さく‐さん【酢酸/醋酸】
刺激臭と酸味のある無色の液体。飽和脂肪酸の一種で、弱酸。食酢の主成分。また生体では物質代謝上重要。酢酸発酵や木材の...
さくさん‐アミル【酢酸アミル】
酢酸とアミルアルコールとのエステル。ナシに似た芳香をもつ無色の液体で、香料・溶剤・接着剤の製造などに用いる。化学式...
さくさん‐アルミニウム【酢酸アルミニウム】
水酸化アルミニウムを酢酸で溶かして作る、やや酢酸臭のある無色の粉末。媒染剤や防水剤として使用。化学式Al(CH3C...
さくさん‐ウラニル【酢酸ウラニル】
ウラン化合物の一つ。電子顕微鏡観察における代表的な電子染色剤として知られる。国際規制物質(放射性物質)で、法律によ...
さくさん‐エステル【酢酸エステル】
酢酸とアルコールのエステルの総称。多くは芳香のある無色の液体で、人工香料に使用。酢酸アミル・酢酸エチルなど。
さくさん‐エチル【酢酸エチル】
酢酸とエチルアルコールのエステル。パイナップルに似た芳香のある無色の液体。引火しやすい。果実エッセンス・溶剤などに...
さくさん‐オルセイン【酢酸オルセイン】
細胞核や染色体を赤色、または紫色に染色・固定する染色液の一。高純度の酢酸水溶液に、オルセインという地衣類由来の色素...
さくさんオルセイン‐ようえき【酢酸オルセイン溶液】
⇒酢酸オルセイン
さくさん‐カルシウム【酢酸カルシウム】
水酸化カルシウムに酢酸を作用させて作る、白色の粉末。酢酸・アセトンの製造、織物の捺染剤(なっせんざい)、なめしなど...
さくさん‐カーミン【酢酸カーミン】
細胞核や染色体を赤色に染色・固定する染色液の一。高純度の酢酸水溶液にカーミン(カルミン)という色素を溶かしたもの。...
さくさんカーミン‐ようえき【酢酸カーミン溶液】
⇒酢酸カーミン
さくさん‐きん【酢酸菌】
エチルアルコールを酢酸に変える細菌の総称。桿菌(かんきん)で、連鎖状につながっている。酢を作るのに利用される。
さくさん‐けんし【酢酸絹糸】
アセテートのこと。
さくさん‐し【柞蚕糸】
柞蚕の繭からとった糸。淡褐色で絹糸に似て光沢がある。→絹紬(けんちゅう)
さくさん‐セルロース【酢酸セルロース】
⇒アセチルセルロース
さくさん‐せんいそ【酢酸繊維素】
アセチルセルロースのこと。
さくさんちゅうにゅう‐りょうほう【酢酸注入療法】
肝臓癌(がん)の病巣に細長い針を射し込み、高濃度の酢酸を注入して腫瘍を死滅させる治療法。
さくさん‐どう【酢酸銅】
酸化銅または塩基性炭酸銅を酢酸に溶かして得られる暗緑青色の結晶。殺菌剤・殺虫剤・医薬品などに使用。一水塩の化学式C...
さくさん‐ナトリウム【酢酸ナトリウム】
酢酸を水酸化ナトリウムで中和し、蒸発して得られる白色結晶。水に溶ける。染色の媒染や分析試薬などに使用。
さくさん‐なまり【酢酸鉛】
鉛化合物で、ふつうには酢酸鉛(Ⅱ)Pb(CH3COO)2のこと。酸化鉛を温希酢酸に溶かし、冷却して得られる無色の結...
さくさん‐はっこう【酢酸発酵】
酢酸菌の作用で、エチルアルコールが酸化されて酢酸になる現象。食酢の製造に利用。
さくさん‐ビニル【酢酸ビニル】
エチレンと酢酸から合成される甘味臭のある無色の液体。アセチレンと酢酸の反応により合成される。酢酸ビニル樹脂・ビニロ...
さくさんビニル‐じゅし【酢酸ビニル樹脂】
酢酸ビニルを重合させて得られる熱可塑性樹脂。軟化点が低く、成形材料としては用いられず、溶液または乳化液として塗料・...
さくさんフェニル‐すいぎん【酢酸フェニル水銀】
有機水銀化合物の一つ。白色の結晶性粉末。農業用殺菌剤として用いられたが、現在、日本では使用禁止。PMA(pheny...
さく‐ざつ【錯雑】
[名](スル)まとまりがなく入りまじっていること。錯綜(さくそう)。「—した国際情勢」
さく‐し【作詞】
[名](スル)歌詞を作ること。「—家」
さく‐し【作詩】
[名](スル)詩を作ること。詩作。
さく‐し【策士】
策略を立てることに巧みな人。好んで事をたくらむ人。「政界の—」
さく‐し【策試】
⇒策問
さく‐し【錯視】
視覚における錯覚。形・大きさ・長さ・色・方向などが、ある条件や要因のために実際とは違ったものとして知覚されること。
さく‐し【佐久市】
⇒佐久
さくし‐アート【錯視アート】
錯視を利用した作品。実際の色や形、大きさと異なって見える絵画や、模様が動いて見える静止画など。トリックアート。
さく‐しき【作職】
中世、作人がその請作(うけさく)地についてもっていた耕作権と収益権。作人職。作手職。
策士(さくし)策(さく)に溺(おぼ)れる
策士は、策略に頼りすぎてかえって失敗する。
さくし‐ずけい【錯視図形】
錯視を起こさせる図形。
さく‐しゃ【作者】
1 作品を作った人。特に、芸術作品の作り手。「物語の—」「焼き物の—」「—不詳」 2 勅撰集に和歌を載せられた歌人...
さくしゃのかんそう【作者の感想】
広津和郎による文芸評論集。大正9年(1920)刊行。
さくしゃ‐べや【作者部屋】
歌舞伎劇場で、狂言作者の控え室。
さく‐しゅ【搾取】
[名](スル) 1 乳などをしぼりとること。 2 階級社会で、生産手段の所有者が生産手段を持たない直接生産者を必要...
さく‐しゅう【作州】
美作(みまさか)の異称。
さく‐しゅう【昨秋】
去年の秋。
さく‐しゅう【昨週】
今週の前の週。先週。
さくしゅ‐かいきゅう【搾取階級】
剰余価値を独占している階級。資本家や地主を労働者・農民の側からいう語。
さく‐しゅつ【作出】
[名](スル)新しい品種を作り出すこと。「バラの新種を—する」
さく‐しゅん【昨春】
去年の春。
さく‐しょ【索書】
本をさがすこと。
さく‐しょう【昨宵】
昨夕。昨晩。ゆうべ。
さくしんがくいん‐だいがく【作新学院大学】
栃木県宇都宮市にある私立大学。平成元年(1989)の開学。平成5年(1993)に大学院を設置した。
さく‐じ【作字】
[名](スル)印刷で、必要とする活字がないときに、既存の活字の部分を合成したり削ったりして新しい活字を作ること。ま...
さく‐じ【作事】
家屋などを造ったり修理したりすること。普請(ふしん)。