ないぶ‐とうせい【内部統制】
企業や行政機関などにおいて、業務が適正かつ効率的に遂行されるように組織を統制するための仕組み。組織内で不正・違法行...
ないぶとうせい‐かんさほうこくしょ【内部統制監査報告書】
企業が作成する内部統制報告書に関して、会計監査人が意見を記載した報告書。金融商品取引法により、すべての上場企業に、...
ないぶとうせい‐ほうこくしょ【内部統制報告書】
企業において、財務報告の適正性を確保するために必要な内部統制の仕組みが有効に機能しているかどうかを、経営者が自ら評...
ないぶとうせい‐ほうこくせいど【内部統制報告制度】
財務報告の信頼性を確保するため、企業に内部統制の強化を求める制度。金融商品取引法に基づき、平成20年(2008)か...
ないぶどうさ‐しゅうはすう【内部動作周波数】
《internal clock》⇒内部クロック
ないぶ‐は【内部波】
密度が異なる流体の間に生じる、重力を復元力とする波。海面下の表層に塩分濃度が薄い海水がある場合などに生じ、船の推進...
ないぶ‐バス【内部バス】
《internal bus》コンピューターで、CPU内部またはCPUとキャッシュメモリーなどを結ぶ信号路。→外部バス
ないぶ‐ひばく【内部被曝】
体内に取り込まれた放射性物質による被曝。汚染された飲食物を経口摂取したり、放射性の粉塵を肺に吸い込んだりするほか、...
ないぶ‐ぶきょく【内部部局】
国の行政機関である府・省・庁・委員会に設置される内部組織の総称。官房・局・部・課・室などがある。内局。
ないぶほうこく‐かいけい【内部報告会計】
⇒管理会計
ないぶ‐まさつ【内部摩擦】
物質内部の各部分に働く運動摩擦。流体では、流速の大きい部分と小さい部分との間に生じる抵抗、すなわち粘性としてあらわ...
ないぶ‐りゅうほ【内部留保】
企業の利益金額から配当金・租税などの社外流出分を除いた部分を社内に留保すること。また、その金額。法律で定められた利...
ないぶ‐りょうしすう【内部量子数】
量子力学において粒子の状態を特徴づける、運動量や座標によらない量子数。電荷、ストレンジネスなどがある。
ない‐ぶん【内分】
[名](スル) 1 表沙汰にしないでおくこと。内聞。「事件を—にする」 2 線分上に点をとり、その線分をある比に分...
ない‐ぶん【内文】
内印を押した公式文書。うちぶみ。→外文(げぶん)
ない‐ぶん【内聞】
[名](スル) 1 内々に聞くこと。非公式に身分の高い人の耳に入ること。「—に達する」 2 表沙汰にしないこと。内...
ない‐ぶんぴ【内分泌】
⇒ないぶんぴつ(内分泌)
ない‐ぶんぴつ【内分泌】
生体内の分泌腺が分泌物を直接に血液などの中へ出すこと。ないぶんぴ。⇔外分泌。
ないぶんぴつ‐いじょう【内分泌異常】
甲状腺・下垂体・副腎・膵臓などから分泌されるホルモンのバランスに異常が生じること。
ないぶんぴつかくらん‐かがくぶっしつ【内分泌攪乱化学物質】
⇒環境ホルモン
ないぶんぴつかくらん‐ぶっしつ【内分泌攪乱物質】
⇒環境ホルモン
ないぶんぴつ‐きかん【内分泌器官】
⇒内分泌腺
ないぶんぴつ‐せん【内分泌腺】
導管がなく、分泌物(ホルモン)を血液・体液・リンパ中に放出する腺。脊椎動物では脳下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎・膵...
ないへいさ‐きん【内閉鎖筋】
臀部(でんぶ)の深層にあり、股関節を外旋させる筋肉(深層外旋筋)の一つ。骨盤の内面で閉鎖膜とその周囲から起こり、小...
ないへい‐せい【内閉性】
自分自身の内に閉じこもり、現実世界に背を向ける傾向。自閉性。
ない‐へき【内壁】
内側の壁。また、壁の内側。「胃の—」⇔外壁。
ない‐へん【内辺】
うちがわ。内面。⇔外辺。
ない‐へん【内変】
内部の変化。また、国内の変事。
ない‐へん【内編/内篇】
主に漢籍で、著者が言おうとする要旨を述べた中心部分。⇔外編。
ない‐べん【内弁/内辨】
即位や朝賀などの節会の際、承明門内で諸事を取り計らった公卿。→外弁(げべん)
ない‐ほう【内方】
1 内部のほう。うちがわ。⇔外方。 2 (「内宝」とも書く)他人の妻を敬っていう語。内儀。内室。うちかた。「高砂歌...
ない‐ほう【内包】
[名](スル) 1 内部にもっていること。「多大のリスクを—する計画」 2 論理学で、概念が適用される事物に共通な...
ない‐ほう【内法】
1 (‐ハフ) 内側の寸法。うちのり。 2 (‐ホフ) 仏語。他の宗教に対し、仏法。⇔外法(げほう)。
ない‐ほう【内報】
[名](スル)内々に知らせること。また、その知らせ。「関係者に結果を—する」
ないほう‐りょう【内包量】
温度や速度のように、加え合わせても意味のない量。⇔外延量。
ないほろ【内幌】
ロシア連邦の町ゴルノザボーツクの、日本領時代の名称。
ないほん‐そく【内翻足】
⇒内反足(ないはんそく)
ナイポール
[1932〜2018]英国の小説家。トリニダード‐トバゴ出身、インド系移民の子。西インド諸島のインド系社会の貧困と...
ない‐まく【内幕】
外部には知られていない内部の事情。うちまく。「—を暴露する」
ない‐まく【内膜】
体内器官の内側の膜。
ないまく‐しょう【内膜症】
⇒子宮内膜症
ない‐まぜ【綯い交ぜ】
1 種々の色糸をより合わせて、紐(ひも)などをなうこと。 2 いろいろのものをまぜ合わせて一緒にすること。「虚実を...
ない‐ま・ぜる【綯い交ぜる】
[動ザ下一][文]なひま・ず[ザ下二] 1 種々の色糸をより合わせて紐(ひも)などにする。「五色の糸を—・ぜる」 ...
ナイマン
10〜13世紀に、中央アジアのアルタイ山脈地方で遊牧したトルコ系部族。モンゴル軍によって1218年に滅亡。
ない‐み【内見】
江戸時代、代官が検見(けみ)を実施する以前に、村役人があらかじめ収穫量の調査を行ったこと。ないけん。
ない‐みつ【内密】
[名・形動]表沙汰にしないこと。また、そのさま。内緒。「—に事を運ぶ」
ない‐みょう【内明】
五明(ごみょう)の一。仏教の教理を研究する学問。内術。
ない‐みょうぶ【内命婦】
律令制で、五位以上の位階を持つ女官の称。特定の職掌はないが、儀式などに参加した。ひめもうちぎみ。→外命婦(げみょうぶ)
ない‐む【内務】
1 国内の政務。⇔外務。 2 地方行政・警察・土木・衛生などに関する政務の総称。内務行政。 3 軍隊で、日常生活に...
ないむ‐きょう【内務卿】
明治18年(1885)の官制改革以前の内務省の長官の称。