やく‐し【訳詞】
歌詞を翻訳すること。また、その訳した歌詞。
やく‐し【訳詩】
詩を翻訳すること。また、その訳した詩。
やく‐し【薬司】
1 律令制で、後宮十二司の一。医薬のことをつかさどった。くすりのつかさ。 2 大宰府に置かれた司の一。医薬のことを...
やく‐し【薬師】
「薬師如来」の略。
やく‐しか【屋久鹿】
ニホンジカの一亜種。屋久島にすみ、本土のものより小形で、肩高約60センチ。枝角も第4枝を欠き、3本しかない。やくし...
やくしき‐てちょう【薬識手帳】
⇒御薬(おくすり)手帳
やくし‐きょう【薬師経】
大乗経典。梵本は現存しないが漢訳に5種あったという。ふつう唐の玄奘(げんじょう)訳「薬師瑠璃光(るりこう)如来本願...
やくし‐けか【薬師悔過】
薬師如来に罪障を懺悔(さんげ)する修法。
やくし‐こう【薬師講】
薬師如来を信仰し念誦(ねんじゅ)する法会。薬師経を講説、讃嘆(さんだん)する。
やくし‐さんぞん【薬師三尊】
薬師如来と、その脇侍(きょうじ)の日光菩薩・月光菩薩の総称。
やくし‐ざん【薬師算】
碁石を並べる遊びの一。何個かの碁石を中空の正方形に並べ、次に1辺のみ残し他を崩し、その崩した石を残した1辺に添え並...
やくし‐じ【薬師寺】
奈良市にある法相(ほっそう)宗の大本山。南都七大寺の一。天武天皇が皇后の病気平癒を祈願し、天皇没後の文武天皇2年(...
やくし‐そう【薬師草】
キク科の越年草。山地の日当たりのよい所に生え、高さ約60センチ。茎は堅く、切ると白い乳液が出る。葉は長楕円形で、形...
やくし‐だけ【薬師岳】
富山県南東部、飛騨山脈立山連峰の一峰。標高2926メートル。山頂に薬師如来の祠(ほこら)がある。東斜面には圏谷(カ...
やく‐しつ【薬室】
1 薬を調合する部屋。 2 銃砲の爆薬を装塡(そうてん)する部分。
やくし‐どう【薬師堂】
薬師如来の像を安置する堂。
やくし‐にょらい【薬師如来】
《(梵)Bhaiṣajyaguruの訳》東方浄瑠璃(じょうるり)世界の教主。12の大願を立てて、人々の病患を救うと...
やくし‐ほう【薬師法】
密教で、薬師如来を本尊として除病・厄難消除・安息を祈る修法。薬師の修法。
やくし‐ぼとけ【薬師仏】
薬師如来のこと。
やく‐しま【屋久島】
鹿児島県南部、佐多岬の南方海上にある島。面積503平方キロメートル。ほぼ円形をしており、中央には宮之浦岳がそびえる...
やくしま‐くうこう【屋久島空港】
鹿児島県熊毛郡屋久島町にある空港。地方管理空港の一。昭和38年(1963)開港。屋久島東海岸の丘陵地に位置する。
やくしま‐こくりつこうえん【屋久島国立公園】
鹿児島県の屋久島と口永良部島(くちのえらぶじま)からなる国立公園。屋久島の西部地域は世界遺産(自然遺産)に登録され...
やく‐しゃ【役者】
1 能楽・歌舞伎などで、役に扮(ふん)して演じる人。俳優。 2 駆け引きなどにたけている人。また、人前で抜け目なく...
やく‐しゃ【訳者】
翻訳をした人。翻訳者。
やくしゃ‐え【役者絵】
歌舞伎役者の舞台姿や似顔などを描いた浮世絵。
役者(やくしゃ)が一枚(いちまい)上(うえ)
《芝居の番付や看板では上位から役者名が記されるところから》人物・知恵・駆け引きなどが一段とすぐれていること。役者が...
役者(やくしゃ)が違(ちが)う
「役者が一枚上」に同じ。
やくしゃ‐こども【役者子供】
1 役者は芝居のことしかわからず、まるで子供のような世間知らずであるということ。 2 少年の歌舞伎役者。「惣(そう...
やくしゃ‐ぞめ【役者染(め)】
歌舞伎の人気役者好みの染め模様や染め物。市松染め・三枡(みます)格子・菊五郎格子など。
やくしゃ‐づけ【役者付】
⇒顔見世番付(かおみせばんづけ)
役者(やくしゃ)に年(とし)なし
役者は気が若く、どんな年齢の役でも巧みに演じる。また、役者は年齢を感じさせないで、いつまでも若い。
やくしゃばなし【役者論語】
歌舞伎役者の芸談集。4巻4冊。3世八文字屋自笑編。安永5年(1776)刊。初世坂田藤十郎・芳沢あやめなど元禄期(1...
やくしゃ‐ひょうばんき【役者評判記】
歌舞伎役者の容色や技芸を評し、位付けをした書。江戸時代から明治初期にかけて、京都・大坂・江戸の3都を中心に刊行。元...
やく‐しゅ【薬酒】
酒などに漢方薬を溶かし込み、香味をつけたもの。梅酒・枸杞(くこ)酒・人参酒・五加皮(ごかひ)酒・まむし酒など。薬用...
やく‐しゅ【薬種】
薬の材料。薬材。
やくしゅ‐しょう【薬種商】
薬を調合・販売する店。また、その人。平成21年(2009)施行の改正薬事法(現・薬機法)により登録販売者制度が創設...
やく‐しゅつ【訳出】
[名](スル)翻訳すること。訳し出すこと。「グリム童話全編を—する」
やく‐しゅつ【躍出】
[名](スル)勢いよく出ること。おどり出ること。「眼球の—し来るや予め期する所なり」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
やくしゅ‐や【薬種屋】
「薬種商」に同じ。「道修町の—に」〈福沢・福翁自伝〉
やく‐しょ【役所】
1 役人が公務を取り扱う所。官公庁。 2 戦陣で、各将士が本拠とする詰所。「己が—に走り入り、火を懸けて腹掻き切っ...
やく‐しょ【訳書】
他国語に翻訳した書物。訳本。
やく‐しょう【薬傷】
⇒化学熱傷
やく‐しょく【役職】
1 役目とその仕事。 2 管理職。「—に就く」「—手当」
やくしょく‐いん【役職員】
1 役員2と職員。 2 役職2に就いている人。管理職。役職者。
やくしょく‐しゃ【役職者】
役職2にある人。役職員。管理職。
やくしょく‐ていねん【役職定年】
課長や部長などの管理職が、一定の年齢に達したときに、その役職を解かれる人事制度。→定年
やくしるりこう‐にょらい【薬師瑠璃光如来】
「薬師如来」に同じ。
やくしん【益信】
[827〜906]平安前期の真言宗の僧。備後(びんご)の人。奈良大安寺で出家して密教や法相(ほっそう)宗を学び、東...
やく‐しん【薬疹】
薬物を投与したことが原因となって生じる発疹(ほっしん)。薬物に対してアレルギーや中毒を起こしたことによる。→薬物ア...
やく‐しん【躍進】
[名](スル)めざましい勢いで進出・発展すること。「—を遂げる」「—する産業界」