げん‐し【元巳】
陰暦3月3日の異称。上巳(じょうし)。《季 春》
げんし【元史】
中国の二十四史の一。元の歴史を記したもの。明の宋濂(そうれん)らの撰。1370年成立。本紀47巻、志58巻、表8巻...
げん‐し【元始】
物事のはじめ。おこり。「—女性は太陽であった」〈平塚・青鞜・創刊の辞〉
げん‐し【幻視】
幻覚の一。実際にはないものが、あるように見えること。
げん‐し【玄旨】
物事の奥深い内容。深遠な道理。
げん‐し【言詞】
ことば。言辞。言語。
げん‐し【原子】
1 物質の基本的構成単位で、化学元素としての特性を失わない、最小の微粒子。原子核とそれを取り巻く1個または複数個の...
げん‐し【原糸】
織物を織る場合、または、撚糸(ねんし)を作る場合に、もとになる糸。
げん‐し【原始】
1 物事のはじめ。おこり。元始。「—の地球」 2 初期の段階であること。組織・構造などが単純で、未分化・未発達なこ...
げん‐し【原姿】
文献などの、もとのすがた。
げん‐し【原紙】
1 謄写版などの原版に用いる、蝋(ろう)引きの薄い紙。「—を切る」 2 コウゾの皮を原料にしてすいた、堅くて厚い紙...
げん‐し【原詩】
原作の詩。翻訳や改作などの、もとになる詩。
げん‐し【原資】
1 資金源。もとで。 2 財政投融資にあてられる資金。
げん‐し【減資】
[名](スル)株式会社が資本金をへらすこと。⇔増資。
げん‐し【厳旨】
1 きびしい命令。また、その趣旨。 2 相手を敬って、その手紙の趣旨をいう語。
げんし‐いっしんかん【原始一神観】
未開民族にも至高神信仰や一神教が存在し、それが宗教の原初形態であるとする宗教学説。
げんし‐エネルギー【原子エネルギー】
⇒核エネルギー
げんし‐か【原子価】
ある原子または原子団が他の原子何個と結合しうるかを示す数。通常、水素を標準として、水素原子1個と結合する原子の原子...
げんし‐か【原子化】
主に原子吸光分析において、分析対象となる原子が含まれる化合物を加熱し、結合を断ち切って、単独の自由な原子にすること。
げんしか‐かく【原子価角】
⇒結合角
げんし‐かく【原子核】
原子の中心をなすもの。陽子と中性子からなり、原子番号と同じ数の正電荷をもっている。原子の質量の大部分を占める。核。
げんしかく‐エネルギー【原子核エネルギー】
⇒核エネルギー
げんしかく‐かがく【原子核化学】
⇒核化学
げんしかく‐かんぱん【原子核乾板】
素粒子・原子核などの荷電粒子が通過したときの飛跡を現像して見ることができる特殊な写真乾板。
げんしかく‐こうがく【原子核工学】
核物理学を基礎として、原子力エネルギーの利用に重点を置いた工学の一分野。安全性や経済性を踏まえた原子炉の設計をはじ...
げんしかく‐ごうせい【原子核合成】
⇒元素合成
げんしかく‐じんこうへんかん【原子核人工変換】
原子核に加速器などで作られた粒子を当て、他の原子核に変えること。
げんしかくそりゅうし‐じっけんしせつ【原子核素粒子実験施設】
⇒ハドロン実験施設
げんしかく‐ねんりょう【原子核燃料】
⇒核燃料
げんしかく‐はんのう【原子核反応】
⇒核反応
げんしかく‐ぶつりがく【原子核物理学】
原子核の特性・内部構造・核反応などを研究する物理学。核物理学。
げんしかく‐ぶんれつ【原子核分裂】
⇒核分裂
げんしかく‐へんかん【原子核変換】
⇒核変換
げんしかく‐ほうかい【原子核崩壊】
放射性元素の原子核が、自然に放射線を出して別の原子核に変わること。放射性崩壊。核崩壊。
げんしかく‐ゆうごう【原子核融合】
⇒核融合
げんしか‐でんし【原子価電子】
⇒価電子
げんしかん‐きょり【原子間距離】
⇒結合距離
げんし‐かんすう【原始関数】
関数F(x)の導関数がf(x)であるときの、F(x)のこと。f(x)の不定積分。
げんしかんりょく‐けんびきょう【原子間力顕微鏡】
走査型プローブ顕微鏡の一。鋭くとがった探針(プローブ)を試料表面に近づけたり接触させたりして、それらの原子間にはた...
げんし‐きごう【原子記号】
⇒元素(げんそ)記号
げんし‐きみょうだん【玄旨帰命壇】
中世の天台宗で行われた秘法。摩多羅(またら)神を本尊として、秘密裏に師から弟子に奥義を口伝するもの。のち真言宗の一...
げんし‐きゅうこうぶんせき【原子吸光分析】
試料を加熱し、気体状態にした原子に光を当て、その原子による吸収スペクトルを調べることで、試料に含まれる原子の定量的...
げんし‐きゅうこうほう【原子吸光法】
⇒原子吸光分析
げんし‐きょうさんせい【原始共産制】
階級分化の行われる以前の原始社会に存在したと推定される社会体制。血縁関係を基礎に土地や生産手段を共有し、共同で生産...
げんし‐きょうどうたい【原始共同体】
原始社会における血縁・地縁を中心にした単純な共同体。
げんし‐ぎんが【原始銀河】
形成の初期段階にある銀河。ビッグバン後の宇宙の初期において、ガスなどの密度の高い領域が自己重力で収縮し、星形成が始...
げんし‐くうこう【原子空孔】
⇒空格子点
げんし‐ぐも【原子雲】
核兵器が空中爆発したときに生じるきのこ形の雲。きのこ雲。
げんし‐さい【元始祭】
1月3日に宮中三殿で行われる天皇の親祭。皇位の元始を祝うもので、第二次大戦までは国の大祭とされた。
げんし‐さんぎょう【原始産業】
1 原始時代に行われた産業。狩猟・漁業や、初期の牧畜・農業など。 2 天然資源の発掘・獲得を目的とする産業。農業・...