よこ‐ずわり【横座り/横坐り】
[名](スル)正座の足を横に出し、姿勢をくずして座ること。「板の間に—する」
よこ‐ずき【横好き】
じょうずでもないのに、むやみに好むこと。「下手(へた)の—」
よこ‐ずっぽう【横外っ方】
「よこぞっぽう」の音変化。「人の—をはっつけては」〈中勘助・銀の匙〉
よこ‐ずれ【横ずれ】
[名](スル)横方向にずれること。「—断層」「タイヤが—する」
よこずれ‐だんそう【横ずれ断層】
断層面の両側が水平方向にずれた断層。断層面の向こう側が相対的に左に動いた場合を左横ずれ断層、右に動いた場合を右横ず...
よこずれだんそう‐がた【横ずれ断層型】
地震の種類の一。地殻にすれ違う力が働き、断層面が水平方向にずれることによって起こる。→正断層型 →逆断層型
よこずれ‐ほうしき【横ずれ方式】
⇒位相差AF
よこせ‐やう【横瀬夜雨】
[1878〜1934]詩人。茨城の生まれ。本名、虎寿。別号、利根丸・宝湖。河井酔茗・伊良子清白とともに文庫派の代表...
よこ‐せん【横線】
⇒おうせん(横線)
よこ‐ぜん【横膳】
木目を縦にして据える膳。死人に供える。側膳(そばぜん)。夷膳(えびすぜん)。
よこ‐ぞっぽう【横外っ方】
1 横っつら。頰(ほお)。また、そこを打つこと。「—張り曲げられるか」〈伎・色読販〉 2 横の方。「耳が—に付いて...
よこた【横田】
姓氏の一。 [補説]「横田」姓の人物横田喜三郎(よこたきさぶろう)横田順弥(よこたじゅんや)
よこ‐た・う【横たふ】
[動ハ四]横になっている。横たわる。「荒海や佐渡に—・ふあまの川」〈奥の細道〉 [動ハ下二]「よこたえる」の文語形。
よこ‐た・える【横たえる】
[動ア下一][文]よこた・ふ[ハ下二] 1 横にする。横に寝かせる。「からだを—・える」 2 横にして身に帯びる。...
よこ‐だおし【横倒し】
《「よこたおし」とも》 1 横に倒すこと。また、横に倒れること。「電車が脱線して—になる」 2 レスリングで、反動...
よこた‐きさぶろう【横田喜三郎】
[1896〜1993]国際法学者・裁判官。愛知の生まれ。東大教授。最高裁判所長官。満州事変以降の軍国主義に対し、国...
よこた‐きち【横田基地】
⇒横田飛行場
よこた‐じゅんや【横田順弥】
[1945〜2019]SF作家。佐賀の生まれ。昭和63年(1988)会津信吾と共著の「快男児押川春浪」で日本SF大...
よこ‐たて【横縦】
1 横と縦。たてよこ。 2 横糸と縦糸。たてぬき。
よこた‐ひこうじょう【横田飛行場】
東京都の多摩中部にある、米空軍と航空自衛隊が共同使用する軍用飛行場。福生市・立川市・昭島市・武蔵村山市・羽村市・瑞...
よこ‐たわ・る【横たわる】
[動ラ五(四)] 1 横になる。横に寝る。「床に—・る」 2 横または水平に長くのびる。「国境に—・る大河」 3 ...
よこたわるオダリスク【横たわるオダリスク】
⇒グランドオダリスク
よこ‐だい【横題】
詩歌の題で、俳諧にだけ取り上げられるやや俗な題。万歳・行水・炬燵(こたつ)・煤払(すすはら)いなど。よこのだい。→縦題
よこ‐だき【横抱き】
横にして抱くこと。わきに抱えること。「赤ん坊を—にして走る」
よこ‐だけ【横岳】
長野県中東部、南八ヶ岳連峰の北端にある火山。標高2898メートル。赤岳の北に位置し、八ヶ岳中信高原国定公園に属する。
よこだんせい‐けいすう【横弾性係数】
⇒剛性率
よこだんせい‐りつ【横弾性率】
⇒剛性率
よこ‐ちょう【横町/横丁】
表通りから横へ入った町筋。また、その通り。よこまち。
よこっ‐ちょ【横っちょ】
横の方。よこ。「—を向く」「帽子を—にかぶる」
よこっ‐つら【横っ面】
「よこつら」の音変化。「—を張られる」
よこっ‐とび【横っ飛び/横っ跳び】
「よことび」の音変化。「—に飛んで自動車をよける」
よこっ‐ぱら【横っ腹】
「よこばら」の音変化。
よこ‐つら【横面】
《「よこづら」とも》 1 顔の横側。よこっつら。「—を張る」 2 横の側の面。側面。
よこ‐づけ【横付け】
[名](スル)船や車などの、側面を他のものに接するようにつけること。「車を玄関に—する」
よこ‐づち【横槌】
槌の一。丸木に柄をつけ、頭部の側面で打つ。砧(きぬた)や藁(わら)打ちなどに用いる。
よこ‐づな【横綱】
1 相撲で、力士の最高位。また、横綱力士の略称。本来は大関の中で、2を締めることを許された力士をさしたが、現在は、...
よこづな‐おおぜき【横綱大関】
大相撲の本場所において、大関が不在または一人の場合に、横綱が大関の地位を兼ねることを表す番付の記載上での語。
よこづなしんぎ‐いいんかい【横綱審議委員会】
日本相撲協会の諮問に応じ、横綱に関する案件について答申・進言する機関。委員は、相撲協会理事長から委嘱を受けた協会外...
横綱(よこづな)を張(は)・る
相撲で、横綱になる。また、その地位にある。
よこ‐て【横手】
1 横に当たる方向。わき。「寺の—にある堂」「—から入る」 2 旗の上部の乳(ち)に通すための棒。 3 刀身の先端...
よこて【横手】
秋田県南東部の市。横手盆地にある。横手縞の産地。旧正月に、かまくら・梵天(ぼんてん)の行事がある。平成17年(20...
よこて‐し【横手市】
⇒横手
よこて‐じま【横手縞】
横手地方で産する木綿の縞織物。
よこて‐なげ【横手投げ】
⇒サイドスロー
よこて‐ぼんち【横手盆地】
秋田県南東部にある盆地。雄物川の上・中流域に広がり、南北60キロメートル、東西の最大幅は15キロメートル。米作地帯...
よこ‐で【横手】
感じ入って両方の手のひらを打ち合わせること。
横手(よこで)を打(う)・つ
感心したり、思い当たったりするときなどに、思わず両方の手のひらを打ち合わす。
よこ‐とじ【横綴じ】
紙を横長にとじること。また、そのとじたもの。
横(よこ)と◦出(で)る
わざと意地悪い態度をとる。横意地を張る。「さやうに—◦出候はば、山こかしのやうに申したて」〈浮・色三味線・五〉
よこ‐とび【横飛び/横跳び】
1 横の方向にとぶこと。よこっとび。 2 体を斜めにして突っ切るように急いで走ること。よこっとび。「—に逃げる」