かいせい‐そう【海成層】
海底に堆積(たいせき)してできた地層。
かいせい‐だんきゅう【海成段丘】
⇒海岸段丘
かいせい‐ブレーキ【回生ブレーキ】
電気モーターを発電機として用い、運動エネルギーを電気エネルギーに変換することで制動をかけるブレーキ。電車・電気自動...
かいせい‐ほうれい【改正法令】
既に施行されている法令を改正するために制定される法令。
かい‐せき【会席】
1 多数の人が寄り集まる席。寄り合いの席。多く、連歌・俳諧や茶会などを行う席をいう。 2 「会席料理」の略。
かい‐せき【怪石】
形の変わった石。「奇岩—」
かい‐せき【開析】
[名](スル)台地状の地形が川によって浸食され、数多くの谷が刻まれること。
かい‐せき【解析】
[名](スル) 1 事物の構成要素を細かく理論的に調べることによって、その本質を明らかにすること。「調査資料を—す...
かい‐せき【懐石】
《温石(おんじゃく)を懐(ふところ)に抱いて腹を温めるのと同じ程度に、腹中を温め一時の空腹をしのぐものの意》茶の湯...
かいせき‐かい【解析解】
⇒厳密解
かいせきがいろん【解析概論】
数学者、高木貞治の著作。昭和13年(1938)刊行。「高木の解析概論」と呼ばれ、以後の数学教科書の手本となった。
かいせき‐がく【解析学】
微分積分学とそれから発展した数学の諸分科の総称。微分積分学・微分方程式論・積分方程式論・実関数論・複素関数論など。
かいせきがくこうぎ【解析学講義】
《原題、(フランス)Cours d'Analyse》フランスの数学者、コーシーの著作。1821年刊行。自身の解析学...
かいせき‐きかがく【解析幾何学】
図形の性質を、座標を導入することによって数式で記述し、代数的計算によって解析的に研究する幾何学。
かいせき‐こ【海跡湖】
海湾の一部に砂嘴(さし)や砂州が発達し、外海から分離されてできた潟湖(せきこ)。サロマ湖・浜名湖など。
かいせき‐すうろん【解析数論】
⇒解析的整数論
かいせき‐ぜん【会席膳】
会席料理をのせて出す、1尺2寸(約36.4センチ)四方の、脚のない漆塗りの膳。
かいせき‐だいち【開析台地】
もとは平坦だったが、浸食を受けて数多くの谷が刻まれた台地。
かいせき‐ぢゃや【会席茶屋】
会席料理を出す料理店。
かいせき‐てき【解析的】
ふつう微分方程式の解が、既知の関数や定数を用いて得られるさま。
かいせきてき‐すうろん【解析的数論】
⇒解析的整数論
かいせきてき‐せいすうろん【解析的整数論】
整数論の諸問題を解析学的な手法を用いて研究する数学の一分野。ルジャンドル、ディリクレ、チェビシェフ、リーマンらが現...
かいせきりきがく【解析力学】
《(フランス)Méchanique analitique》イタリア生まれのフランスの数学者、ラグランジュの著作。1...
かいせき‐りきがく【解析力学】
ニュートン力学をより一般化した力学体系。具体的には座標系によらない、座標変換に対して不変な運動方程式によって記述さ...
かいせき‐りょうり【会席料理】
江戸時代以降に発達した酒宴向きの料理。本膳料理と懐石が変化・発達したもので、現在では日本料理の主流となっている。
かいせき‐りょうり【懐石料理】
「懐石」に同じ。
かい‐せつ【回折】
[名](スル)波が障害物に遮られたとき、その物陰の部分にも波がまわりこんで伝播する現象。波に特有の現象で、海波・音...
かい‐せつ【回雪】
1 風に舞う雪。 2 雪が舞うようにひらひらと袖を翻す舞。「神女空より降り下り、清見原の庭にて—の袖を翻し」〈盛衰...
かい‐せつ【開設】
[名](スル)新しい施設や設備などをこしらえること。また、新たにその運用を開始すること。「新駅を—する」「口座を—する」
かい‐せつ【解説】
[名](スル)物事の要点・意味などをわかりやすく説明すること。また、その説明。「映画の内容を—する」「ニュース—」...
かいせつ‐げんかい【回折限界】
望遠鏡や顕微鏡などの光学系における、光の回折により制限される解像力または分解能の理論的限界。望遠鏡の場合、角度分解...
かいせつ‐こうがくそし【回折光学素子】
⇒回折レンズ
かいせつ‐こうし【回折格子】
光の回折を利用してスペクトルを得る装置。ガラス板に多数の細いすきまを平行に等間隔に刻んだもの。グレーティング。
かいせつ‐じま【回折縞】
光の回折によって生じる明暗の縞模様。白色光では縞に色がついて見える。
かいせつ‐は【回折波】
回折によって伝播する波。障害物の後方にも伝わる。波長が長いほど、回り込む角度が大きい。
かいせつ‐ほうそう【解説放送】
副音声を用いて行なわれる音声多重放送の一。視覚障害者向けの解説や、スポーツ中継におけるルール説明などに用いられる。
かいせつ‐ぼけ【回折暈け】
⇒小絞り暈け
かいせつ‐レンズ【回折レンズ】
光の回折現象を利用し、光を収束して結像させるレンズ。回折格子のパターンを、光の波長程度の周期で光軸を中心に同心円状...
カイセリ
トルコ中央部の都市。エルジエス山の北麓に位置する。古代名マザカ。現名称は古代ローマ時代に皇帝ティベリウスが名付けた...
カイセリ‐じょう【カイセリ城】
《Kayseri Kalesi》トルコ中央部の都市カイセリの市街中心部にある城塞。一説には、3世紀に古代ローマ帝国...
かい‐せん【会戦】
[名](スル)敵味方双方の多数の軍勢が出あって戦うこと。また、大規模な陸上戦。「両国が奉天に—する」
かい‐せん【回旋/廻旋】
[名](スル) 1 くるくる回ること。くるりと回すこと。旋回。 2 植物の茎が支柱などに巻きつきながら伸びていくこ...
かい‐せん【回線】
1 電信・電話をつなぐ線。「通信—」 2 電気回路のこと。
かい‐せん【改選】
[名](スル)任期満了のときなどに、議員・役員などを改めて選挙すること。「委員の半数を—する」
かい‐せん【廻船/回船】
港から港へ旅客や貨物を運んで回る船。中世以後に発達し、江戸時代には菱垣(ひがき)廻船・樽(たる)廻船のほか、西回り...
かい‐せん【海戦】
海洋における戦闘。「日本海—」
かい‐せん【海鮮】
海で獲れた新鮮な魚介類。「—料理」
かい‐せん【界線】
1 二つの地域の境界を表す線。 2 投影図で、正面と平面との境界を示す横の線。 3 非ユークリッド幾何学で、平行線...
かい‐せん【疥癬】
疥癬虫(ヒゼンダニ)の寄生によって起こる伝染性の皮膚病。下腹部・わきの下・内またなどに散発する赤い丘疹(きゅうしん...
かい‐せん【開戦】
[名](スル)戦争を始めること。⇔終戦。「吾国既に清朝と—す」〈独歩・愛弟通信〉