ありま‐りゅう【有馬流】
剣術の流派の一。室町末期に有馬乾信(もとのぶ)が興したといわれる。有馬神道流。
ありみね‐こ【有峰湖】
富山県南東部、常願寺川の支流和田川上流にある人造湖。発電用有峰ダムの建設によりせき止められてできた貯水池。面積5....
あり‐もどき【擬蟻/蟻擬】
外見がアリに似る甲虫。サツマイモに食い入るアリモドキゾウムシ、松の害虫を捕食するアリモドキカッコウムシなど。
あり‐もの【有り物】
ありあわせの物。「—のなかから、出来そうなもんを見つけて」〈里見弴・安城家の兄弟〉
ありゃ
[感] 1 驚いたときに発する語。あら。「—、いけねえ」 2 民謡などの囃子(はやし)詞。
ありゃ‐ありゃ
[感] 1 驚いたときに発する語。ありゃりゃ。 2 歌舞伎のかけ声。 ㋐捕り方が犯人をおどかすためのかけ声。 ㋑荒...
ありゃ‐こりゃ
[名・形動]《「あれやこれや」の意から》あべこべ。反対。「—に人の前にすえた膳」〈藤村・夜明け前〉
ありや‐なしや【有りや無しや】
[連語] 1 あるかないか。あるかないかわからないくらい目立たないさま。「—の細かい模様」「入り日のなかに立つけぶ...
あ‐りゅう【亜流】
《流れを亜(つ)ぐ意》 1 学問・芸術などで、同じ流派に属する人。 2 第一流の人に追随するだけで、独創性のない人...
あ‐りゅうさん【亜硫酸】
二酸化硫黄を水に溶かすと生じる酸。水溶液としてだけ存在。酸化により硫酸になる。化学式H2SO3
ありゅうさん‐えん【亜硫酸塩】
亜硫酸の水素を金属で置換して生じる塩。亜硫酸ナトリウムなど。
ありゅうさん‐ガス【亜硫酸ガス】
二酸化硫黄の気体。刺激臭があり、有毒。火山ガスや石油・石炭中の硫黄酸化物の燃焼によって生じ、酸性雨や湖沼の酸性化の...
ありゅうさんすいそ‐ナトリウム【亜硫酸水素ナトリウム】
亜硫酸水素イオンとナトリウムイオンからなる塩。室温で固体としては不安定で、水溶液として存在する。炭酸ナトリウム水溶...
ありゅうさん‐ソーダ【亜硫酸ソーダ】
亜硫酸ナトリウムのこと。
ありゅうさん‐ナトリウム【亜硫酸ナトリウム】
亜硫酸水素ナトリウムの水溶液に、炭酸ナトリウムを加えて蒸発させると得られる無色の結晶。強い還元剤。写真現像薬や染料...
ありゅうさん‐パルプ【亜硫酸パルプ】
木材片を亜硫酸と亜硫酸塩との混合液で処理して製造した化学パルプ。上質紙やレーヨン・アセテートの原料。
アリュメット
野菜などをマッチの軸のように細く切る切り方。
アリューシャン
《アレウト族の、の意》「アリューシャン列島」の略。
アリューシャン‐かいこう【アリューシャン海溝】
北太平洋北部、アリューシャン列島の南側に連なる海溝。延長約3700キロ、最深部7679メートル。
アリューシャン‐ていきあつ【アリューシャン低気圧】
アリューシャン列島の海域に、ほぼ定常的に存在する大きな低気圧。大西洋のアイスランド低気圧と同じく、亜寒帯低圧帯に属...
アリューシャン‐れっとう【アリューシャン列島】
アラスカ半島とカムチャツカ半島東方のコマンドル諸島との間に弧状に連なる火山列島。米国アラスカ州に属する。アレウト列島。
アリュージョン
1 間接的な言及。ほのめかし。 2 引喩(いんゆ)。
アリュート
アリューシャン列島やアラスカ西部に住む先住民族。アレウト。
アリユン【阿里云】
《Aliyun》「アリババクラウド」の中国名。
あり‐よう【有り様】
1 物事の状態。ようす。ありさま。「世の中の—に疑問を感じる」 2 ありのままの姿。実情。ありてい。「事の—を申し...
ありよし‐さわこ【有吉佐和子】
[1931〜1984]小説家。和歌山の生まれ。「恍惚(こうこつ)の人」「複合汚染」などで現代の社会問題を描く。「華...
アリラン
《(朝鮮語)。伝説上の峠の名という》朝鮮民謡の一。朝鮮半島各地にあり、哀調を帯びた節回しで、失恋を歌ったものが多い。
アリル
CH2=CHCH2-で表される不飽和炭化水素の一価の基。プロペンから水素原子1個を除いた残りの原子団。 [補説]芳...
アリル‐アルコール
刺激臭のある無色の液体。酸化によりアクロレインになる。合成樹脂・化学薬品などの製造中間体。化学式CH2=CHCH2OH
アリレン
⇒プロピン
あり‐わた・る【在り渡る】
[動ラ四]ある状態のままでいつづける。「解き衣の恋ひ乱れつつ浮き砂(まさご)生きても我(あれ)は—・るかも」〈万・...
あり‐わ・ぶ【在り侘ぶ】
[動バ上二]生きているのがつらくなる。住みにくく思う。「京に—・びて、あづまに行きけるに」〈伊勢・七〉
あ‐りんかいすい【亜臨界水】
水を臨界点以下のセ氏374度、218気圧より低く、セ氏100度、1気圧以上にした状態。超臨界水に比べて酸化力が弱い...
あり‐んこ【蟻んこ】
「蟻1」の俗な言い方。
あ‐りんさん【亜燐酸】
ホスホン酸の俗称。化学式H2PO3と考えられての称。
あり◦んす
[連語]「あります」の音変化。江戸新吉原の遊女が用いた語。「なんだか、ご法事にあふやうで—◦んす」〈黄・無益委記〉
ありんす‐こく【ありんす国】
江戸新吉原の異称。
アリー
[600ころ〜661]イスラムの第4代正統カリフ。在位656〜661。その就任をめぐる紛争の中で殺害された。ムハン...
ア‐リーグ
「アメリカンリーグ」の略。
アリー‐こうか【アリー効果】
《alle effect》生物集団の個体密度が繁殖率や生存率に及ぼす現象の一つ。個体密度の増加に伴って生物集団中の...
アリーサドゥル‐どうくつ【アリーサドゥル洞窟】
《Ghār-e 'Alī Sadr》⇒アリーサドル洞窟
アリーサドル‐どうくつ【アリーサドル洞窟】
《Ghār-e 'Alī Sadr》イラン北西部にある鍾乳洞。ハマダーンの北西約75キロメートル、標高約2100メ...
アリーナ
《古代ローマの円形闘技場の意から》 1 室内競技場。また、円形劇場。アレナ。 2 野球場・体育館などを使う興行で、...
ハメネイ
[1939〜 ]イランの宗教家、政治家。1981年、大統領に就任。1989年のホメイニ死去後、イラン‐イスラム共和...
アリール
芳香族炭化水素の芳香環上の水素原子1個を除いた残りの原子団の総称。フェニル基C6H5-、トリル基CH3C6H4-、...
アリール‐き【アリール基】
⇒アリール