もっこり
[副](スル)周囲よりもまるく盛り上がっているさま。「鍛えた背筋が—(と)盛り上がって見える」
もっ‐こん【目今】
ただいま。現今。「吾国—静謐にして」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉
モッサ
紡毛織物を縮絨(しゅくじゅう)して起毛したのち、毛羽を少し長めに刈り、ふっくらと毛を立てるように仕上げたもの。保温...
もっさり
[副](スル) 1 やぼったいさま。あかぬけしていないさま。「—(と)した人」 2 ぼんやりしていて気のきかないさ...
もっ‐しゅ【没収】
罰として、地位・土地・財産などを取り上げること。ぼっしゅう。もっしゅう。「公請を停止し、所職を—せらる」〈平家・六〉
モッシュ
ロックのコンサートなどで、観客が激しくもみ合ったり、体をぶつけ合ったりすること。
もっ‐しゅう【没収】
「もっしゅ(没収)」に同じ。〈運歩色葉〉
もっしょく‐し【没食子】
《食べられない果実の意》小アジア産のカシ・ナラ類の若枝に、タマバチが産卵のときに刺すことによって生じる虫癭(ちゅう...
もっしょくし‐さん【没食子酸】
没食子・五倍子(ふし)や茶などに含まれ、またタンニンを加水分解して得られる無色の針状結晶。インク・染料・写真現像剤...
もっ・す【没す】
[動サ変]「ぼっ(没)する」に同じ。「観音を念ぜば波浪に—・する事なからん」〈盛衰記・一八〉
モッズ
《modernsの略》「モッズルック」に同じ。
モッズ‐コート
⇒モッズパーカ
モッズ‐パーカ
米軍のパーカを原形とするカジュアルなコート。ゆったりした身頃で、ウエストと裾を紐でしぼるのが特徴。名称は、1960...
モッズ‐ルック
《Modsは、modernsの略》1966年ころ英国のロンドンに起こった、青年たちの奇抜な装い。胴をしぼり裾(すそ...
モッセ
[1846〜1925]ドイツの法律家。1886年(明治19)来日し、内閣および内務省法律顧問として、地方行政制度の...
モッセル‐ベイ
南アフリカ共和国南部、西ケープ州の港町。1488年、ポルトガルの航海者バルトロメウ=ディアスがヨーロッパ人として初...
もっ‐そう【物相/盛相】
《「相」は木型の意》 1 飯を盛って量をはかる器。ふつう円筒形の曲げ物で、飯を各人に供するのに用いた。 2 「物相...
もっそう‐めし【物相飯】
物相に盛った、盛りきりの飯。特に近世、牢獄で囚人に与えた飯。
物相飯(もっそうめし)を食(く)・う
牢獄に入る。臭い飯を食う。
もっそり
[副](スル) 1 ぼうっとしていて動作がのろいさま。「—(と)出てくる」 2 あかぬけしないさま。「—(と)した人」
もっ‐たい【勿体/物体】
1 外見や態度の重々しさ。 2 態度や風格。また、物の品位。「遣手(やりて)にしては—がよし」〈伎・助六〉
もったい‐がお【勿体顔】
もったいぶった顔つきや態度。もったいづら。「差配らしげに—」〈浄・博多小女郎〉
もったい‐くさ・い【勿体臭い】
[形][文]もったいくさ・し[ク]いかにももったいぶっている。「一寸座るにも—・く」〈紅葉・多情多恨〉
もったい‐な・い【勿体無い】
[形][文]もったいな・し[ク] 1 有用なのにそのままにしておいたり、むだにしてしまったりするのが惜しい。「捨て...
もったい‐ぶ・る【勿体振る】
[動ラ五(四)]いかにも重々しく振る舞う。「—・って教えてくれない」
もったい‐らし・い【勿体らしい】
[形][文]もったいら・し[シク]もったいぶったようすである。「彼はそれを—・く兄の前に置いた」〈漱石・道草〉
勿体(もったい)を付(つ)・ける
いかにも重々しく、また、ものものしく見せる。もったいぶる。「—・けて差し出す」
もたい‐な・し【勿体無し】
[形ク]「もったいない」に同じ。「大事のものは大事に、—・きものは—・くし給ふ」〈破邪顕正返答〉
モッタマ
ミャンマー南部の都市。旧称マルタバン。マルタバン湾に注ぐサルウィン川の河口付近に位置し、モン州の州都モーラミャイン...
もった‐みさき【茂津多岬】
北海道南西部、渡島(おしま)半島にある岬。日本海に面し、海岸一帯は狩場茂津多道立自然公園に指定されている。
もったり
[副](スル) 1 粘りけがあるさま。料理で、卵や生クリーム、バターなどを泡立て、少し粘りが出てかき回す手応えが重...
もっちり
[副](スル)弾力があって柔らかく、ねばりがあるさま。多く食感にいう。もちもち。もちっと。「—した食感の和菓子」
モッツァレラ
《「モザレラ」とも》南イタリアのカンパニア地方特産の軟質チーズ。本来は、水牛の乳から作るが、牛乳を用いたものもある...
もっ‐て【以て】
[連語]《「も(持)ちて」の音変化》 1 (多く「…をもって」の形で格助詞のように用いて) ㋐手段・方法を示す。「...
持(も)って生(う)まれた
生まれつき備わっている。生得(しょうとく)の。「—性分(しょうぶん)」
持(も)って来(き)て
(「…へもってきて」の形で用いられ)ある条件の上にさらにもう一つの条件が加わることを表す。「電車がなくなったところ...
持(も)ってけ泥棒(どろぼう)
叩き売りなどで、商人が威勢よく客にかける言葉。売り手が損をするほど値段が安いということを強調していうもの。
もって‐こい【持って来い】
[形動]最も適しているさま。打ってつけ。「スポーツには—な季節」
以(もっ)てしても
(「…をもってしても」の形で用いられ)…であったとしても。…を用いたとしても。「従来のどんな方法を—解決できない問題」
もって‐の‐ほか【以ての外】
[名・形動] 1 とんでもないこと。けしからぬこと。また、そのさま。「—な(の)振る舞い」 2 予想を越えて程度が...
もって‐まわ・る【持って回る】
[動ラ五(四)] 1 持って、あちらこちらに行く。「大きなかばんを一日中—・る」 2 必要以上に遠回しの言い方やし...
以(もっ)て瞑(めい)す◦べし
ここまでできれば、もう死んでもよい。転じて、それで満足すべきである。「全力を尽くしたのだから—◦べきであろう」
もっ◦てる【持ってる】
[連語]《「持っている」の音変化》特別な何かをもっている。ふつう、強運をもっていることにいう。 [補説]2000年...
もっ‐と
[副]事物の程度や状態が、さらにその度を強めるさま。いっそう。「八月になると—暑くなる」「—こっちへ寄りなさい」
もっとい【元結】
「もとゆい」の音変化。
もっ‐とう【没倒】
1 滅ぼし倒すこと。「九院を—し、衆徒を追ひ出して」〈太平記・一八〉 2 没収して横領すること。「権門勢家の庄領を...
もっとも【尤も】
[名・形動]道理にかなっていること。なるほどその通りだと思われること。また、そのさま。当然。「—な言い分」「いやが...
もっとも【最も】
[副]《「尤(もっと)も」と同語源》比べてみて程度が他のどれよりもまさることを表す。いちばん。何よりも。「—人口が...
もっとも‐しごく【尤も至極】
[名・形動]全く道理にかなっていてうなずけること。また、そのさま。尤も千万。「—な理由」
もっとも‐せんばん【尤も千万】
[名・形動]「尤も至極」に同じ。「そう思うのも—だ」