越鳥(えっちょう)南枝(なんし)に巣(す)くう
南の越から来た鳥は南向きの枝に巣をつくる。故郷の忘れがたいことのたとえ。→胡馬(こば)北風に依る
えっちら‐おっちら
[副]疲れたり重い物を担いだりして、たどたどしく苦しそうに歩くさま。「—(と)坂を登っていく」
エッチング
1 印刷などで、銅版に蝋(ろう)を主剤とする防食剤を塗り、針などで彫り、露出した銅面を硝酸などで腐食させて凹版を作...
エッチング‐ガス
ドライエッチングで用いられる、高い反応性を示すガス。フルオロメタン、ジフルオロメタン、トリフルオロメタン、六弗化硫...
エッチング‐パーツ
《(和)etching+parts》エッチングの技法を用いて作られる、金属製の細密な模型部品。プラスチックなどの射...
エッツィ
《European Telecommunications Standards Institute》欧州電気通信標準...
エッツェル‐じょう【エッツェル城】
《Edzell Castle》英国スコットランド東部、アンガス地区の村エッツェルにある16世紀に建造された城。17...
エッツ‐けいこく【エッツ渓谷】
《Ötztal》⇒エッツタール
エッツタール
オーストリア西部、チロル州にある谷。東部アルプス最大の谷であり、エッツタール川に沿って延びる。スキーやハイキングの...
エッツタール‐アルプス
オーストリア西部のチロル州と、イタリアのトレンティーノアルトアディジエ自治州の間を走る東部アルプスの山脈。最高峰は...
エッテン‐とう【エッテン島】
《Etten》⇒エテン島
えっ‐とう【越冬】
[名](スル)冬を過ごすこと。冬の寒さを越すこと。「南極で—する」「—地」
えっとう‐が【越冬芽】
⇒冬芽
エトリング‐せき【エトリング石】
⇒エトリンガイト
エットリンゲン‐せき【エットリンゲン石】
⇒エトリンガイト
えっ‐ぱ【越波】
暴風や高潮により、打ち寄せる波が堤防や護岸を越えること。
えっぱん【悦般】
5世紀ころ、中央アジアのイリ地方に住んでいたトルコ系の遊牧民族。また、その国。中国南北朝の史書に現れる。
エッフェル
[1832〜1923]フランスの技師。橋梁(きょうりょう)設計の経験を生かして鉄骨構造を研究、当時世界一の高さをも...
エッフェル‐とう【エッフェル塔】
《(フランス)Tour Eiffel》パリのセーヌ河畔に立つ鉄骨塔。1889年のパリ万国博覧会会場に建てられた。高...
エッフェルとうしろん【エッフェル塔試論】
松浦寿輝による評論。平成7年(1995)刊行。第5回吉田秀和賞受賞。
えっ‐ぷく【悦服】
[名](スル)心から喜んで服従すること。「国民—せざる者無し」〈柳河春三編・万国新話〉
えっ‐ぺい【閲兵】
[名](スル)元首・大臣・司令官などが、整列した軍隊の前を見回ること。「儀仗兵(ぎじょうへい)を—する」「—式」
エッラ
スリランカ中部の町。コロンボの東約200キロメートル、標高約1000メートルの峠に位置する。名称はシンハラ語で滝を...
エッリアポ
土星の第28衛星。2000年に発見。名の由来はケルト神話の巨人。非球形で平均直径は約8.6キロ。エリアポ。
えつ【咽】
⇒いん
えつ【悦】
[常用漢字] [音]エツ(漢) [訓]よろこぶ よろこぶ。よろこび。「悦楽/喜悦・恐悦・法悦・満悦・愉悦」 [名の...
えつ【越】
[常用漢字] [音]エツ(ヱツ)(漢) オチ(ヲチ)(呉) エチ(ヱチ)(呉) [訓]こす こえる 〈エツ〉 1 ...
えつ【謁】
[常用漢字] [音]エツ(漢) [訓]まみえる 身分の高い人に面会する。お目通りする。「謁見/上謁・内謁・拝謁・来...
えつ【閲】
[常用漢字] [音]エツ(漢) [訓]けみする 1 改め調べる。「閲読・閲兵・閲覧/観閲・検閲・校閲・披閲」 2 ...
えつ【斉魚/鱭魚】
カタクチイワシ科の海水魚。全長約30センチ。体は長く、尾部に向かって細くなる。背が暗青色、側面が銀白色。日本では有...
えつ【悦】
喜ぶこと。うれしがること。
えつ【粤】
(「越」とも書く)中国南部、現在の浙江(せっこう)省以南からベトナム北部にかけて住んでいた南方系の民族。また、その...
えつ【越】
中国、春秋時代の列国の一。都は会稽(かいけい)。前473年、呉を滅ぼして北上、中原に覇を唱えたが、前334年、楚(...
えつ【鉞】
古代中国の、青銅製の大斧(おおおの)。罪人の首を切るのに用いた。また王権の象徴ともされる。
えつ【謁】
1 貴人や目上の人に会うこと。お目通り。「—を賜る」 2 名刺。「—を通じ、おおやけの紹介状を出だして」〈鴎外・舞姫〉
えつ【閲】
1 書き物の内容などを調べること。調べて読むこと。「—を請う」 2 検閲に使う、見たという印。
え‐つき【役調/課役】
律令制での租税の総称。租・庸・調・雑徭からなる。えだちとみつぎ。「当(そ)の郡の—悉(ことごとく)に免(ゆる)さる...
え‐つけ【絵付け】
[名](スル)陶磁器に、絵模様をかき、焼き付けること。
えつじん【越人】
⇒越智越人(おちえつじん)
え‐つづみ【兄鼓】
「大鼓(おおつづみ)」に同じ。⇔弟鼓(おとつづみ)。
えつ‐どく【閲読】
[名](スル)書物・書類などの内容を調べながら読むこと。「古文書を—する」
えつなん【越南】
ベトナムのこと。
悦(えつ)に入(い)・る
事がうまく運び、満足して喜ぶ。「ひとり—・っている」 [補説]この句の場合、「入る」を「はいる」とは読まない。
えつ‐ねん【越年】
[名](スル)古い年を送って新しい年を迎えること。年越し。おつねん。「今年は郷里で—した」「—資金」
えつねん‐せい【越年生】
一年生植物のうち、秋から年を越して翌年まで育つもの。
えつねんせい‐しょくぶつ【越年生植物】
一年生植物のうち、秋に発芽して冬を越し、翌春に開花・結実して枯死する草本植物。大麦・ダイコン・アブラナなど。越年生...
えつねん‐そう【越年草】
「越年生植物」に同じ。二年草のことをいう場合もある。
え‐つぼ【笑壺】
笑い興じること。また、満足して笑うこと。
え‐つぼ【餌壺】
鳥のえさを入れる容器。
笑壺(えつぼ)に入(い)・る
思い通りになって大いに喜ぶ。「博士が三四歳の男の子を抱えて、独り—・っている」〈白鳥・何処へ〉 [補説]この句の場...