しゅうごうてき‐むいしき【集合的無意識】
ユングの用語。個人の経験による無意識より深く、同じ種族や民族あるいは人類などに共通して伝えられている無意識。普遍的...
しゅうごう‐とう【集香湯】
昔、寺院で羹(あつもの)を出す前にふるまった薬湯。苦参(くじん)・肉桂(にっけい)・甘草(かんぞう)・白朮(びゃく...
しゅうごう‐はん【集合犯】
⇒集合的犯罪
しゅうごう‐ひょうしょう【集合表象】
フランスの社会学者デュルケームの概念の一。集団生活がつくりあげる表象。個々人の意識において形成される個人表象と質的...
しゅうごう‐ぶつ【集合物】
1 個々の物が集まって成り立っている物。 2 法律で、個々の物が集合して経済的に一つの価値を有し、取引上も一体とし...
しゅうごう‐ポスト【集合ポスト】
共同住宅などで、各戸の郵便受けをまとめて設置したもの。→ドアポスト
しゅうごう‐めいし【集合名詞】
西欧語での名詞の分類の一。民衆・家族など、二つ以上の同種のものを一つのまとまりとしてとらえた名詞。英語などでは、形...
しゅうごう‐ろん【集合論】
数学の一部門で、集合の性質を研究する学問。19世紀末、ドイツのゲオルク=カントルが創始。
しゅう‐ごく【囚獄】
囚人を入れておく獄舎。牢獄(ろうごく)。牢屋。牢。
しゅうごく‐し【囚獄司】
律令制で、刑部(ぎょうぶ)省に属し、獄舎や犯罪人の処刑をつかさどった役所。ひとやのつかさ。
しゅう‐ごろし【主殺し】
主人または主君を殺すこと。また、殺した者。江戸時代では、親殺し以上に凶悪な大罪とされた。
しゅう‐さ【収差】
《aberration》レンズなどで物体の像を作るとき、光線が一点に集まらず、像がぼやけたり、ゆがんだりすること。...
しゅう‐さい【収載】
[名](スル)書物や資料などにのせること。収録。「作家の全作品を—した全集」
しゅう‐さい【秀才】
1 非常にすぐれた学問的才能。また、その持ち主。 2 中国で、科挙の試験科目の一。のち、科挙に応じる者および合格者...
しゅう‐さい【周歳】
まる1年。満1年。周年。
しゅう‐さい【終歳】
一年中。年中。「—胸痛を患(うれ)うるが如く」〈福沢・学問のすゝめ〉
しゅう‐さいぼう【臭細胞】
⇒嗅細胞(きゅうさいぼう)
しゅう‐さく【秀作】
非常にすぐれた出来の作品。優秀な作品。
しゅう‐さく【習作】
[名](スル)文芸・音楽・絵画・彫刻などで、練習のために作品をつくること。また、その作品。エチュード。「少女像を粘...
しゅう‐さくじん【周作人】
[1885〜1967]中国の文学者・小説家。浙江(せっこう)省紹興の人。魯迅(ろじん)の弟。筆名は、遐寿(かじゅ)...
しゅう‐さつ【集札】
[名](スル)鉄道などで、降車する乗客の切符を回収すること。「改札口で—する」
しゅう‐さつ【愁殺】
[名](スル)非常に嘆き悲しむこと。また、非常に嘆き悲しませること。しゅうさい。「水遠く山長く人を—す」〈露伴・露団々〉
しゅう‐さん【秋蚕】
⇒あきご
しゅう‐さん【衆参】
衆議院と参議院。「—両院」
しゅう‐さん【集散/聚散】
[名](スル) 1 集まったり散ったりすること。「離合—」 2 生産地から集めた品物を消費地へ送り出すこと。「穀類...
しゅう‐さん【蓚酸】
最も簡単な二価カルボン酸。カルボキシル基が2個結合したもの。水によく溶ける無色の結晶。カタバミなどの植物中にカリウ...
しゅうさん‐か【衆賛歌】
⇒コラール
しゅうさん‐かじょ【集散花序】
有限花序のうち、花軸の先端に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの。狭義には岐散花序をいう。
しゅうさん‐き【周産期】
出産前後の期間。ICDでは、妊娠22週から出生後7日未満までの期間とする。周生期。
しゅうさんき‐いりょう【周産期医療】
周産期とその前後の期間の母体・胎児・新生児に生じがちな突発的事態に対応するための、産科と新生児科とを統合した医療。...
しゅうさんき‐しんきんしょう【周産期心筋症】
心疾患の既往歴のない女性が出産前後に突然発症する原因不明の心筋疾患。妊娠中から分娩後5か月以内に心不全の症状が現れ...
しゅうさんき‐ぼしいりょうセンター【周産期母子医療センター】
周産期の母体・胎児・新生児に生じる突発的な事態に、24時間態勢で対応する緊急医療施設。産科・新生児科のほかに、内科...
しゅうさんき‐れんけい‐びょういん【周産期連携病院】
地域の診療所や周産期母子医療センターと連携して、中程度のリスクのある妊産婦に対応する二次救急医療機関。周産期緊急医...
しゅうさん‐しゅぎ【集産主義】
生産手段を国有ないし公有とし、共同管理とすることを経済原理とする主張。コレクティビズム。
しゅうさん‐ち【集散地】
生産地から産物を集めて、これを消費地へ送り出す所。「米の—」
しゅう‐ざい【秋材】
木の年輪のうち、夏から秋の終わりにかけてできた部分。春材に比べて材質が堅く緻密(ちみつ)。晩材。⇔春材。
しゅう‐ざい【集材】
[名](スル)伐採した木材を一定の場所に集めること。
しゅうざん‐ぐんとう【舟山群島】
中国浙江(せっこう)省北東部、東シナ海にある群島。沿岸は好漁場で、漁業・水産加工業が盛ん。最大の島は舟山島で、面積...
しゅう‐し【収支】
収入と支出。「—が合う」「—決算」
しゅう‐し【舟子】
船頭。ふなびと。ふなこ。
しゅう‐し【舟師】
《「師」は軍隊》水軍。海軍。
しゅう‐し【宗旨】
1 宗門の信仰内容の主旨として説くところ。ある宗教の教えの中心教義。「—を説く」 2 一つの宗教の中の流派。宗門。...
しゅう‐し【祝詞】
祝いの言葉。祝辞。しゅくし。「末広に—を籠めて」〈一葉・うもれ木〉
しゅう‐し【秋思】
秋に感じるものさびしい思い。《季 秋》「山塊にゆく雲しろむ—かな/蛇笏」
しゅう‐し【修士】
学位の一。大学院に2年から4年以内在学して所定の単位を修得し、修士論文の審査、最終試験に合格した者に与えられる称号...
しゅう‐し【修史】
歴史書を編修すること。
しゅう‐し【終止】
[名](スル) 1 物事が終わること。終わり。しまい。 2 楽曲・楽章などの終わりの部分で、終止感を表す定型的な和...
しゅう‐し【終始】
[名](スル) 1 物事の始めと終わり。「—のけじめをつける」 2 同じ態度・状態・内容などが、始めから終わりまで...
しゅう‐し【愁死】
うれえ悲しんで死ぬこと。「我遂に謫居(たっきょ)に—して、帰る事を得じ」〈太平記・一〉
しゅう‐し【愁思】
思いわずらうこと。心配すること。また、悲しい物思い。「断然—を絶て疾病の源を招く勿れ」〈織田訳・花柳春話〉