こ‐がね【小金】
1 いくらかのまとまった金銭。ちょっとした財産。「—をためる」 2 少額の金銭。小銭。
こ‐がね【黄金/金】
《「くがね」の音変化》 1 きん。おうごん。→あかがね →くろがね →しろがね 2 大判・小判などの金貨。 3 「...
こがねい【小金井】
東京都中部の市。武蔵野台地に位置する住宅・学園都市。人口11.9万(2010)。
こがねい【小金井】
姓氏の一。 [補説]「小金井」姓の人物小金井喜美子(こがねいきみこ)小金井小次郎(こがねいこじろう)小金井良精(こ...
こがねい‐きみこ【小金井喜美子】
[1870〜1956]翻訳家・小説家。島根の生まれ。本名、キミ。森鴎外の妹で、小金井良精(こがねいよしきよ)の妻。...
こがねい‐こじろう【小金井小次郎】
[1818〜1881]江戸末期・明治初期の侠客。武蔵小金井の名主の子。本姓は関。講談・浪曲・芝居に多く脚色されている。
こがねい‐し【小金井市】
⇒小金井
こがねい‐よしきよ【小金井良精】
[1859〜1944]解剖学者・人類学者。新潟の生まれ。東大教授。日本の石器時代人やアイヌ人の骨格を研究、また近代...
こがね‐いろ【黄金色】
黄金のもつ、輝く黄色。山吹色。こんじき。きんいろ。「—に波打つ稲穂」
こがね‐かん【黄金羹】
鬱金(うこん)の粉をまぜて黄金色にしたようかん。
こがね‐ぐも【黄金蜘蛛】
コガネグモ科のクモ。体長は雌2〜3センチ、雄約5ミリ。雌の腹部には黒地に3本の黄色帯があり、脚は黒色で一部が灰白色...
こがね‐ざき【黄金崎】
静岡県伊豆半島西岸、賀茂郡西伊豆町にある景勝地。太平洋の波浪による海食崖。岩峰・海食洞などがある。県の天然記念物に...
こがね‐ざね【黄金札】
黄金色の鎧(よろい)の札。
こがね‐しだ【黄金羊歯】
リョウメンシダの別名。
こがね‐たけ【黄金茸】
カブラマツタケ科のキノコ。秋に草地に群生。高さ10〜15センチで黄金色をしている。 [補説]食用とされることもある...
こがね‐づくり【黄金作り】
金でつくること。また、金めっきや金銅などで装飾すること。また、そのもの。
こがねづくり‐の‐たち【黄金作りの太刀】
太刀の金具を金銅づくりにしたもの。
黄金(こがね)と侍(さむらい)は朽(く)ちても朽(く)ちぬ
金が長く輝きを失わないように、武士の名誉も永久に朽ちない。
黄金(こがね)の釜(かま)を掘(ほ)り出(だ)したよう
《中国の二十四孝の一人郭巨(かくきょ)が母を養うため、口減らしに自分の子を埋めようとして、黄金の釜を掘り当てたとい...
こがね‐の‐きし【黄金の岸】
極楽浄土にあるという七宝の池の岸。また、一切の煩悩(ぼんのう)から解脱(げだつ)した涅槃(ねはん)の境地。「暁到り...
こがね‐の‐ことば【黄金の言葉】
「金言(きんげん)2」に同じ。「法(のり)の教へは朽ちもせぬ、—重くせば」〈謡・実盛〉
こがね‐の‐なみ【黄金の波】
黄金色に輝く波。金波(きんぱ)。また、黄色く実った稲穂が風に揺れるようすを波に見立てていう。
こがね‐の‐もじ【黄金の文字】
金泥で書いた文字。金文字。「—の御経、帝の御手づから書かせ給ひて」〈今鏡・一〉
こがね‐の‐やま【黄金の山】
1 金を産出する山。金山。 2 山のように積んだ黄金や金貨。
黄金(こがね)花(はな)咲(さ)・く
黄金の花が咲く。黄金の出ることを、花が咲くのにたとえていう。「佐渡の国にこそ金(こがね)の花栄(さ)きたる所はあり...
こがね‐ばな【黄金花】
シソ科の多年草。中国などに分布。夏に青紫色の唇形の花が総状に咲く。根は円錐形で内部は黄色く、漢方で黄芩(おうごん)...
こがねまる【こがね丸】
巌谷小波の童話。明治24年(1891)、「少年文学叢書」の第一編として刊行。日本で最初の創作児童文学作品とされる。
こがね‐むし【黄金虫/金亀子】
1 甲虫目コガネムシ科の昆虫。体長約2センチ。体は広卵形で、背面は強い光沢のある濃緑色または紫紅色。夏に出現し、広...
こがねむし【黄金虫】
《原題The Gold Bug》ポーの短編小説。1843年発表。キャプテン=キッドの財宝を巡る冒険小説。フィラデル...
こがねむし【こがね虫】
金子光晴の詩集。大正12年(1923)刊。大正8年(1919)年から翌年にかけて英国・ベルギーを放浪した際の作品を...
こがね‐めぬき【黄金目貫】
1 黄金製の刀の目貫。 2 《花の形が刀の目貫に似ているところから》寒菊(かんぎく)の別名。
こがね‐もち【小金持(ち)】
衣食住に不自由なく、好きなことをして楽しめる程度の収入・資産を持っている人。
こがねやま‐じんじゃ【黄金山神社】
宮城県石巻市鮎川浜にある神社。祭神は金山毘古神(かなやまひこのかみ)・金山毘売神(かなやまひめのかみ)。 宮城県遠...