏卵の黄身と砂糖を加え、温めた飲み物。寒さ防ぎや風邪のときに用いる。《季 冬》「岡惚(おかぼれ)で終りし恋や—...
たまご‐じょう【卵城】
《Castel dell'Ovo》イタリア南部、カンパニア州の都市ナポリ、サンタルチア地区にある古城。12世紀にノ...
たまご‐せんべい【卵煎餅】
小麦粉生地の煎餅で、原料に鶏卵の黄身をまぜて焼いたもの。
たまご‐たけ【卵茸】
テングタケ科のキノコ。夏から秋に、山林内に生え、傘の色は鮮紅色、ひだや茎は黄色。根元は卵状の白い壺(つぼ)で包まれ...
たまご‐つなぎ【卵繋ぎ】
そば切りなどで、つなぎに鶏卵を用いること。また、そのもの。
たまご‐てんぐたけ【卵天狗茸】
テングタケ科のキノコ。初めは卵形。平らに開くと傘の直径7〜10センチで、表面は帯黄緑色または暗緑色、ひだや茎は白い...
たま‐ごと【玉琴】
玉で飾った琴。また、琴の美称。「—、和歌に心をなし」〈浮・織留・六〉