なが‐こゆい【長小結】
「長小結の烏帽子(えぼし)」に同じ。
ながこゆい‐の‐えぼし【長小結の烏帽子】
折(おり)烏帽子の一。小結の結び余りを左右に長く出したもの。元服したての冠者が着用した。長組輪(ながくみわ)の烏帽...
なが‐ごと【長言】
長々と話をすること。長話。「にくきもの。急ぐことある折に来て—する客人(まらうど)」〈枕・二八〉
なが‐ごと【長事】
長々しい事柄。「今を春べの顔見せに、日も—の御退屈」〈浄・二枚絵草紙〉
なが‐さ【長さ】
1 長いこと。また、その度合い。「昼の—」 2 数学で、直線または曲線に沿って測った2点間の距離。「線分ABの—」
なが‐ざいふ【長財布】
紙幣を折り曲げずに入れられる財布。形状は薄手のものと、カードや小銭も入る厚みのあるものとがある。
なが‐ざお【長竿/長棹】
《「ながさお」とも》 1 長いさお。さお竹・釣りざおなどの長いもの。 2 長持をいう女房詞。 3 《長いさおで、帰...
ながさき【長崎】
九州地方北西部の県。もとの肥前の西半部と壱岐(いき)・対馬(つしま)2国にあたる。人口142.7万(2010)。 ...
ながさきウエスレヤン‐だいがく【長崎ウエスレヤン大学】
鎮西学院大学の旧称。
ながさき‐うんじょう【長崎運上】
江戸幕府が、長崎貿易を独占した長崎会所に課した運上金。
ながさき‐え【長崎絵】
江戸時代、唯一海外に開かれた港町長崎で作られた木版画。異国の風俗を題材としたもの。
ながさき‐かいしょ【長崎会所】
江戸時代、長崎における貿易統制や会計事務などを扱った会所。長崎商人の自治団体で、長崎奉行の監督を受けた。→長崎貿易
ながさき‐がいこくごだいがく【長崎外国語大学】
長崎市にある私立大学。平成13年(2001)の開設。
ながさき‐くうこう【長崎空港】
長崎県大村市にある空港。国管理空港の一。本土部分と大村湾の箕島(みしま)を埋め立てて作った部分に分かれ、前者は大村...
ながさき‐くんち【長崎くんち】
長崎市、諏訪神社の大祭。10月7日から3日間。竜踊(じゃおどり)など、奉納踊りが名物。
ながさき‐けん【長崎県】
⇒長崎
ながさきけんりつ‐だいがく【長崎県立大学】
長崎県佐世保市にある公立大学。長崎県立短期大学を母体に、昭和42年(1967)長崎県立国際経済大学として発足。平成...
ながさき‐げんばくしりょうかん【長崎原爆資料館】
長崎に投下された原子爆弾による被害を示す資料を展示する施設。平成8年(1996)、それまで被爆資料の展示などをして...
ながさき‐こう【長崎港】
長崎県長崎市にある港。重要港湾の一で、管理者は長崎県。元亀2年(1571)開港。江戸幕府による鎖国中は、唯一の貿易...
ながさきこくさい‐だいがく【長崎国際大学】
長崎県佐世保市にある私立大学。平成12年(2000)の開設。
ながさき‐し【長崎市】
⇒長崎
ながさき‐じゅんしんだいがく【長崎純心大学】
長崎市にある私立大学。平成6年(1994)の開設。
ながさき‐そうごうかがくだいがく【長崎総合科学大学】
長崎市にある私立大学。昭和40年(1965)の開設。
ながさき‐たかすけ【長崎高資】
[?〜1333]鎌倉後期の武将。執権北条氏の御内人。北条高時のとき内管領となり実権を握ったが、失政から政治混乱を起...
ながさき‐だいがく【長崎大学】
長崎市にある国立大学法人。長崎経済専門学校・長崎医科大学・同付属薬学専門部・長崎高等学校・長崎師範学校・長崎青年師...
ながさき‐の‐かね【長崎の鐘】
長崎市の平和公園にあるモニュメント。被爆地にあった軍需工場で働いていた人々の冥福を祈るため、33回忌にあたる昭和5...
ながさき‐は【長崎派】
江戸時代、長崎に興った絵画の諸派の総称。外国から伝来した絵画の影響を受け、南蘋(なんぴん)派・南宗画派・北宗画派・...
ながさきハルマ【長崎ハルマ】
⇒道富波留麻(ドウーフハルマ)
ながさき‐はんとう【長崎半島】
長崎県南部の半島。南西に延び、先端に野母(のも)崎・脇岬がある。野母半島。
ながさき‐バイオパーク【長崎バイオパーク】
長崎県西海市にある動植物園。昭和55年(1980)開園。動物とのふれあい体験が園内の随所でできる。
ながさき‐ばな【長崎鼻】
鹿児島県南部、薩摩(さつま)半島南東端の東シナ海に突出した岬。指宿(いぶすき)市に属する。西側の平坦地では草花の栽...
ながさき‐ぶぎょう【長崎奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。老中に属し、長崎の民政、貿易・船舶などの管理、諸外国の動静監視および海防などをつかさ...
ながさきぶらぶらぶし【長崎ぶらぶら節】
なかにし礼の小説。長崎の芸者と歴史研究家の無償の愛を描く。平成11年(1999)刊行。同年、第122回直木賞受賞。...
ながさき‐へいわきねんしきてん【長崎平和祈念式典】
《「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」の略称》原爆による犠牲者の霊を慰め、世界の恒久平和を祈るため、毎年8月9日に平...
ながさき‐ペンギンすいぞくかん【長崎ペンギン水族館】
長崎県長崎市にある水族館。平成13年(2001)開館。ペンギンの飼育を中心に行う。
ながさき‐ほんせん【長崎本線】
佐賀県の鳥栖(とす)から佐賀・諫早(いさはや)を経て長崎に至るJR線。明治38年(1905)開業当時のルートは、現...
ながさき‐ぼうえき【長崎貿易】
江戸幕府の鎖国後、長崎を通じて行われた対外貿易。相手国は中国・オランダの2国に限られた。主な輸入品は生糸・薬品・書...
ながさき‐りょうり【長崎料理】
長崎で発達した料理。普茶料理・卓袱(しっぽく)料理など。
なが‐ささげ【長豇豆】
十六豇豆(じゅうろくささげ)の別名。
ながされ‐びと【流され人】
配流(はいる)された人。流人(るにん)。「いかに、この島に—のござ候ふか」〈謡・俊寛〉
ながさわ‐ろせつ【長沢蘆雪】
[1754〜1799]江戸中期の画家。山城の人。名は政勝、または魚(ぎょ)。字(あざな)は氷計。円山応挙(まるやま...
なが‐ざ【長座】
[名](スル)長時間いること。長居。ちょうざ。「話に熱中してつい—してしまった」
なが‐ざま【長様】
[形動ナリ]長めであるさま。「畳一(ひと)ひらを—に縁(はし)を端にして」〈枕・二七八〉
ながし【流し】
1 流すこと。流されること。「島—」「灯籠(とうろう)—」 2 台所・洗濯場などの、物を洗ったり水を流したりする所...
ながし‐あみ【流し網】
位置を固定せずに網を魚群の通路を遮って張り、魚を網に絡ませて捕る漁法。
ながし‐いた【流し板】
1 流しに張った板。 2 浴場などで、体を洗う流しに張った板。
ながし‐うち【流し打ち】
野球で、右打者ならば右翼方面に、左打者ならば左翼方面に打球が飛ぶように打つこと。
ながし‐えだ【流し枝】
生け花の役枝(やくえだ)の一。立花(りっか)では、水際より横に長く出した枝。生花(せいか)では、地の枝のこと。→七つ道具
なが‐しお【長潮】
満潮と干潮との差が最も少ないときの潮。小潮のころの潮。
なが‐しかく【長四角】
細長い四角。長方形。