とう‐し【藤氏】
《「とうじ」とも》藤原姓の氏族。
とうじ【刀自】
⇒とじ(刀自)
とうじ【杜氏】
酒づくりの職人の長。また、その職人。さかとうじ。とじ。
とう‐じ【冬至】
二十四節気の一。太陽の黄経(こうけい)が270度に達する日をいい、太陽暦で12月22日ごろ。太陽の中心が冬至点を通...
とう‐じ【当事】
その事柄に直接関係すること。
とう‐じ【当時】
1 過去のある時点、ある時期。その時。そのころ。「—を思い出す」「—はやった曲」「終戦—」 2 現在。いま。「—人...
とう‐じ【東寺】
教王護国寺の異称。→西寺
とう‐じ【悼辞】
人の死を悲しみいたむ言葉。弔辞(ちょうじ)。
とう‐じ【湯治】
[名](スル)温泉に入って病気などを治療すること。「術後に温泉場で—する」
とう‐じ【答辞】
祝辞・送辞などに対する答礼として述べる言葉。
とう‐じ【統治】
[名](スル)⇒とうち(統治)
とう‐じ【蕩児】
正業を忘れて、酒色にふける者。放蕩むすこ。遊蕩児。蕩子(とうし)。
とう‐じ【登時】
[副]すぐに。即座に。もと、軍隊でも用いられた。
とうじ‐いん【等持院】
京都市北区にある臨済宗天竜寺派の寺。山号は万年山。開創は興国2=暦応4年(1341)、開基は足利尊氏(あしかがたか...
とうじ‐うめ【冬至梅】
⇒とうじばい(冬至梅)
とうじ‐カボチャ【冬至カボチャ】
冬至にカボチャを食べる風習。野菜の乏しい冬の時季の祭りの供え物の意味があった。
とう‐じき【当色】
1 位階に相当する服色。養老の衣服令では、一位は深紫、二・三位は浅紫、四位は深緋(ふかひ)、五位は浅緋、六位は深緑...
とう‐じき【陶磁器】
陶器と磁器。広義には、粘土に長石・石英などの粉末をまぜて成形・焼成した製品の総称。素地(きじ)の質や焼成温度などに...
とう‐じく【等軸】
結晶系の中で、結晶軸が互いに直交し、長さが等しいもの。
とうじく‐しょうけい【等軸晶系】
結晶系の一。3本の結晶軸が互いに直交し、三軸の長さが等しいもの。ダイヤモンド・岩塩・黄鉄鉱などがこれに属する。立方晶系。
とうじ‐ご【頭字語】
語群を構成する各語の先頭の文字や音節を表す文字をつづり合わせて作った語。ユネスコ(UNESCO)・レーダー(rad...
とうじ‐しゃ【当事者】
1 その事柄に直接関係している人。 2 ある法律関係に直接関与する人。
とうじしゃ‐いしき【当事者意識】
自分自身が、その事柄に直接関係すると分かっていること。関係者であるという自覚。「—をもつ」
とうじしゃ‐さんか【当事者参加】
係属中の民事訴訟に第三者が当事者として参加すること。
とうじしゃ‐しゅぎ【当事者主義】
訴訟の主導権を当事者にゆだね、裁判所は中立的な審判者としての地位に立って裁断する訴訟上の主義。→職権主義
とうじしゃ‐てきかく【当事者適格】
民事訴訟で、訴訟物とされた一定の権利関係について、訴訟当事者として訴訟を追行し本案判決を受けるために必要な資格。訴...
とうじしゃ‐のうりょく【当事者能力】
訴訟法上、訴訟の当事者となることができる能力。原則として、自然人・法人はすべてこれを有し、権利能力のない社団または...
とうじ‐せい【等時性】
振り子などの周期運動で、周期が振幅の大きさに無関係に一定であること。
とうじせいほう【陶磁製方】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山の著作。元文2年(1737)9月に書かれた入門書で、作陶方法などを記している。大...
とうじ‐せん【冬至線】
南回帰線のこと。→夏至線
とうじ‐たい【等時帯】
同じ標準時を用いる地域。経度が15度ごとの子午線を基準として定められた経帯時と異なり、国境や大都市の位置を考慮して...
とう‐じつ【冬日】
1 冬の日。冬。 2 冬の日光。
とう‐じつ【当日】
その日。そのことがある日、またあった日。「詳細は—知らせる」「大会—」
とうじつ‐けん【当日券】
使用する当日に販売・購入する券。また、興行が行われる当日に売り出される入場券。前売り券の販売状況などにより枚数が限...
とうじ‐てん【冬至点】
黄道上で、黄経270度の点。黄道上で最も南にあり、太陽がこの点に来たときが冬至。
とうじ‐どおり【東寺通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。八条通りと九条通りの間を、東寺を挟んで伸びる。全長約2.6キロ。平安京の九条坊...
とうじ‐ば【湯治場】
湯治のために行く温泉場。
とうじ‐ばい【冬至梅】
梅の一品種。白い花が冬至のころから咲きはじめる。《季 冬》「—暖炉の側でふくらみぬ/青邨」
とうじ‐ひゃくごうもんじょ【東寺百合文書】
東寺(教王護国寺)に伝わる文書群。平安時代から江戸時代初期までの仏事や寺院経営などに関するさまざまな文書で、数は2...
とう‐しみ【灯心】
《「とうじみ」とも》「とうしん(灯心)」に同じ。「髪は—を戴きたるやうにて」〈今昔・二九・二六〉
どう‐しゃ【堂舎】
《「堂」は大きな家、「舎」は小さな家の意。古くは「とうじゃ」「どうじゃ」とも》大小の建物。特に、社寺の建物。
とう‐じゃく【闘雀】
《「とうしゃく」とも》戦っている雀(すずめ)。
闘雀(とうじゃく)人(ひと・にん)を恐(おそ)れず
弱い雀のような鳥でも必死で戦っているときは、人が近づいても恐れない。
とう‐じゃくぼう【湯若望】
⇒アダム=シャール
とうじゅ‐いん【等澍院】
北海道様似郡様似町にある天台宗の寺。山号は帰嚮山。寺伝によれば円空の創建という。江戸幕府が文化元年(1804)北辺...
とう‐しゅう【答酬】
《古くは「とうじゅう」とも》相手の問いに対して答えること。返答。また、返事の手紙の表に書き添える語。
とう‐じゅう【当住】
現在の住職。現住。
とうじゅうろうのこい【藤十郎の恋】
菊池寛の小説。大正8年(1919)、大阪毎日新聞で発表。のちに1幕3場の戯曲に書き改め、大正9年(1920)刊行の...
とうじゅ‐がくは【藤樹学派】
中江藤樹の学説を継ぎ、またはその系統に属する学派。王陽明の致良知(ちりょうち)説を奉じ、実行を本旨とする。江西学派。
とう‐じゅく【登熟】
穀類などが、出穂のあと成熟していくこと。