し‐ぜい【市税】
地方公共団体である市が賦課・徴収する租税。→市町村税
し‐ぜつ【死絶】
[名](スル) 1 息が絶えて死ぬこと。「最後まで病と戦ってついに—した」 2 家族全員が死んで、その家系が絶えること。
し‐ぜつ【歯舌】
二枚貝を除く軟体動物の口腔内にある、やすり状の歯。これで食物をかきとる。
し‐ぜん【史前】
有史以前。先史。
し‐ぜん【四善】
古代中国で、官吏の勤務評価の基準とした四つの美点。徳義・清慎・公平・恪勤(かっきん)。
し‐ぜん【四禅】
仏語。欲界を離れた色界での4種の段階。初禅・第二禅・第三禅・第四禅の称。
し‐ぜん【自然】
[名] 1 山や川、草、木など、人間と人間の手の加わったものを除いた、この世のあらゆるもの。「—に親しむ」「郊外に...
し‐ぜん【至善】
《慣用読みで「しいぜん」とも》 1 この上もない、善いこと。「—至良の人」 2 ⇒最高善
しぜん‐いおう【自然硫黄】
天然に単体の状態で産する硫黄。黄色で、もろい。
しぜん‐いさん【自然遺産】
世界遺産の分類の一。キリマンジャロ国立公園、ユングフラウ、屋久島、白神山地などが登録されている。世界自然遺産。→世界遺産
しぜん‐えいよう【自然栄養】
母乳のこと。また、乳児を母乳で育てること。⇔人工栄養。
しぜん‐エネルギー【自然エネルギー】
⇒再生可能エネルギー
しぜん‐えん【自然塩】
天日製塩による塩や岩塩など、加工していないとれたままの塩。天然塩。→精製塩 →塩角 [補説]公的な定義・基準がない...
しぜん‐かい【自然界】
1 人間を含む天地万物の存在する範囲。 2 人間界以外の、天体や動植物など人間をとりまく自然の世界。 3 人間と生...
しぜんかいしゃくだんそう【自然解釈断想】
《原題、(フランス)Pensées sur l'interprétation de la nature》ディドロの...
しぜん‐かかく【自然価格】
⇒正常価格(せいじょうかかく)
しぜん‐かがく【自然科学】
自然界の現象を研究する学問の総称。実験・観察・数理に支えられて、対象の記述・説明、さらには事実間の一般法則を見いだ...
しぜんかがくけんきゅう‐きこう【自然科学研究機構】
宇宙・物質・エネルギー・生命など自然科学の広範な領域を対象とする、大学共同利用機関法人。国立天文台・核融合科学研究...
しぜん‐かくぶんれつ【自然核分裂】
⇒自発核分裂
しぜん‐かんきょう【自然環境】
ある物をとりまく地勢・動植物・天候など、人の手が加わっていない事物や状況。
しぜんかんきょう‐ほぜんちいき【自然環境保全地域】
植生・地形・地質など優れた自然環境を維持している、原生自然環境保全地域以外の区域で、自然環境の保全が必要と認められ...
しぜんかんきょう‐ほぜんほう【自然環境保全法】
自然環境の適正な保全を総合的に推進し、国民の健康で文化的な生活の確保に寄与することを目的とする法律。昭和48年(1...
しぜん‐かんせん【自然感染】
予防接種などによらず、病原体が体内に侵入することで起こる感染。
しぜんかんれんざいむじょうほうかいじ‐タスクフォース【自然関連財務情報開示タスクフォース】
⇒ティー‐エヌ‐エフ‐ディー(TNFD)
しぜん‐がく【史前学】
⇒先史学
しぜん‐がく【自然学】
ギリシャ哲学で、自然を研究対象とする部門。ストア学派やエピクロス学派では、論理学または規準論・倫理学とともに哲学の...
しぜん‐きかしょくぶつ【史前帰化植物】
帰化植物のうち、有史以前に稲や麦などの栽培植物とともに日本にもたらされた植物。ナズナ、ヤエムグラ、スベリヒユをはじ...
しぜん‐ききょう【自然気胸】
外傷や人工気胸による以外の気胸。肺側の胸膜に孔(あな)があき、呼吸のたびに空気が胸膜腔にたまって肺が圧迫され、突然...
しぜん‐きゅうかい【自然休会】
会期中の国会または各議院が、議決によらず、慣例上または申し合わせにより休会すること。
しぜんきゅうき‐エンジン【自然吸気エンジン】
自動車のエンジンなどで、ターボチャージャーなどの過給機を使わないもの。ふつう、同排気量の過給エンジンに比べて出力は...
しぜんきゅうよう‐りん【自然休養林】
森林のレクリエーション機能を発揮させるために設けられた施設。林野庁が国有林の多目的利用のためにつくった。昭和43年...
しぜん‐きょう【自然橋】
⇒天然橋
しぜん‐きょういくえん【自然教育園】
東京都港区にある庭園。室町時代の豪族の屋敷跡といわれ、江戸時代は高松藩主松平頼重の下屋敷、明治時代は火薬庫、大正時...
しぜん‐きん【自然金】
天然に単体の状態で産する金。金属光沢のある黄金色。熱水鉱床・砂鉱床などから産出。
しぜん‐ぎん【自然銀】
天然に単体の状態で産する銀。金属光沢のある銀白色の結晶。普通は灰色や黒色を呈している。
しぜん‐けいざい【自然経済】
交換の媒介に貨幣を用いず、現物交換に基づく古い段階の経済。現物経済。→貨幣経済 →信用経済
しぜん‐けつぞく【自然血族】
自然の血縁関係によって結ばれた人々。→法定血族
しぜん‐けん【自然権】
人が生まれながらにして持っているとされる権利。自己保存の権利、自由の権利、平等の権利など、国家権力をもってしても奪...
しぜんけんきゅう【自然研究】
《原題、(フランス)Les Études de la nature》サンピエールの著作。3巻を1784年に刊行。1...
しぜん‐けんさく【自然検索】
サーチエンジンの検索結果から、検索連動型広告を除いたもの。SEO対策の対象となる。オーガニック検索。ナチュラル検索。
しぜん‐げんご【自然言語】
社会において自然に発生して用いられている言語。⇔人工言語。
しぜんげんご‐ぎじゅつ【自然言語技術】
⇒自然言語処理
しぜんげんご‐しょり【自然言語処理】
人間が日常的に使っている日本語や英語などの自然言語をコンピューターで扱う処理技術の総称。機械翻訳や音声認識などをさ...
しぜん‐げんしょう【自然現象】
1 自然界に見られる諸現象。 2 人間の意志や働きかけとは無関係に、自然の法則によって起こる事柄。
しぜん‐げんすい【自然減衰】
有害物質が時間の経過とともに、土壌への吸着、環境への拡散、微生物による分解などによって濃度が低減していく現象。放射...
しぜん‐こう【自然光】
1 太陽光や月光などの自然に由来する光。特に、カメラやビデオカメラの撮影または照明技術でいう。欧米においては、撮影...
しぜん‐こうえん【自然公園】
自然の景観を保護し、国民の保健に資することを目的として、昭和32年(1957)施行の自然公園法によって指定される公...
しぜんこうえん‐ほう【自然公園法】
国立公園・国定公園・都道府県立自然公園について規定した法律。国立公園法にかわる法律として、昭和32年(1957)に...
しぜん‐こうざつ【自然交雑】
自然状態の下、または人為によらずに行われる、異なる動植物との交配。⇔人工交雑。
しぜん‐こうはい【自然交配】
自然状態の下、または人為によらずに行われる動植物の交配。⇔人工交配。