べんぴ‐やく【便秘薬】
⇒下剤
べん‐ぶ【抃舞】
[名](スル)喜びのあまり、手を打って踊ること。「鮮やかな燄に変化した自己の感情の前に—したのは彼女であった」〈漱...
ベン‐ブルベン
⇒ベンバルベン
べん‐ぶん【駢文】
⇒四六文(しろくぶん)
べん‐ぷう【便風】
⇒びんぷう(便風)
べん‐ぷく【便服】
ふだん着。平服。便衣。
べん‐ぷく【便腹】
肥え太った腹。たいこ腹。
べん‐ぷく【冕服】
貴人が着用する礼装用の冠と衣服。冕冠と礼服。
ベンベキュラ‐とう【ベンベキュラ島】
《Isle of Benbecula》英国スコットランド北西岸、アウターヘブリディーズ諸島の島。ノースウイスト島・...
べん‐べつ【弁別/辨別】
[名](スル)物事の違いをはっきりと見分けること。識別。「理非を—する」
べんべつ‐いき【弁別閾】
心理学で、同種の刺激を変化させたとき、その相違を感知できる最小の刺激差。最小可知差異。丁度可知差異。
チェッリーニ
[1500〜1571]イタリア、ルネサンス期の彫金師・彫刻家。フィレンツェに生まれるが、決闘・殺人・陰謀等に関係し...
ベンベヌート‐チェッリーニ
ベルリオーズのオペラ。1838年初演。全2幕。イタリア、ルネサンス期の彫金師・彫刻家チェッリーニの波乱に満ちた自伝...
べん‐べら
薄っぺらの、また安っぽい絹の衣服。「—を一枚着たる寒さかな/漱石」
ベンベルグ
ドイツのベンベルグ社の特許製法による人絹生地の商標名。銅アンモニアレーヨン。下着類などに使用。
べん‐べん【便便】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 何もせずにいたずらに時を過ごすさま。「—と日を送る」 2 だらだらとやたらに長...
べんべん‐だらり【便便だらり】
[副]だらだらといたずらに時間を過ごすさま。のんべんだらり。「—(と)日を送る」
べん‐ぺい【便嬖】
1 こびへつらって人の機嫌をとること。 2 主君などに寵愛されること。
べん‐ぽう【便法】
1 物事をするのに便利な方法。「上達の—などはない、練習のみだ」 2 一時しのぎの便宜上の手段。「—を講じる」
べん‐まく【弁膜/瓣膜】
心臓や血管・リンパ管の内部にある、血液やリンパの逆流を防ぐためのひだ状の膜。弁。
べんまく‐しょう【弁膜症】
⇒心臓弁膜症
べんむ‐かん【弁務官/辨務官】
保護国・植民地などに派遣され、政治・外交の指導や事務の処理に当たる官吏。
べん‐めい【弁明/辯明/辨明】
[名](スル) 1 事情などを説明してはっきりさせること。「事のやむなきを—する」 2 他人の非難などに対して、言...
ベン‐メリア
カンボジア北部にあるヒンズー教寺院の遺跡。アンコールワットの東約50キロメートルの森林に位置する。11世紀末から1...
べん‐もう【便蒙】
《童蒙に便ならしめる意から》初学者にわかりやすいように書いた書物。手引書。
べん‐もう【鞭毛】
細胞の原形質表面にある糸状の突起で、繊毛より数が少なく、長くて運動性をもつ小器官。ある種の細菌や鞭毛虫類、藻類・菌...
べんもう‐うんどう【鞭毛運動】
鞭毛による運動。細菌では螺旋(らせん)形の鞭毛を回転させ、精子では鞭毛自体を屈曲させて、推進する。
べんもう‐こうげん【鞭毛抗原】
⇒H抗原
べんもう‐そうるい【鞭毛藻類】
鞭毛をもつ、主に単細胞の藻類の総称。
べんもう‐ちゅう【鞭毛虫】
原生動物の一綱。一亜門とされることもある。単細胞で、1本以上の鞭毛をもつ。色素体をもつ植物性鞭毛虫と、もたない動物...
ベンヤミン
[1892〜1940]ドイツの思想家・評論家。ユダヤ神秘思想とマルクス主義とを背景とする独得の思想を展開し、神秘的...
ベンユーセフ‐マドラサ
《Medersa Ben Youssef》モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街中央にあるイスラム教の神学校。マラケ...
ベンユーセフ‐モスク
《Mosquée Ben Youssef》モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街中央にあるイスラム寺院。12世紀、ム...
べん‐よ【箯輿】
竹を編んでつくった輿(こし)。四つ手かご、山かごの類。竹輿(たけごし)。
べん‐らん【便覧】
物事の内容を知るのに便利で調べやすいように編集した本。多くは小型版。ハンドブック。びんらん。「学生—」「国語—」
ベンラート‐じょう【ベンラート城】
《Schloß Benrath》ドイツ中西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の州都、デュッセルドルフ近郊にある...
べん‐り【弁理/辨理】
[名](スル)物事を判別して適切に処理すること。「文書印契の事を—しけり」〈中村訳・西国立志編〉
べん‐り【便利】
[名・形動] 1 目的を果たすのに都合のよいこと。あることをするのに重宝で、役に立つこと。また、そのさま。「生活す...
べんり‐こうし【弁理公使】
外交使節の第3の階級。公使に次ぎ、代理公使の上位。現在ではほとんど用いられていない。
べんり‐し【弁理士】
特許・実用新案・意匠・商標に関して、特許庁などに対する手続きの代理や鑑定などの事務を行うことを職業とする者。弁理士...
べん‐りつ【駢立】
[名](スル)《「へんりつ」とも》並び立つこと。「万国と—するの功を奏すること」〈西村茂樹・明六雑誌四三〉
べんり‐や【便利屋】
伝言・配達や品物の調達などの雑用を手軽く引き受けるのを職業とする者。
べん‐りゅう【冕旒】
冕冠の前後に垂らす、珠玉を連ねた糸状の飾り。
べん‐れい【勉励】
[名](スル)つとめはげむこと。一所懸命に努力すること。「学業に—する」「刻苦—」
べんれい‐たい【駢儷体】
⇒四六文(しろくぶん)
べん‐ろん【弁論/辯論】
[名](スル) 1 大勢の前で、意見を述べること。「壇上で—する」「—大会」 2 互いに論じ合うこと。また、その議...
べんろん‐しゅぎ【弁論主義】
民事訴訟法上、訴訟の解決または審理の資料の収集を当事者の権能かつ責任であるとする主義。刑事訴訟法では当事者主義ともいう。
べんろんじゅつきょうてい【弁論術教程】
《原題、(ラテン)Institutio Oratoria》1世紀ごろのローマの弁論学者、クインティリアヌスの著作。...
弁(べん)を弄(ろう)・する
かってなことを言いたてる。へりくつを言う。「—・して言い逃れる」