しょう‐せっかい【消石灰】
水酸化カルシウムの俗称。
しょう‐せっこう【焼石膏】
⇒焼(や)き石膏
しょう‐せつ【小雪】
二十四節気の一。11月22日ごろ。《季 冬》「—や古りしだれたる糸桜/蛇笏」
しょう‐せつ【小節】
1 文章などの、小さな区切り。 2 楽曲の拍子に基づいて、譜面の上で縦線と縦線とで区切られた部分。 3 《「節」は...
しょう‐せつ【小説】
1 《坪内逍遥がnovelに当てた訳語》文学の一形式。特に近代文学の一ジャンルで、詩や戯曲に対していう。作者の構想...
しょう‐せつ【承接】
前の部分を受けて後へ続けること。
しょう‐せつ【消雪】
[名](スル)人工的に雪をとかすこと。「—装置」
しょう‐せつ【章節】
長い文章などの章や節の区切り。
しょう‐せつ【勝絶】
日本音楽の十二律の一。基音の壱越(いちこつ)より三律高い音で、中国の十二律の夾鐘(きょうしょう)、洋楽のへ音にあたる。
しょう‐せつ【詳説】
[名](スル)ある事柄をくわしく説明すること。また、くわしい説明。細説。「これについては以下に—する」
しょうせつ‐か【小説家】
1 小説を書くことを職業としている人。作家。 2 中国古代の諸子百家の一。小さな巷説(こうせつ)を拾い集め、伝えた...
しょうせつか【小説家】
村井弦斎の小説。明治29年(1896)、上下2巻で刊行。
しょうせつしんずい【小説神髄】
坪内逍遥の文学理論書。2巻。明治18〜19年(1885〜1886)刊。近代文学最初の組織的文学論。心理観察と客観的...
しょうせつ‐せん【小節線】
⇒縦線(じゅうせん)2
しょうせつたいへいようせんそう【小説太平洋戦争】
山岡荘八による歴史小説。昭和40年(1965)から昭和46年(1971)にかけて、全9巻を刊行。
しょうせつのしょそう【小説の諸相】
《原題Aspects of the Novel》フォースターによる評論集。1927年刊。ケンブリッジ大学のトリニテ...
しょうせつのなかけんざん【小説野中兼山】
田岡典夫による野中兼山の伝記小説。昭和53年(1978)から昭和54年(1979)にかけて3巻を刊行。昭和54年(...
しょうせつのほうほう【小説の方法】
伊藤整の評論。昭和23年(1948)刊行。私小説が中心だった当時の日本小説界の性格を、ヨーロッパの文学や生活習慣な...
しょうせつめいじてんのう【小説明治天皇】
山岡荘八による明治天皇の伝記小説。全3巻。昭和43年(1968)刊行。
しょうせつりゅうきゅうしょぶん【小説琉球処分】
大城立裕の歴史小説。昭和34年(1959)より「琉球新報」紙に連載、その後加筆し、昭和43年(1968)に単行本刊...
しょうせつわたなべかざん【小説渡辺崋山】
杉浦明平の長編歴史小説。昭和43年(1968)から昭和46年(1971)にかけて「朝日ジャーナル」誌に連載。単行本...
しょう‐せん【小戦】
小さな戦い。こぜりあい。
しょう‐せん【小鮮】
小さい魚。こざかな。「—群がりて水を攪(かく)すれば」〈蘆花・自然と人生〉
しょう‐せん【省銭】
江戸時代、100文に満たない銭を100文に通用させたもの。省百(しょうびゃく)。→九六銭(くろくぜに)
しょう‐せん【省線】
1 もと鉄道省(運輸省)の管理に属した鉄道線。 2 《「省線電車」の略》国電の旧称。
しょう‐せん【哨船】
見張りの船。
しょう‐せん【商船】
旅客・貨物などを運送する目的で使用される船舶。客船・貨物船・貨客船などがある。
しょう‐せん【商戦】
商売上の競争。商売合戦。「歳末—もたけなわ」
しょうせん‐がっこう【商船学校】
船員を養成するため、航海や機関に関する知識・技術を授けた旧制の学校。
しょうせん‐きょう【昇仙峡】
山梨県中北部、笛吹川支流の荒川の峡谷。奇岩が多く、紅葉の名所。御岳(みたけ)昇仙峡。
しょう‐せんきょく【小選挙区】
1選挙区から1名の議員を選出する制度の選挙区。死票が多くなり、多数党に有利になるとされる。日本では、公職選挙法制定...
しょうせんきょくひれいだいひょう‐へいようせい【小選挙区比例代表併用制】
小選挙区制と比例代表制の選挙を同時に行い、比例代表選挙の得票率によって各政党に議席数を配分し、小選挙区選挙の得票数...
しょうせんきょくひれいだいひょう‐へいりつせい【小選挙区比例代表並立制】
小選挙区制と比例代表制の選挙を同時に行い、選出された議員の合計を各政党の獲得議席とする選挙制度。有権者は2票を持ち...
しょう‐せんぐう【正遷宮/上遷宮】
神社の改築・修繕が完了して、神体を仮殿(かりどの)から新殿に遷座すること。→仮(かり)遷宮
しょう‐せんげん【小線源】
微量の放射性同位元素を線源とするもの。癌(がん)の治療に用いられる。特に、密封小線源のこと。→小線源治療
しょうせんげんしょうしゃ‐りょうほう【小線源照射療法】
⇒小線源治療
しょうせんげん‐ちりょう【小線源治療】
癌(がん)の放射線治療で、放射線を出す物質を体内に入れて治療する方法。特に、小さな線源を病巣の近くまたは内部に挿入...
しょうせん‐こう【昭宣公】
⇒藤原基経(ふじわらのもとつね)
しょう‐せんじ【小宣旨】
⇒こせんじ
しょう‐せんせかい【小千世界】
仏語。須弥山(しゅみせん)を中心に、九山八海や地獄から天上界までを含めて一世界とし、これを一千集めた世界。→大千世界
しょうせんテナシティ【商船テナシティ】
《原題、(フランス)Le paquebot Tenacity》ビルドラックによる戯曲。1920年、パリのビュー=コ...
しょう‐ぜい【小勢】
少しの人数。こぜい。
しょう‐ぜい【正税】
律令制で、正倉に貯蔵された官稲。毎年出挙(すいこ)し、利稲を国・郡行政の財源に充てた。大税。おおちから。
しょうぜい‐ちょう【正税帳】
律令制で、各国の国司が1年間の正税の出納を記入して中央政府へ報告した決算帳簿。大税帳。税帳。
しょうぜいちょう‐し【正税帳使】
律令制で、四度(しど)の使いの一。毎年、諸国から正税帳を中央政府へ提出した使者。正税使。税帳使。
しょう‐ぜつ【勝絶】
[名・形動ナリ] 1 景色や味わいなどのきわめてすぐれていること。また、そのさま。「振舞の菜に醤(ひしほ)出たり。...
しょう‐ぜつ【峭絶】
[形動][文][ナリ]高く険しく切り立つさま。「四壁—なる断崖を成し」〈志賀重昂・日本風景論〉 [名]非常に険しい...
しょう‐ぜん【小善】
ちょっとした善行。
しょう‐ぜん【生前】
1 「せいぜん(生前)」に同じ。「—の面目此上や候べき」〈樗牛・滝口入道〉 2 生まれる以前。〈日葡〉
しょう‐ぜん【性善】
天台宗の教義で、衆生(しゅじょう)が本来備えもっている本性としての善。