しち‐けい【七経】
中国古代の7種の経書。詩経・書経・易経・礼記(らいき)・春秋・論語・孝経、あるいは、詩経・書経・易経・儀礼(ぎらい...
しち‐けいやく【質契約】
債権者と債務者との間で、質権を設定する契約。
しち‐けん【七賢】
「論語」微子にあげる中国周代の、伯夷(はくい)・叔斉(しゅくせい)・虞仲(ぐちゅう)・夷逸(いいつ)・朱張・少連・...
しち‐けん【質券】
⇒質札(しちふだ)
しち‐けん【質権】
債権者が債権の担保として債務者または第三者から受け取った物を債務が弁済されるまで留置して、債務者の弁済を間接的に促...
しちけん‐しゃ【質権者】
質権を有する者。
しち‐けんじん【七賢人】
前7〜前6世紀のギリシャのすぐれた哲人・為政者七人の称。プラトンによれば、クレオブロス・ペリアンドロス・ピッタコス...
しちけん‐せっていしゃ【質権設定者】
質権を設定するため、質権者に質物(しちもつ)を引き渡す者。
しちげん‐きん【七弦琴/七絃琴】
琴(きん)の俗称。
しち‐こう【七高】
「第七高等学校造士館」の略称。
しち‐こうざん【七高山】
近畿地方にある七つの霊山。比叡(ひえい)山・比良(ひら)山・伊吹山・愛宕(あたご)山・神峰山(かぶせん)・金峰山(...
しちこう‐さんみん【七公三民】
江戸時代の年貢率の一。その年の収穫高の7割を年貢として領主に納め、3割を農民の所得とするもの。
しち‐こうそう【七高僧】
親鸞(しんらん)が浄土教の高僧として選んだ七人の僧。インドの竜樹・天親、中国の曇鸞(どんらん)・道綽(どうしゃく)...
しち‐こんせん【七金山】
須弥山(しゅみせん)の周囲にある七つの黄金の山。持双山・持軸山・檐木山・善見山・馬耳山・象鼻山・持辺山。
しちこん‐の‐ひきでもの【七献の引出物】
室町時代以降、武家の酒宴の際の客への進物。初献に馬、二献に太刀、三献に鎧(よろい)または腹巻き、四献に弓と征矢(そ...
しち‐ご‐さん【七五三】
1 男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳にあたる年の11月15日に行われる、子供の成長を祝う行事。晴れ着を着せ、神社...
しちごさん‐げんしょう【七五三現象】
新卒で就職した者のうち、3年以内に離職する者が中卒者で7割、高卒者で5割、大卒者で3割になること。
しちごさん‐の‐ぜん【七五三の膳】
三献(さんこん)の膳で、本膳に七菜、二の膳に五菜、三の膳に三菜を出す盛宴。七五三。
しちご‐ちょう【七五調】
1 和歌・歌謡・詩などで、7音句・5音句の順に繰り返す形式。また、それによって生じる韻律。 2 短歌で、五・七・五...
しち‐ごん【七言】
漢詩で、1句が7字からなるもの。また、その漢詩体。七言詩。→五言
しちごん‐こし【七言古詩】
漢詩で、七言の句からなる古体詩。押韻はあるが、平仄(ひょうそく)や句数のきまりがない。七古。
しちごん‐ぜっく【七言絶句】
漢詩で、七言の句が4句からなる近体詩。七絶。→絶句
しちごん‐はいりつ【七言排律】
漢詩で、七言の句からなる排律。
しちごん‐りっし【七言律詩】
漢詩で、七言の句が8句からなる近体詩。七言律。七律。→律詩
しちごん‐りつ【七言律】
「七言律詩」の略。
しち‐さい【七彩】
7色。また、美しいいろどり。
しち‐さん【七三】
1 物を7対3の割合で分けること。「利益は—に配分する」 2 髪の毛を左右に7分3分のところから分けること。七三分...
しちさん‐おうどう【七三黄銅】
銅7、亜鉛3の割合で作った合金。きわめて展延性に富む。
しちさん‐わけ【七三分け】
「七三2」に同じ。
しち‐ざ【七座】
鎌倉・室町時代、各地に設けられた7種の座。絹座・炭座・米座・檜物座(ひものざ)・千朶積座(せんだづみざ)・相物座(...
しち‐ざい【質材】
質に入れるもの。質物(しちもつ)。質草。
しち‐し【七子】
中国で、同じ時期に流派を形成したり、親密だったりした七人の文人の称。時代により、後漢の建安七子、明の前七子・後七子...
しちしち‐じへん【七七事変】
盧溝橋(ろこうきょう)事件の中国での呼び名。
しち‐しちにち【七七日】
人の死後、49日目。また、その日に営む法要。四十九日。なななぬか。
しちし‐とう【七支刀】
奈良県天理市の石上神宮(いそのかみじんぐう)伝世の鉄剣。長さ約75センチ、左右に3本ずつの枝刃を交互に出す。金象眼...
しち‐しみん【私地私民】
私有地と私有民。
しち‐しゃ【七社】
⇒山王(さんのう)七社
しち‐しゃく【七尺】
1尺の7倍。→尺1
七尺(しちしゃく)去(さ)って師(し)の影(かげ)を踏(ふ)まず
⇒三尺去って師の影を踏まず
しち‐しゅ【七衆】
仏の教えを奉ずる人々を7種に分けたもの。比丘(びく)・比丘尼・式叉摩那(しきしゃまな)・沙弥(しゃみ)・沙弥尼・優...
しち‐しゅ【七種】
1 七つの種類。 2 七夕(たなばた)祭りに供える七つの品物。7の数にちなむものを供える。
しち‐しゅう【七宗】
1 仏教の七宗派。律宗・法相(ほっそう)宗・三論宗・華厳(けごん)宗・天台宗・真言宗・禅宗の総称。 2 中国南宗禅...
しちしゅう‐き【七周忌】
「七回忌」に同じ。
しち‐しゅつ【七出】
⇒七去(しちきょ)
しちしゅ‐の‐ふね【七種の船】
七夕(たなばた)祭りに、7種の供物を積んで織女星に手向ける船。妻迎え船をかたどったもの。《季 秋》
しちしゅ‐ふたおき【七種蓋置】
茶道具で、代表的な釜の蓋置の7種。火屋(ほや)・五徳・三つ葉・一閑人・栄螺(さざえ)・三つ人形・蟹(かに)をいう。
しち‐しょ【七所】
⇒山王七社(さんのうしちしゃ)
しち‐しょ【七書】
中国の7部の兵書。「孫子」「呉子」「司馬法」「尉繚子(うつりょうし)」「三略」「六韜(りくとう)」「李衛公問対(り...
しち‐しょう【七生】
この世に七度生まれ変わること。永遠。しちせい。「—報国」「とうとう実家を—まで勘当されてしまったが」〈荷風・すみだ川〉
しち‐しょう【質商】
質屋。