あさひな‐やすひこ【朝比奈泰彦】
[1881〜1975]薬学者。東京の生まれ。欧州に留学。地衣類の成分など、植物化学・生薬学の分野の独創的な研究で業...
あさひな‐よしひで【朝比奈義秀】
鎌倉初期の武将。和田義盛の子。建保元年(1213)父とともに北条氏と戦い、安房(あわ)に敗走。豪勇で知られる。生没...
あさひのあたるいえ【朝日のあたる家】
丸山健二の長編小説。昭和45年(1970)刊。
あさひ‐の‐みはた【朝日の御旗】
日の丸の旗。日章旗。
あさひ‐の‐みや【朝日宮】
伊勢神宮の内宮(ないくう)。皇大神宮。
あさひ‐ひょうもん【旭豹紋蝶】
タテハチョウ科のチョウ。開張35ミリくらいで、翅(はね)の表面は黄褐色の地に黒褐色の斑紋がある。極地性で、日本では...
あさひふじ‐せいや【旭富士正也】
[1960〜 ]力士。第63代横綱。青森県出身。本名、杉野森正也。優勝4回。引退後、年寄安治川。→第62代横綱大乃...
あさひ‐まんじゅう【朝日饅頭】
食紅で赤く染めたまんじゅう。
あさひ‐やき【朝日焼】
慶長(1596〜1615)のころ、山城(京都府)宇治の朝日山で作られた陶器。「朝日」の銘印がある。奥村次郎右衛門(...
あさひ‐やま【朝日山】
京都府宇治市にある山。[歌枕]「ふもとをば宇治の川霧立ちこめて雲居に見ゆる—かな」〈新古今・秋下〉
あさひ‐やま【旭山】
桜の一品種。サトザクラの仲間で、花は淡紅色の八重咲き。樹高さが2〜3メートルにしか育たず、盆栽や鉢植えにも向く。朝...
あさひやまきねん‐こうえん【旭山記念公園】
北海道札幌市にある公園。昭和45年(1970)造成。藻岩山などに隣接した高台にあり、札幌市内を一望できる。毎年夏に...
あさひやま‐どうぶつえん【旭山動物園】
北海道旭川市にある日本最北の動物園。昭和42年(1967)7月1日開園。展示に独特の工夫が凝らされており、動物の生...
あさ‐びらき【朝開き】
朝、船が港を出ること。朝の船出。「世の中を何にたとへむ—漕(こ)ぎ去(い)にし船の跡なきごとく」〈万・三五一〉
あさ‐ふ【麻布】
「あさぬの」に同じ。
あさぶき‐まりこ【朝吹真理子】
[1984〜 ]小説家。東京の生まれ。慶應義塾大学在学中に「流跡」を発表し作家デビュー。「きことわ」で芥川賞受賞。
あさ‐ぶさ【朝普茶】
朝食前に食べる菓子の類。「二人の子供が—前、忘れず、必ず桑山(=薬ノ名)呑(の)ませて下され」〈浄・天の網島〉
あさ‐ぶすま【麻衾】
麻布で作った粗末な夜具。「寒くしあれば—引きかがふり」〈万・八九二〉
あさ‐ぶろ【朝風呂】
朝入浴すること。また、朝から沸いている風呂。朝湯。
朝風呂(あさぶろ)丹前(たんぜん)長火鉢(ながひばち)
朝湯に入り、丹前を着て、長火鉢の前に座る意。遊び人などの気楽な生活をいう。
あさ‐ぼり【朝掘り】
食用とするものを、朝に地中から掘り出すこと。また、その日の朝に掘り出したもの。「—の筍(たけのこ)」
あさ‐ぼらけ【朝ぼらけ】
夜のほのぼのと明けるころ。夜明け方。「あけぼの」より少し明るくなったころをいうか。
あさま
北陸新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成9年(1997)運行開始。高崎・軽井沢などを経由して東京・長野駅...
あさ‐ま【朝間】
朝のうち。朝のあいだ。朝。「—の寒い風が吹き通って」〈秋声・あらくれ〉
あさま【朝熊】
三重県伊勢市の地名。
あさ‐ま【浅ま】
[形動ナリ] 1 浅いさま。奥深くなくむき出しのさま。「忍ぶ姿も現れて、—になりぬさりながら」〈謡・玉井〉 2 簡...
あさ‐まいり【朝参り】
朝早く社寺に参ること。
あさま‐おんせん【浅間温泉】
長野県松本市の北東部にある温泉。泉質は単純温泉。
あさまし・い【浅ましい】
[形][文]あさま・し[シク]《動詞「あさ(浅)む」の形容詞化》 1 品性が卑しい。さもしい。下劣だ。「—・い了見...
あさま‐じんじゃ【浅間神社】
⇒せんげんじんじゃ(浅間神社)
あさ‐まだき【朝まだき】
夜の明けきらないころ。早朝。「—より怒鳴り立つるに」〈柳浪・黒蜥蜴〉
あさま‐つげ【朝熊黄楊】
ツゲの別名。朝熊山に多く産するところからいう。
あさ‐まつりごと【朝政】
1 天皇が朝早く正殿に出て政務を執ること。 2 朝廷の政務。
あさま‐の‐たけ【浅間岳】
⇒浅間山
あさま‐ぶどう【浅間葡萄】
クロマメノキや、その果実のこと。浅間山付近でいう。
あさま‐もの【浅間物】
歌舞伎舞踊の一系統。「傾城浅間嶽(けいせいあさまがたけ)」から、巴之丞と傾城奥州との情話が独立したもの。
あさま‐やま【朝熊山】
伊勢市南東部にある山。標高553メートル。山頂に金剛証寺がある。近世は伊勢参宮の巡拝地の一つとしてにぎわった。朝熊...
あさま‐やま【浅間山】
群馬・長野両県にまたがる三重式活火山。標高2568メートル。天明3年(1783)の大爆発では多数の死者を出し、溶岩...
あさ‐み【浅み】
1 川などの、浅い所。⇔深み。 2 歌舞伎のかつらの一。僧侶の役に用いる。
あさみ‐けいさい【浅見絅斎】
[1652〜1712]江戸中期の儒学者。近江(おうみ)の人。名は安正。別号、望楠楼。山崎闇斎に学び、佐藤直方・三宅...
あさ‐みどり【浅緑】
1 薄い緑色。 2 養老の衣服令で、七位の人の袍(ほう)の色。
あさみなみ【安佐南】
広島市北部の区名。旧安佐郡の南部にあたる。
あさみなみ‐く【安佐南区】
⇒安佐南
あさ・む【浅む】
[動マ四]《近世以後「あざむ」とも》 1 意外なことに驚く。あきれかえる。「あな、あさましとぞ—・みける」〈保元・...
あさむし‐おんせん【浅虫温泉】
青森市北東部、青森湾に面する温泉。泉質は塩化物泉・硫酸塩泉。
あさむし‐すいぞくかん【浅虫水族館】
青森県青森市にある水族館。昭和58年(1983)開館。白神山地に生息する生き物を展示した水槽がある。青森県営浅虫水族館。
あさ‐むらさき【浅紫】
1 薄い紫色。 2 養老の衣服令で、二位・三位の人の袍(ほう)の色。
あさ‐め【浅め】
比較的浅いと感じる程度・状態。「バックホームに備えて—に守る」⇔深め。
あさ‐めし【朝飯】
朝の食事。朝食。あさはん。
あさめし‐まえ【朝飯前】
[名・形動] 1 朝食をとる前。 2 朝食をとる前のわずかな時間でできるような、たやすいこと。また、そのさま。「そ...