ゆう‐てい【郵亭】
宿場。旅館。旅宿。「道に沿いて処々に—を設けたり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ゆう‐てい【郵程】
宿駅と宿駅の間の距離。
ゆう‐てい【遊底】
銃の基部にある部位。薬室への弾薬の装塡(そうてん)、撃発、後部へのガス漏れの閉鎖、発射後の空薬莢(からやっきょう)...
ゆう‐てい【遊偵】
スパイ。間者。
ゆうてい‐るい【有蹄類】
ひづめをもつ哺乳類。奇蹄類の馬・サイ、偶蹄類の牛・シカなどのほか、象・ジュゴンなどがある。
ゆうてん【祐天】
[1637〜1718]江戸中期の浄土宗の僧。陸奥(むつ)の人。字(あざな)は愚心。号、明蓮社顕誉。徳川綱吉・家宣ら...
ゆう‐てん【融点】
固体が融解しはじめるときの温度。固体と液体とが共存する温度。ふつう1気圧のときの値で示す。融解点。
ゆうてん‐こうか【融点降下】
⇒凝固点降下
ゆうてん‐じ【祐天寺】
東京都目黒区にある浄土宗の寺。山号は明顕山。享保3年(1718)祐天が住んだ庵(いおり)のあとに、弟子祐海が創建。...
ゆう‐でく
《「ゆう」は「遊」かともいう。「でく」は土偶の意》田舎者。近世中期、江戸深川の遊里の通言。「金なきものは—頓直(と...
ゆう‐でん【郵伝】
宿場から宿場へ荷物などを運ぶこと。宿(しゅく)次ぎ。宿送り。
ゆうでん‐そんしつ【誘電損失】
誘電体に電界を作用させると、そのエネルギーの一部が誘電体内部の分子の熱運動のエネルギーに変わり、熱として失われること。
ゆうでん‐たい【誘電体】
電界内に置くと誘電分極を生じ、その両端の表面に正負の電荷が現れる物質。電気的絶縁体。電媒質。
ゆうでん‐ぶんきょく【誘電分極】
誘電体に電界を作用させると、正負の電荷が分かれて現れる現象。分極。電気分極。
ゆうでん‐りつ【誘電率】
誘電体で誘電分極が生じる程度を表す、誘電体に固有の定数。電束密度と電界の強さとの比。電媒定数。
ゆう‐と【雄図】
雄々しいはかりごと。雄大な計画。
ゆう‐と【雄途】
勇ましい出発。雄々しい門出。「未踏峰登頂の—に就く」
ゆう‐とう【友党】
政見や政策などに共通するところがあり、行動を共にする政党。
ゆう‐とう【遊蕩】
[名](スル)酒や女遊びにふけること。放蕩。「金にまかせて—しつくす」
ゆう‐とう【優等】
[名・形動]他より特にすぐれていること。また、そのさま。「—な(の)成績で卒業する」「—賞」⇔劣等。
ゆう‐どう【有道】
《「ゆうとう」とも》正しい道にかなっていること。正しい道にかなった行いをすること。また、その人。「左衛門佐殿は—の...
ゆうとう‐こつ【有頭骨】
手根骨を構成する短骨の一つ。大菱形骨(だいりょうけいこつ)・小菱形骨・有鉤骨(ゆうこうこつ)とともに遠位列をつくる。
ゆうとう‐じ【遊蕩児】
遊蕩をする人。放蕩者。
ゆうとう‐せい【優等生】
1 成績・品行とも特にすぐれている学生や生徒。 2 言動にそつがないが、個性がなくおもしろみに欠ける人。
ゆうとう‐れっしゃ【優等列車】
一般的な列車と比べて優れた設備をもつ列車。また、速達列車のこと。
ゆう‐とく【有徳】
[名・形動] 1 「うとく(有徳)1」に同じ。「—な(の)高僧」 2 「うとく(有徳)2」に同じ。「—ナ人」〈日葡〉
ゆうとく‐いなりじんじゃ【祐徳稲荷神社】
佐賀県鹿島市にある神社。祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ)・大宮売神(おおみやのめのかみ)・猿田彦神。貞享4年(...
ゆう‐ど【尤度】
統計学で、もっともらしさ。「—比」
ゆう‐ど【裕度】
規定値と試験結果との差のうち、許容できる範囲。「耐震—」「安全—」
ゆう‐どう【遊動/游動】
[名](スル)自由に動くこと。「池の中には…小魚の—するを見るなど」〈鉄腸・花間鶯〉
ゆう‐どう【誘導】
[名](スル) 1 さそいみちびくこと。人やものをある地点・状態にみちびいてゆくこと。「車を停止位置に—する」「客...
ゆうどう‐うんどう【誘導運動】
心理学で、運動知覚の一。月夜の空に流れる雲を見ていると、雲が止まって月が雲の動きと逆方向に動いて見える現象、また、...
ゆうどう‐えんぼく【遊動円木】
遊具の一。太い丸太の両端に鎖をつけて低く水平につり、その上に乗って前後に揺り動かして遊ぶもの。
ゆうどう‐かねつ【誘導加熱】
導体に交流磁場を加えると電磁誘導によって渦電流が流れ、導体の電気抵抗によって発熱(ジュール熱)する現象。調理器など...
ゆうどう‐き【誘導機】
電磁誘導を応用した発電機や電動機。
ゆうどう‐きでんき【誘導起電機】
電磁誘導あるいは静電誘導を利用して、回路内に電気を集積させる実験用の装置。
ゆうどう‐きでんりょく【誘導起電力】
電磁誘導によって導体または回路に発生する起電力。
ゆうどう‐コイル【誘導コイル】
一次コイルに流れる直流電流をすばやく断続させ、電磁誘導によって二次コイルに高電圧を発生させる装置。真空放電や自動車...
ゆうどう‐こうそ【誘導酵素】
細胞に特定の物質を加えることによって、生合成の速度が増す酵素。細菌や酵母における糖・アミノ酸の分解酵素など。適応酵素。
ゆうどう‐しつりょう【誘導質量】
⇒仮想質量
ゆうどう‐じんもん【誘導尋問】
尋問の際、尋問者が希望する内容の答弁を暗示して、その供述を得ようとする尋問。刑事訴訟では、禁止または制限される場合...
ゆうどう‐たい【誘導体】
主に有機化合物で、一つの化合物の分子構造の小部分が変化してできた化合物。基本構造はそのままで、一部が他の原子団と置...
ゆうどうたのうせい‐かんさいぼう【誘導多能性幹細胞】
《induced Pluripotent Stem cell》⇒iPS細胞
ゆうどう‐たんい【誘導単位】
⇒組み立て単位
ゆうどう‐たんぱくしつ【誘導蛋白質】
1 器官や組織の分化を誘導する働きに関与するたんぱく質。この役割をもつRNAたんぱく質のたんぱく質部分とする説が有...
ゆうどう‐だん【誘導弾】
⇒ミサイル
ゆうどうていえんぼく【遊動亭円木】
辻原登の短編小説集。盲目の元落語家円木と、周囲の人々の日常を描く人情話。平成11年(1999)刊行。翌年、第36回...
ゆうどう‐でんきろ【誘導電気炉】
⇒誘導炉
ゆうどう‐でんどうき【誘導電動機】
交流電動機の一。固定子巻線に交流電流を流して回転磁界をつくり、電磁誘導によって回転子巻線に誘導電流を流し、それと磁...
ゆうどう‐でんりゅう【誘導電流】
電磁誘導によって生じる電流。感応電流。