たい‐ぎ【大儀】
[名・形動] 1 即位式・朝賀など、朝廷で行われる最も重要な儀式。大典。→中儀 →小儀 2 重大な事柄。大事なこと...
たいぎ【太祇】
⇒炭太祇(たんたいぎ)
たい‐ぎ【体技】
「格技(かくぎ)」に同じ。
たいぎ‐ご【対義語】
1 同一言語の中で、意味が正反対の関係にある語。一方を否定すれば必ず他方になる関係の「男⇔女」「生⇔死」などの場合...
大義(たいぎ)親(しん)を滅(めっ)す
《「春秋左伝」隠公四年から》君主や国家の大事のためには、肉親の情をも顧みない。大義のためには親兄弟をも犠牲にする。
大疑(たいぎ)は大悟(たいご)の基(もと)
大いに疑問を持つことは、のちに大きな悟りをひらくもとになるということ。
たいぎ‐めいぶん【大義名分】
1 人として、また臣として守るべき道義と節度。「—にもとる」 2 行動のよりどころとなる道理。また、事を起こすにあ...
たいぎめいぶん‐ろん【大義名分論】
君臣・父子の別をわきまえ、上下の秩序や礼節を重んじる思想。江戸時代、封建社会の倫理的支柱とされ、幕末には天皇に対す...
たい‐ぎゃく【大逆】
《「だいぎゃく」とも》人の道にそむく最も悪質な行為。君主や親を殺す類。
たいぎゃく‐ざい【大逆罪】
天皇・太皇太后・皇太后・皇后・皇太子・皇太孫に対して危害を加え、または加えようとすることによって成立した罪。犯した...
たいぎゃく‐じけん【大逆事件】
明治43年(1910)多数の社会主義者・無政府主義者が明治天皇の暗殺計画容疑で検挙された事件。大逆罪の名のもとに2...
たいぎゃく‐むどう【大逆無道】
はなはだしく人の道に背き、道理を無視すること。また、その行為。
たい‐ぎょ【大魚】
大きな魚。大鱗。
たい‐ぎょ【大漁】
⇒たいりょう(大漁)
たい‐ぎょう【大業】
1 規模の大きい事業。重大な事業。「維新の—」 2 天下を治める仕事。帝王の事業。「経国の—」 3 律令制で、官吏...
たい‐ぎょう【怠業】
[名](スル)⇒サボタージュ
たい‐ぎょう【戴顒】
[378〜441]中国、南北朝時代の宋の学者。銍(しつ)(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は仲若(ちゅうじゃく...
大魚(たいぎょ)を逸(いっ)◦する
大きな手柄を立てそこなう。また、大きな利益を手にしそこなう。
たい‐く【体躯】
からだ。また、からだつき。体格。「しなやかな—」
たい‐くう【大空】
1 おおぞら。 2 《「だいくう」とも》仏語。まったく何もないこと。人も物も実体がなく十方世界が空であること。 [...
たい‐くう【対空】
空からの攻撃に対抗すること。「—砲火」「—ミサイル」
たい‐くう【滞空】
航空機で空中を飛び続けたり、気球などで空中にとどまったりすること。「—時間」
たい‐くう【体腔】
「たいこう(体腔)」の慣用読み。医学ではこの読みを用いる。
たいくう【大空】
尾崎放哉の句文集。大正15年(1926)、放哉の没後、荻原井泉水(せいせんすい)が編纂(へんさん)して刊行。
たいくう‐きかんほう【対空機関砲】
低空から侵入する航空機を迎撃するために用いられる機関砲。高射機関砲。
たいくうきょう‐しゅじゅつ【体腔鏡手術】
⇒腹腔鏡手術
たいくう‐しょうめい【耐空証明】
航空機の安全性について、機体の構造・強度および飛行性能が基準に適合しているという国土交通大臣の証明。
たいくうない‐しょうしゃ【体腔内照射】
⇒腔内照射
たいくう‐ひょうじ【対空表示】
ヘリコプターや飛行機から視認できるよう、建物や路面、車両の上部に描かれる表示。地震や火災などの災害時に地上の目標物...
たい‐くつ【退屈】
[名・形動](スル) 1 することがなくて、時間をもてあますこと。また、そのさま。「散歩をして—をまぎらす」「読む...
たいくつ‐しのぎ【退屈凌ぎ】
退屈をまぎらすこと。また、その手段。ひまつぶし。「—にビデオを見る」 [補説]書名別項。→退屈しのぎ
たいくつしのぎ【退屈しのぎ】
高橋三千綱の短編小説。昭和49年(1974)に第17回群像新人文学賞を受賞した著者のデビュー作。同名の作品集は昭和...
たい‐くばり【体配り】
からだを構えること。また、その構え方。身構え。
タイ‐クリップ
ネクタイ止め。
たい‐くん【大君】
1 君主の尊称。 2 江戸時代、外国に対して用いた徳川将軍の称。
たい‐くん【大勲】
大きな手柄。偉大な勲功。
たい‐くん【帯勲】
勲章を身につけること。勲章を有していること。「—者」
たいくんのつうか【大君の通貨】
佐藤雅美の歴史経済小説。副題「幕末『円ドル』戦争」。昭和59年(1984)刊。翌年、第4回新田次郎文学賞を受賞。
タイクーン
主に実業界での大物・実力者。日本語の大君(たいくん)(徳川将軍のこと)から。
たい‐ぐ【大愚】
1 非常に愚かなこと。また、その人。⇔大賢。 2 自分をへりくだっていう語。
たい‐ぐう【対偶】
1 二つで組みになっているもの。対(つい)。「この線は、鬢(びん)の下端の線などと目立った—をしている」〈寅彦・浮...
たい‐ぐう【待遇】
[名](スル) 1 人をもてなすこと。あしらい。「—の良いホテル」「大切な客として—する」 2 給与・勤務時間など...
たいぐう‐ひょうげん【待遇表現】
聞き手や話題の中の人物に対して、話し手の尊敬や卑しめの気分を言い表す言語表現。→敬語 →卑罵語(ひばご)
たいぐりょうかん【大愚良寛】
相馬御風による良寛の研究書。大正6年(1917)3月から「早稲田文学」に連載を開始した同名の評論と、良寛ゆかりの地...
たい‐ぐるま【鯛車】
郷土玩具の一。張り子または木製の鯛に車をつけて引き回すようにしたもの。鹿児島県霧島市・新潟県三条市・埼玉県鴻巣(こ...
たい‐ぐん【大軍】
兵の数の多い軍隊。多くの軍勢。「—を率いる」
たい‐ぐん【大郡】
1 面積が広く、戸数・人口の多い郡。 2 古代の郡の等級の一。大化の制では40里の郡。律令制では20里以下16里以...
たい‐ぐん【大群】
動物などが非常に多く集まってつくる群れ。「バッタの—」
たい‐ぐん【退軍】
軍勢をまとめ、その陣地から退くこと。退陣。「—殊に整然として」〈竜渓・経国美談〉
大軍(たいぐん)に関所(せきしょ)なし
大勢で攻められると関所など役に立たない。大軍は防ぎようがないことをいう。