ヒロス
⇒ギロス
ひろず‐こが【広頭小蛾】
鱗翅(りんし)目ヒロズコガ科の昆虫の総称。小形のガで、頭部は直立した毛に覆われて幅広く見え、翅(はね)の幅は狭い。...
ひろ‐せ【広瀬】
幅の広い瀬。
ひろせ【広瀬】
姓氏の一。 [補説]「広瀬」姓の人物広瀬惟然(ひろせいぜん)広瀬旭荘(ひろせきょくそう)広瀬謙三(ひろせけんぞう)...
ひろせ‐いぜん【広瀬惟然】
[?〜1711]江戸前期の俳人。美濃の人。通称、源之丞。別号、素牛・鳥落人など。芭蕉の門人。師の没後、諸国を放浪。...
ひろせ‐がわ【広瀬川】
宮城県中西部を流れる川。山形県との県境の関山峠斜面に源を発し、東流して仙台市で名取川に合流する。長さ45キロ。20...
ひろせ‐きょくそう【広瀬旭荘】
[1807〜1863]江戸末期の儒学者・漢詩人。豊後(ぶんご)の人。名は謙。淡窓の弟。兄を継いで咸宜園(かんぎえん...
ひろせ‐けんぞう【広瀬謙三】
[1895〜1970]新聞記者・野球人。愛知の生まれ。国民新聞、時事新報などの運動部記者として、多くのスポーツ記事...
ひろせ‐じんじゃ【広瀬神社】
奈良県北葛城郡河合町にある神社。旧官幣大社。祭神は広瀬神(若宇迦能売命(わかうかのめのみこと))ほか二神。五穀豊穣...
ひろせ‐たけお【広瀬武夫】
[1868〜1904]軍人。海軍中佐。大分の生まれ。日露戦争中、旅順港閉鎖にあたり、自沈船の福井丸を指揮し、行方不...
ひろせ‐たんそう【広瀬淡窓】
[1782〜1856]江戸後期の儒学者。豊後(ぶんご)の人。名は建。字(あざな)は子基。別号、青渓など。咸宜園(か...
ひろせ‐よしのり【広瀬叔功】
[1936〜 ]プロ野球選手・監督。広島の生まれ。昭和30年(1955)南海(福岡ソフトバンクの前身)に入団。外野...
ひろ‐そで【広袖】
1 袖口の下を縫い合わせない袖。長襦袢(ながジュバン)・丹前・夜着などに用いる。平袖(ひらそで)。 2 鎧(よろい...
ひろた‐こうき【広田弘毅】
[1878〜1948]政治家・外交官。福岡の生まれ。玄洋社に所属。駐ソ大使・外相を歴任。二・二六事件後首相となり、...
ひろた‐じんじゃ【広田神社】
兵庫県西宮市にある神社。旧官幣大社。祭神は天照大神の荒魂(あらみたま)である撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかき...
ひろた‐りゅうたろう【弘田竜太郎】
[1892〜1952]作曲家。高知の生まれ。多くの童謡・歌曲で知られる。作品に、童謡「雀(すずめ)の学校」「靴が鳴...
ひろ‐だい【広大】
「広島大学」の略称。
ひろ‐だい【弘大】
「弘前大学」の略称。
ひろっ‐ぱ【広っぱ】
《「ひろば(広場)」の音変化》広く開けた場所。
ひろつ【広津】
姓氏の一。 [補説]「広津」姓の人物広津和郎(ひろつかずお)広津柳浪(ひろつりゅうろう)
ひろつ‐かずお【広津和郎】
[1891〜1968]小説家・評論家。東京の生まれ。柳浪の次男。「神経病時代」で小説家として出発。小説「やもり」「...
ひろつ‐りゅうろう【広津柳浪】
[1861〜1928]小説家。長崎の生まれ。本名、直人。別号、蒼々園。硯友社(けんゆうしゃ)に入り、深刻小説と称さ...
ひろと‐かぜ【広戸風】
岡山県北東部、那岐山南麓に吹く局地風。夏から秋にかけて発生することが多い北寄りの風で、西日本を台風が通過する際に、...
ひろ‐にわ【広庭】
1 玄関先の広い庭。また単に、広い庭。 2 家の中の土間(どま)。「—には延米(のべごめ)を借りて積み重ね」〈浮・...
ひろ‐の【広野】
広々とひらけた野原。
ひろ‐のき【広軒】
⇒広庇(ひろびさし)
ひろ‐はし【広橋】
幅の広い橋。「—を馬越しがねて心のみ妹がり遣(や)りて我(わ)はここにして」〈万・三五三八〉
ひろは‐たんぽぽ【広葉蒲公英】
⇒東海蒲公英
ひろ‐はば【広幅】
1 幅の広いこと。また、そのもの。 2 反物で、並幅の2倍の幅のもの。鯨尺で1尺9寸(約72センチ)の幅。大幅。
ひろ‐ば【広場】
1 建物・樹木などがなく、広く開けた場所。ひろっぱ。 2 多くの人が集まれる公共の広い場所。フォーラム。「皇居前の...
ひろば‐きょうふしょう【広場恐怖症】
広場や駐車場などの開放空間、店舗や電車・バスなどの閉鎖空間、人ごみや行列の中など、特定の場所・状況に対して恐怖や不...
ひろばのこどく【広場の孤独】
堀田善衛の短編小説。昭和26年(1951)発表。朝鮮動乱を背景に、歴史のうねりの中で苦悩する知識人の姿を描く。同年...
ひろ‐びさし【広庇/広廂】
寝殿造りで、庇の外側に一段低く設けた板張りの吹き放し部分。この外側に簀子縁(すのこえん)がつく。広縁。広軒(ひろのき)。
ひろ‐びろ【広広】
[副](スル)非常に広く感じられるさま。「—(と)した部屋」「—(と)した草原」
ひろ‐ぶた【広蓋】
1 衣装箱のふた。昔、人に衣服などを与えるとき、これにのせて差し出した。 2 縁のある漆塗りの大きな盆。
ヒロポン
覚醒剤(かくせいざい)、塩酸メタンフェタミンの日本での商標名。乱用すると幻覚などの中毒症状を呈する。
ひろ‐ま【広間】
1 広い部屋。「大—」 2 書院造りの表向きの座敷。 3 武家邸宅の玄関部分に設けられた広い部屋。 4 四畳半以上...
ひろ‐まえ【広前】
神の前を敬っていう語。神の御前。また、神社の前庭。「皇大御神(すめおほみかみ)の—にまをし給はく」〈祝詞・平野祭〉
ひろまつ‐わたる【広松渉】
[1933〜1994]哲学者。福岡の生まれ。東大教授。マルクスの研究に大きな功績を残し、独自の哲学を構築。著「マル...
ひろ‐ま・る【広まる/弘まる】
[動ラ五(四)]広く行きわたる。また、普及する。「うわさが—・る」 →広がる[用法]
ひろ‐み【広み】
広い場所。「—へ敵をおびき出し」〈太平記・六〉
ひろ・む【広む/弘む】
[動マ下二]「ひろめる」の文語形。
ひろめ【広め/弘め/披露目】
広く一般に知らせること。また、そのあいさつ。披露(ひろう)。「襲名の—をする」 [補説]「披露目」は当て字。
ひろ‐め【広布】
コンブの古名。「尼上の御もとより—といふ物奉り給ひける」〈定頼集・詞書〉
ひろ‐めか・す【閃かす】
[動サ四]《「びろめかす」とも》ひらひらさせる。ひらめかす。「宮の御文と捧(ささ)げて—・す」〈宇津保・蔵開中〉
ひろ‐め・く【閃く】
[動カ四]《「びろめく」とも》 1 雷光などがひらめく。「其の雷(かみ)、ひかり—・き」〈雄略紀〉 2 落ち着きな...
ひろめ‐や【広め屋】
宣伝を業とする人。ちんどん屋。
ひろ・める【広める/弘める】
[動マ下一][文]ひろ・む[マ下二] 1 範囲を広くする。「知識を—・める」「勢力を—・める」 2 広く知られるよ...
ひろ‐もの【広物】
幅の広い物。→鰭(はた)の広物
ひろ‐やか【広やか】
[形動][文][ナリ]広々としているさま。ひろらか。「—な庭」