しゅん‐みん【春眠】
春の夜の快い眠り。春の眠り。《季 春》「—をむさぼりて悔なかりけり/万太郎」
しゅん‐みん【瞬眠】
ごく短時間の自覚のない睡眠。1〜2秒程度のもので、深夜や昼食後などに起こりやすく、睡眠不足が主な原因とされる。フラ...
春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚(おぼ)えず
《孟浩然「春暁」から》春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。
しゅん‐む【春夢】
春の夜の夢。また、人生のはかなさのたとえ。「栄光も一場の—でしかない」
しゅんむそう【春夢草】
牡丹花肖柏による和歌集および連歌集。和歌集は永正13年(1516)から永正15年(1518)頃の成立とされ、連歌集...
しゅん‐め【駿馬】
足の速い優れた馬。しゅんば。
しゅん‐もく【瞬目】
1 まばたき。 2 「しゅんぼく(瞬目)」に同じ。〈日葡〉
しゅん‐や【春夜】
春の夜。春宵。《季 春》「—の街見んと玻璃(はり)拭く蝶の形に/白虹」
しゅん‐ゆう【春遊】
野外に出かけて春を楽しむこと。《季 春》
しゅん‐よう【春容】
春の景色。春景。《季 春》
しゅん‐よう【春陽】
春の陽光。春の日ざし。また、春の時節。《季 春》
しゅんよう‐かい【春陽会】
美術団体。大正11年(1922)旧日本美術院洋画部会員の小杉放庵らが梅原竜三郎・岸田劉生(きしだりゅうせい)らを迎...
しゅん‐らい【春雷】
春に鳴る雷。多くの場合、寒冷前線の通過に伴う。《季 春》「—の鳴り過ぐるなり湾の上/虚子」
しゅん‐らん【春蘭】
ラン科の多年草。山野に自生し、高さ約20センチ。暗緑色の細長い葉が束生する。早春、淡黄緑色で紅紫色の斑点のある花を...
春蘭(しゅんらん)秋菊(しゅうきく)倶(とも)に廃(はい)すべからず
《「旧唐書」裴子余伝から。春蘭も秋菊もともに趣があって美しく見捨てがたいの意》どちらもすぐれていて甲乙がつけにくい...
しゅん‐りん【春霖】
春、3月から4月にかけて降る長雨。なたねづゆ。《季 春》
しゅん‐れい【峻厲】
[名・形動]気性などが厳しく激しいこと。また、そのさま。「苛酷—な師」
しゅん‐れい【峻嶺】
険しく高い峰。峻峰(しゅんぽう)。
しゅん‐れつ【峻烈】
[名・形動]非常に厳しく激しいこと。また、そのさま。「—な風土」「—な批判」 [派生]しゅんれつさ[名]
しゅん‐れん【春聯】
中国で、正月を祝うめでたい詩文を書いた赤い色の紙。門の両側や入り口の戸などにはりつける。
しゅん‐ろ【峻路】
険しい道。険阻(けんそ)な坂道。険路。「—にあえぐ」
シュー
[1804〜1857]フランスの小説家。本名、マリ=ジョゼフ=シュー(Marie-Joseph Sue)。新聞小説...
シューエル
[1820〜1878]英国の女流小説家。唯一の作品「黒馬物語」は児童文学の古典的作品として知られる。
シュー‐キーパー
靴の保形のために、靴の形につくられた、木・金属・合成樹脂などの詰め物。シュートリー。
シュー‐クリーム
《(フランス)chou à la crèmeから。シューはキャベツの意で、形が似ているところからいう》小麦粉・卵・...
シュークルート
1 「ザウアークラウト」に同じ。 2 ザウアークラウトをソーセージやベーコン、豚のすね肉などとともに煮て、ゆでたジ...
シューシャイン
靴磨き。「—ボーイ」
シューシュ
イラン南西部、フーゼスターン州の都市。カールーン川の支流シャーウル川沿いに位置する。アケメネス朝ペルシアの首都とし...
シューシュタル
イラン南西部、フーゼスターン州の都市。カールーン川沿いに位置する。アケメネス朝、ササン朝ペルシア時代から続く古代の...
シューズ
靴。短靴。「ジョギング—」
シューズイン‐クロゼット
《(和)shoes+in+closet》ウオークインクロゼットのように人が出入りできる、玄関横の収納スペース。シュ...
シューズイン‐クローク
《(和)shoes+in+cloak》⇒シューズインクロゼット
シューター
1 射撃手。 2 球技でシュートの上手な人。また、シュートする選手。
シューター
《chute の日本式のなまり》⇒シュート
シューツリー
⇒シュートリー
シューティング
1 射撃すること。「—ゲーム」 2 サッカーなどで、シュートすること。 3 撮影すること。「フォト—」
シューティング‐ガード
バスケットボールのポジションの一つ。司令塔として各選手に指示を出し、ゲームメイクをこなす役割。SG。
シューティング‐ゲーム
《(和)shooting+game》コンピューターゲームの一種で、宇宙船や戦闘機を画面上で操作し、レーザー光線やミ...
シュート
1 穀物・郵便物・屑(くず)などを上から下へ滑り落とすための装置。「ダスト—」 2 旅客機の緊急脱出装置。 [補説...
シュート
[名](スル) 1 サッカー・ホッケー・バスケットボールなどで、ゴール目がけてボールを蹴ったり投げたりすること。 ...
シュート‐オフ
アーチェリーや射撃競技で行われる、サドンデス方式の延長戦。対戦する選手が1度射ずつ試技を行い、得点に差が付いた時点...
シュート‐ブロック
《block the shootから》バスケットボールで、相手のシュートをジャンプして阻止すること。
シュート‐ボクシング
日本生まれの総合立ち技格闘技。手にグローブ、脛に脛当てを付け、打つ、蹴る、投げる、立ったままでの関節技で戦う。
シュートリー
《「シューツリー」とも》靴の型くずれを防ぐために中に入れる金属製または木製の足型。
シュードタキライト
《偽(pseudo)+タキライト(tachylite)》断層によって発生した摩擦熱で岩石の一部が溶融し、岩脈として...
シュードラ
インドのバルナ(四種姓)で、最下位の身分。隷属民で、上位の三バルナに奉仕するものとされた。シュダラ。スードラ。→カ...
シューバ
毛皮製の防寒用オーバー。
シューフィッター
靴の専門店・デパートなどの靴売り場で、客の足のサイズ・形にぴったり合う靴を選ぶことを専門にしている人。
シューブ
《シュープとも》病状が急速に悪化・拡大をみせること。肺結核で多くみられる。急性増悪。
シューベルト
[1797〜1828]オーストリアの作曲家。初期ロマン派を代表するドイツ歌曲作曲家で、詩と音楽の内的、芸術的融合を...