こいと‐げんたろう【小絲源太郎】
[1887〜1978]洋画家。東京の生まれ。文展・帝展・日展で活躍。光風会会員。風景画で知られる。文化勲章受章。
こいと‐さしち【小糸佐七】
江戸本町2丁目の糸屋の娘小糸と、その店の手代佐七との情話を脚色した、浄瑠璃・歌舞伎作品の通称。浄瑠璃「糸桜本町育(...
コイドゥ
シエラレオネ東部の都市。ギニアとの国境に近い。近郊にダイヤモンド鉱山があり、その支配権をめぐる内戦により大きな被害...
コイドゥ‐タウン
⇒コイドゥ
こい‐なか【恋仲】
互いに恋い慕っている間柄。
恋(こい)に上下(じょうげ)の差別(さべつ)無(な)し
恋愛感情には身分による上下の区別はない。恋に上下の隔(へだ)て無し。
恋(こい)に上下(じょうげ)の隔(へだ)て無(な)し
⇒恋に上下の差別無し
こい‐にょうぼう【恋女房】
恋しあって結婚した妻。結婚後も深く愛している妻。こいづま。
こいにょうぼうそめわけたづな【恋女房染分手綱】
浄瑠璃。時代物。13段。吉田冠子(よしだかんし)・三好松洛合作。宝暦元年(1751)大坂竹本座初演。近松門左衛門の...
こ‐いぬ【小犬/子犬/仔犬】
小さい犬。また、犬の子。いぬころ。
こいぬ‐ざ【小犬座】
北天の小星座。3月中旬の午後8時ごろ南中する。α(アルファ)星(光度0.4等のプロキオン)とβ(ベータ)星(2.9...
こいぬのろくがやってきた【子犬のロクがやってきた】
中川李枝子の文、中川宗弥の挿絵による児童文学作品。友人が拾った子犬を引き取ることになった少年と家族の姿を、子犬の成...
こいぬのワルツ【子犬のワルツ】
《原題、(フランス)Petit Chien》ショパンのピアノ曲集「三つのワルツ」の第1曲。変ニ長調。1846年から...
こい‐ねが・う【乞い願う/希う/冀う/庶幾う】
[動ワ五(ハ四)]強く願う。切望する。やや古風な、また改まった言い方。「一層の御理解を—・う次第です」
こいねがわく‐は【乞い願わくは/希わくは/冀わくは/庶幾わくは】
[副]《「こひねがふ」のク語法に係助詞「は」の付いた語》ある事を強く希望する気持ちを表す。切に望むことは。なにとぞ...
こい‐ねこ【恋猫】
さかりのついた猫。《季 春》「—の恋する猫で押し通す/耕衣」
こい‐ねず【濃い鼠】
濃いねずみ色。
コイネー
《共通の、の意》紀元前4世紀後半、アッティカ方言にイオニア方言の要素が加わって形成された古代ギリシャ語。アレクサン...
こいのいるむら【鯉のいる村】
岩崎京子の児童文学作品。昭和44年(1969)刊行。昭和45年(1970)、第8回野間児童文芸賞、第21回芸術選奨...
こい‐の‐うた【恋の歌】
1 「恋歌(こいうた)」に同じ。 2 古今和歌集以後の歌集の部立ての一。恋愛の歌を集めた部分。また、その部分の歌。
こいのおうえんだんちょう【恋の応援団長】
井上梅次監督・脚本による映画の題名。昭和27年(1952)公開。井上の初監督作。出演、小林桂樹、若山セツ子、関千恵...
こい‐の‐おもに【恋の重荷】
恋のせつなさや苦しさに心を労することをたとえていう語。「—といふことがあるほどに」〈虎清狂・文荷〉 [補説]曲名別...
こいのおもに【恋重荷】
謡曲。四番目物。世阿弥作。女御が自分を恋する庭守の老人に、重荷を持って歩いたら姿を見せようと伝えるが、老人は果たせ...
こい‐の‐く【恋の句】
連歌・連句で、恋を詠み込んだ句。特に付句についていい、連句の中で変化をつける働きをする句。
こい‐の‐けぶり【恋の煙】
恋いこがれる心を、煙が立ちのぼるようすにたとえていう語。「かがり火に立ちそふ—こそ世には絶えせぬ災なりけれ」〈源・篝火〉
恋(こい)の鞘当(さやあ)て
《遊里で一人の遊女をめぐって二人の武士が鞘当てをする歌舞伎の題材から》恋がたきどうしが争うこと。また、その争い。
こい‐の‐せきもり【恋の関守】
恋を妨げる者のたとえ。「誰(た)がうきゆゑぞ—」〈菟玖波集・恋上〉
こい‐の‐たきのぼり【鯉の滝登り】
1 鯉が滝をのぼること。また、勢いのよいことのたとえ。 2 《黄河の上流にある滝、竜門を登ることのできた鯉は竜にな...
こい‐の‐つま【恋の端】
恋のきっかけ。「今は何につけてか心をも乱らまし。似げなき—なりや」〈源・真木柱〉
こいのなりゆき【恋の成り行き】
フラゴナールの絵画。「追跡」「逢引」「愛の戴冠」「恋文」の総称。若い男女の恋模様を描いた連作であり、ロココ美術を代...
こい‐のぼり【鯉幟】
布または紙で、鯉の形に作ったのぼり。端午の節句に戸外に立てる。鯉の滝のぼりにちなんだもの。鯉の吹き流し。五月幟(さ...
こい‐の・む【乞ひ祈む】
[動マ四]神仏に願い祈る。祈願する。「天地(あめつち)の神祇(かみ)を—・み」〈万・四四三〉
こい‐の‐やっこ【恋の奴】
恋に支配されている身を、人に使われる奴(やっこ)にたとえていう語。恋のとりこ。恋の奴隷。「徒(いたづ)らに、—にな...
こい‐の‐やつこ【恋の奴】
《思いのままにならない恋を擬人化して》恋というやつ。恋のやつめ。「家にある櫃(ひつ)に鏁(かぎ)さし蔵(をさ)めて...
こい‐の‐やま【恋の山】
恋にまどう心を、踏みこんで惑う山路にたとえた語。「—繁き小笹(をざさ)の露分けていりそむるよりぬるる袖かな」〈新勅...
こい‐の‐やまい【恋の病】
「恋煩(わずら)い」に同じ。
こい‐の‐やまじ【恋の山路】
「恋の山」に同じ。「—にまよふころかな」〈浜松・一〉
恋(こい)の山(やま)には孔子(くじ)の倒(たお)れ
恋のためには、聖人君子でさえ過ちを犯すことがあるということ。→孔子の倒れ
こい‐の‐やみ【恋の闇】
恋のために理性を失っている状態をたとえていう語。恋の闇路(やみじ)。
こいのヨーロッパ【恋のヨーロッパ】
《原題、(フランス)L'europe galante》モランの短編小説集。1925年刊。14作品を収める。
恋(こい)は曲者(くせもの)
恋は分別を失わせ、思いもよらないことをさせるものだ。
恋(こい)は思案(しあん)の外(ほか)
恋は常識や理性では割り切れないものだ。恋は心の外。
こいはののとり【恋は野の鳥】
《原題、(フランス)L'amour est un oiseau rebelle》⇒ハバネラ
恋(こい)は盲目(もうもく)
《Love is blind》恋におちると、理性や常識を失ってしまうということ。
恋(こい)は闇(やみ)
恋は人の理性を失わせるということのたとえ。また、恋の逢瀬(おうせ)には暗闇が好都合の意にも用いる。「—といふ事を知...
こい‐はん【故意犯】
故意を要件とする犯罪。殺人罪・窃盗罪など。→過失犯
コイバ‐こくりつこうえん【コイバ国立公園】
《Parque Nacional Isla Coiba》⇒コイバ島
コイバ‐とう【コイバ島】
《La isla de Coiba》パナマ南西部の沖合約30キロメートル、太平洋にある島。同国の島の中で最大の面積...
こい‐ばな【恋ばな】
《「恋話(こいばなし)」の略》俗に、恋愛に関する話題のこと。「友人と—で盛り上がる」
こい‐びと【恋人】
恋しく思う相手。普通、相思相愛の間柄にいう。「—にあう」「—ができる」 [用法]恋人・愛人——「恋人」は恋しいと思...