こじ・く【拗く】
[動カ下二]「こじける」の文語形。
こじ・ける【拗ける】
[動カ下一][文]こじ・く[カ下二]《近世語》「こじれる」に同じ。「つい夜は明けて床も白けてすごすごとのお帰り。か...
コジコーデ
⇒コージコード
こじ‐ごろも【居士衣】
⇒こじえ(居士衣)
こ‐じさく【小自作】
小作を主としながら、いくらかの自作も兼ねること。また、その人。
こじ‐さくひん【孤児作品】
⇒孤児著作物
こじ‐さくもつ【孤児作物】
ある限られた地域では重要な作物であるが、近代的な育種の対象とされず、生産技術の改善などが図られなかった作物。伝統的...
こじし‐ざ【小獅子座】
獅子座の北にある小星座。4月下旬の午後8時ごろ南中するが、明るい星はない。学名(ラテン)Leo Minor
こ‐じしん【古地震】
地震計などの近代的な観測機器がなかった時代に起きた地震。→地震考古学
こじじゅう【小侍従】
平安末期の女流歌人。石清水(いわしみず)八幡宮別当紀光清の娘。二条天皇、のち高倉天皇に仕えた。平家物語の月見の章に...
こじじゅうしゅう【小侍従集】
平安末期の私家集。1巻。小侍従の自撰。寿永元年(1182)成立。
こじ‐じゅようたい【孤児受容体】
⇒オーファン受容体
こじじゅんれい【古寺巡礼】
土門拳の写真集。約35年にわたり全国各地の寺院を訪問して撮影した仏像や古寺の写真の集成で、土門の代表作。第1集は昭...
こじじょう‐はん【虎耳状斑】
ネコ科の動物の耳の裏にある白い斑点模様。ふつうイエネコには見られず、野生のネコ科の仲間とイエネコを区別する指標となる。
こじ‐せいご【故事成語】
故事をもとにしてできた言葉。特に、中国の故事からできた語。「五十歩百歩」「矛盾」の類。
こじ‐そう【虎耳草】
ユキノシタのこと。葉を民間薬として解熱・解毒・消炎に用いる。
こ‐じたたる・い【小舌怠い】
[形]《近世語》口のきき方や動作などが、甘ったれて不快である。「ええ、—・い丁稚(でっち)めぢゃな」〈浄・歌祭文〉
こじだん【古事談】
鎌倉時代の説話集。6巻。源顕兼(みなもとのあきかね)編。建暦2〜建保3年(1212〜15)の間に成立。奈良時代から...
こじ‐ちょさくぶつ【孤児著作物】
権利者の身元や所在が不明な著作物。権利者から使用の許諾を得ることができず、著作物の活用に支障をきたす。日本では、著...
こ‐じっかり【小確り】
取引で、相場が徐々に上昇してきて堅調な状態。
こ‐じつ【故実】
《古くは「こしつ」とも》昔の儀式・法制・作法などの決まりや習わし。先例となる事例。「有職(ゆうそく)—」
こじつ‐か【故実家】
故実に詳しい人。また、故実を研究する人。
こじ‐つ・く
[動カ四]何とか形が整うようになる。「少しは形も出来て、あらましは—・くやうになり」〈滑・八笑人〉 [動カ下二]「...
こじ‐つけ
こじつけること。また、その言葉。牽強付会(けんきょうふかい)。「彼の説明は—としか思えない」
こじ‐つ・ける
[動カ下一][文]こじつ・く[カ下二]関係のない物事を無理に理由をつけ関係づける。また、無理に理屈づける。「あとか...
こじつそうしょ【故実叢書】
有職(ゆうそく)故実の叢書。和装168冊・図版12帖。今泉定介編。明治32〜39年(1899〜1906)刊。「安斎...
こじつ‐よみ【故実読み】
漢字で書いた語を古来の慣用に従って読む特別な読み方。「笏(こつ)」を「しゃく」、「即位(そくい)」を「しょくい」、...
こ‐じとみ【小蔀】
1 格子造りの小さな窓。 2 清涼殿の石灰(いしばい)の壇の壁の上方にある、格子造りの小さい窓。ここから天皇が殿上...
コジ‐ファン‐トゥッテ
モーツァルトのイタリア語によるオペラ。全2幕。1790年にウィーンで初演。題名は「女はみんなこうしたもの」を意味す...
こじ‐ぶっきょう【居士仏教】
出家しないで、在家生活をしながら修行する人たちの間で行われる仏教。
こ‐しほう【小四方】
《「こじほう」とも》小形の四方。「白木の—」
こ‐じま【小島】
小さい島。おじま。
こじま【児島】
岡山県倉敷市の地名。児島半島南西部を占める。もと児島市で、昭和42年(1967)に合併。学生服・作業服・ジーンズの...
こじま【児島】
姓氏の一。 [補説]「児島」姓の人物児島惟謙(こじまいけん)児島喜久雄(こじまきくお)児島善三郎(こじまぜんざぶろ...
こじま【小島】
姓氏の一。 [補説]「小島」姓の人物小島烏水(こじまうすい)小島功(こじまこお)小島信夫(こじまのぶお)小島政二郎...
こじま‐いけん【児島惟謙】
[1837〜1908]明治時代の裁判官。愛媛の生まれ。大審院長。大津事件に際し、政府の介入に抗して司法権の独立を守...
こじま‐うすい【小島烏水】
[1873〜1948]登山家・随筆家。香川の生まれ。本名、久太。日本山岳会創立発起人で初代会長。山岳紀行に新生面を...
こじま‐かずお【古島一雄】
[1865〜1952]政治家。兵庫の生まれ。新聞記者から政界に入り、犬養毅(いぬかいつよし)と行動をともにして、衆...
こじま‐きくお【児島喜久雄】
[1887〜1950]美術史家。東京の生まれ。美術評論家としても活躍し、特にレオナルド=ダ=ビンチの研究にすぐれた...
こじま‐こ【児島湖】
岡山県南部にある人工の淡水湖。面積11平方キロメートル。江戸時代から干拓が行われていた児島湾の西部を、昭和34年(...
こじま‐こお【小島功】
[1928〜2015]漫画家。東京の生まれ。本名、功(いさお)。川端画学校などで日本画を学んだのち、独特なタッチの...
こじま‐ぜんざぶろう【児島善三郎】
[1893〜1962]洋画家。福岡の生まれ。二科会会員を経て独立美術協会の結成に参加。フォービスムの手法と日本画の...
こじま‐たかのり【児島高徳】
南北朝時代の武将。備前の人。元弘の変で隠岐(おき)へ流される途中の後醍醐天皇の行在所に忍び込み、桜の幹に「天莫レ空...
こじま‐とらじろう【児島虎次郎】
[1881〜1929]洋画家。岡山の生まれ。印象派的な画風を示す。大原孫三郎の依嘱により渡欧して美術品を収集し、大...
こじまのはる【小島の春】
医師、小川正子の手記。ハンセン病患者の施設収容の情景を医師の視点から描く。昭和13年(1938)刊行。昭和15年(...
こじま‐のぶお【小島信夫】
[1915〜2006]小説家。岐阜の生まれ。「第三の新人」の一人。「アメリカン・スクール」で芥川賞受賞。他に「抱擁...
こじま‐はんとう【児島半島】
岡山県南部、瀬戸内海に臨み児島湾を抱く半島。かつては吉備(きび)児島と呼ばれる大きな島だったのが、高梁(たかはし)...
こじま‐ほうし【小島法師】
[?〜1374]南北朝時代の僧。洞院公定の日記の記事により、太平記の作者に擬せられる。山法師・禅僧・物語僧かといわ...
こじま‐まさじろう【小島政二郎】
[1894〜1994]小説家・随筆家。東京の生まれ。小説「一枚看板」で地位を築き、後年は新聞や大衆雑誌に連載した通...
こじま‐まんだら【子島曼荼羅】
奈良県高市郡高取町の子島寺にある両界曼荼羅の通称。紺綾地に金銀泥で描いたもの。平安時代、長保年間(999〜1004...