こんごう‐さいばい【混合栽培】
⇒混栽
こんごう‐さいばんしょ【混合裁判所】
領事裁判の裁判所のうち、主に民事事件において、原告と被告との両方の所属国から出された裁判官によって構成されていたも...
こんごう‐さく【金剛柵】
寺院の仁王門(におうもん)の前面、または周囲の腰部に設ける格子状の柵。格子の頭部の形が金剛杵(しょ)に似ているので...
こんごう‐さく【金剛索】
不動明王や降三世明王などが左手に持っている綱。衆生(しゅじょう)をとらえて済度(さいど)することを象徴する。
こんごう‐さくせいき【金剛鑿井機】
先端に金剛石をつけた、井戸などを掘る機械。
こんごう‐さった【金剛薩埵】
大日如来と衆生とを結ぶ役目を果たす菩薩。真言密教の第二祖とされ、像は右手に五鈷杵(ごこしょ)、左手に五鈷鈴を持つ姿...
こんごう‐さん【金剛鑽】
⇒金剛砂(しゃ)
こんごう‐さん【金剛山】
大阪府と奈良県の境にある山で、金剛山地の主峰。標高1125メートル。山頂に金剛山転法輪寺、西麓(せいろく)に千早城...
こんごうさんかぶつ‐ねんりょう【混合酸化物燃料】
軽水炉型原子力発電で用いる酸化ウランと、これの再処理によって得た酸化プルトニウムを混合した燃料。MOX燃料。
こんごう‐さんち【金剛山地】
大阪府と奈良県の境にある山地。南北約20キロメートル、東西約5キロメートル。標高400〜1100メートルの山が連な...
こんごう‐ざ【金剛座】
金剛でできている宝座。釈迦(しゃか)が悟りを開いたときの座所。
こんごう‐ざ【金剛座】
大和猿楽四座の一。もと坂戸座。明治以降は金剛流という。
こんごう‐ざおう【金剛蔵王】
⇒こんごうぞうおう(金剛蔵王)
こんごう‐ざくら【金剛桜】
ウワミズザクラの別名。
こんごう‐し【金剛子】
モクゲンジの木の実。黒色で堅く、丸くて六つの角がある。糸に通して数珠にする。「—の数珠の玉の装束したる」〈源・若紫〉
こんごう‐しゃ【金剛砂】
不純物の多い砂質のコランダム、または、ざくろ石を粉末にしたもの。研磨剤に用いる。金剛鑽(さん)。金剛錠。
こんごう‐しゃ【混合車】
1 車両を二室以上に仕切って、等級の異なる乗客を乗せる客車。 2 鉄道で、貨車に客車を連結したもの。混合列車。
こんごう‐しゅ【金剛手】
密教で、金剛杵(しょ)または金剛杖(じょう)を手に取って大日如来を守護する菩薩。また、その十九執金剛(しゅこんごう...
こんごう‐しゅ【混合酒】
カクテルのこと。
こんごう‐しょ【金剛杵】
古代インドの武器。のちに密教で、外道悪魔を破砕し煩悩(ぼんのう)を打ち破る象徴として用いる法具。真鍮(しんちゅう)...
こんごうしょう‐じ【金剛証寺】
三重県伊勢市朝熊(あさま)山にある臨済宗南禅寺派の別格本山。山号は勝峰山。開創は天長2年(825)、開山は空海。元...
こんごう‐しりょう【混合飼料】
⇒ティー‐エム‐アール(TMR)
こんごう‐しん【金剛心】
金剛のように堅固不動な菩薩(ぼさつ)の心。真宗では、他力回向(たりきえこう)の真実信心をいう。
こんごう‐しん【金剛身】
1 金剛のような堅固な身体。仏身。 2 悟ろうとする堅固な心を持った者。
こんごう‐しんりょう【混合診療】
公的医療保険制度が適用される保険診療と、適用されない自由診療とを併用した診療のこと。 [補説]併用した場合は公的保...
こんごう‐じ【金剛寺】
大阪府河内長野市天野町にある真言宗の寺。山号は天野山。天平年間(729〜749)行基の開山と伝える。承安元年(11...
こんごう‐じょう【金剛杖】
⇒こんごうづえ(金剛杖)
こんごう‐じょう【金剛乗】
真言密教の異称。
こんごう‐じょう【金剛錠】
⇒金剛砂(しゃ)
こんごう‐じん【金剛神】
《「執金剛(しゅこんごう)神」の略》「金剛手」に同じ。
こんごう‐すいしんやく【混合推進薬】
⇒コンポジット推進剤
こんごう‐すいせん【混合水栓】
水栓の一種。浴室やキッチン・洗面台などで使われている、湯と水を混ぜて一つの吐水口から出す水栓のこと。→単水栓
こんごうせい‐にょうしっきん【混合性尿失禁】
せきやくしゃみなどで腹に力が加わったときに尿が漏れる腹圧性尿失禁と、急に強い尿意を感じて尿が漏れる切迫性尿失禁の両...
こんごう‐せき【金剛石】
⇒ダイヤモンド1
こんごうせん‐じ【金剛山寺】
矢田寺(やたでら)の異称。
こんごう‐ぞうおう【金剛蔵王】
「金剛蔵王菩薩(ぼさつ)」の略。
こんごうぞうおう‐ぼさつ【金剛蔵王菩薩】
胎蔵界曼荼羅の虚空蔵(こくうぞう)院中の一菩薩。百八臂(ひゃくはっぴ)で108の煩悩を打ち砕くことを表す。蔵王。蔵...
こんごう‐ぞうり【金剛草履】
藁(わら)や藺(い)などを編んで作った形の大きい丈夫な草履。普通のものより後部が細い。→二束三文
こんごう‐ダブルス【混合ダブルス】
テニス・卓球・バドミントンなどのダブルスで、男女が一組となって戦う試合形式。ミクストダブルス。
こんごう‐ち【金剛智】
仏の智慧。きわめて堅固な智慧。 [補説]人名別項。→金剛智
こんごうち【金剛智】
《(梵)Vajrabodhiの訳》[671〜741]中国、唐代の僧。中インドの王子とも南インドのバラモンの出身とも...
こんごうちょう‐ぎょう【金剛頂経】
大乗経典。不空訳「金剛頂一切如来真実摂大乗現証三昧大教王経」3巻、金剛智(こんごうち)訳「金剛頂瑜伽中略出念誦(ね...
こんごうちょう‐じ【金剛頂寺】
高知県室戸市元にある真言宗豊山派の寺。山号は竜頭山。大同年間(806〜810)空海の創建と伝える。四国八十八箇所第...
こんごう‐づえ【金剛杖】
修験者(しゅげんじゃ)や巡礼者の持つ、八角または四角の白木の杖。登山者の用いるものはこれを転用したもの。こんごうじょう。
こんごう‐でんどう【混合伝導】
電子伝導とイオン伝導が共存する電気伝導。イオン結晶の半導体やプラズマなどに生じる。
こんごう‐どうじ【金剛童子】
《(梵)Kaṇikrodha; Vajra-kumāraの訳》密教の護法神。童形で怒りの相を表し、二臂(にひ)・六...
こんごうどうじ‐ほう【金剛童子法】
密教で、金剛童子を本尊として安産・除災・延命などを祈る修法。
こんごう‐ねつ【混合熱】
2種以上の物質が一定温度の下で混合する際に発生する、または吸収される熱量。反応熱の一種。固体や気体を液体に溶かす場...
こんごう‐はんにゃ【金剛般若】
「金剛般若経」の略。
こんごうはんにゃ‐きょう【金剛般若経】
大乗経典。1巻。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳が著名。一切法の空(くう)・無我を説き、特に禅宗の系統で重んじられた。金...