ば‐しょ【場所】
1 何かが存在したり行われたりする所。ある広がりをもった土地。「魚の釣れる—」「約束の—」 2 人がいる所。また、...
ばしょ【場所】
瀬戸内寂聴の私小説。著者が80歳で訪れた自らのゆかりの地で、自身の過去を再構築する。平成13年(2001)刊行。同...
ばしょ‐いり【場所入り】
[名](スル)力士が相撲の興行場に入ること。「横綱が—する」
ば‐しょう【芭蕉】
バショウ科の多年草。高さ約5メートルの葉鞘(ようしょう)の密に重なった偽茎が直立し、先に葉をつける。葉は長さ約2メ...
ばしょう【芭蕉】
⇒松尾芭蕉(まつおばしょう) 山本健吉によるの評論。昭和30年(1955)から昭和31年(1956)にかけて「その...
ばしょう【芭蕉】
謡曲。三番目物。金春禅竹(こんぱるぜんちく)作。芭蕉の精が中国の楚の僧の前に現れ、世の無常と芭蕉にまつわる故事を語...
ば‐じょう【馬上】
《古くは「ばしょう」》 1 馬の上。また、馬に乗っていること。「—の人となる」 2 馬に乗ること。乗馬。「—を聞き...
ばしょう‐あん【芭蕉庵】
芭蕉が住んだ草庵。特に、江戸深川六間堀の門人杉山杉風の屋敷にあった草庵をいう。
ばしょうおうぎょうじょうき【芭蕉翁行状記】
伝記。1冊。八十村路通(やそむらろつう)編。元禄8年(1695)刊。松尾芭蕉の略歴、最後の旅の模様、終焉(しゅうえ...
ばしょうおうにじゅうごかじょう【芭蕉翁廿五箇条】
江戸中期の俳諧作法書。1冊。享保11年(1726)刊。芭蕉の作といわれるが、各務支考(かがみしこう)の偽作かとされ...
ばしょう‐かじき【芭蕉梶木/芭蕉旗魚】
マカジキ科の海水魚。全長約2メートル。体はやや側扁し、第1背びれが著しく大きい。体色は濃黒青色で、17本の青色斑点...
ばしょう‐き【芭蕉忌】
松尾芭蕉の忌日。陰暦10月12日。時雨忌(しぐれき)。翁忌(おきなき)。桃青忌(とうせいき)。《季 冬》「—や遥か...
ばしょうしちぶしゅう【芭蕉七部集】
「俳諧七部集」の異称。 幸田露伴が大正9年(1920)から昭和22年(1947)にかけて執筆した、蕉門の撰集7部1...
ばしょうしちぶしゅうひょうしゃく【芭蕉七部集評釈】
安東次男による、松尾芭蕉「七部集」の評釈本。昭和48年(1973)刊行。連句の評釈を通じて蕉風の本質に迫る。続編は...
ばしょう‐せん【芭蕉扇】
唐扇の一。バショウの葉鞘(ようしょう)で作った円形のもの。
ばしょうのけんきゅう【芭蕉の研究】
小宮豊隆の著書。昭和8年(1933)刊行。古典研究。
ばしょうはいかいのこんぽんもんだい【芭蕉俳諧の根本問題】
太田水穂による松尾芭蕉の研究書。大正10年(1921)頃より、自身の主宰する歌誌「潮音」に断続的に掲載した論考をま...
ばしょう‐ふ【芭蕉布】
バショウの繊維で織った布。沖縄・奄美大島に産し、夏の着尺地(きじゃくじ)・蚊帳・座布団地などに用いる。《季 夏》
ばしょ‐がら【場所柄】
場所の性質やようす、また雰囲気。ところがら。「—をわきまえる」
ば‐しょく【馬食】
[名](スル)馬のように大食いをすること。「牛飲—」「鯨飲—」
ば‐しょく【馬謖】
[190〜228]中国、三国時代の蜀漢(しょっかん)の武将。字(あざな)は幼常。諸葛亮(しょかつりょう)に重用され...
ばしょ‐さいぼう【場所細胞】
動物がある特定の場所を通過するときにだけ発火する神経細胞。脳の海馬に存在。1971年、米国出身の神経科学者ジョン=...
ばしょ‐だい【場所代】
商売などをするための場所の使用料。
ばしょ‐ふさぎ【場所塞ぎ】
場所をふさいでじゃまになること。また、そのもの。場所ふさげ。「—の大荷物」
ばしょ‐わり【場所割(り)】
場所を割り当てて決めること。「応援席の—」
場所(ばしょ)を踏(ふ)・む
経験を重ねる。場数を踏む。