しかけ‐にん【仕掛(け)人】
ある目的を実現しようと画策し、働きかける人。「ブームの—」
しかけ‐はなび【仕掛(け)花火】
地上に仕掛けを作って、種々の形や文字が現れるようにした花火。《季 夏》
しかけ‐ひん【仕掛(け)品】
「仕掛かり品」に同じ。
しかけ‐ぶんこ【仕懸(け)文庫】
《「文庫」は箱の意》江戸深川の遊里で、遊女の着替えを入れて持ち運ぶための手箱。 [補説]書名別項。→仕懸文庫
しかけぶんこ【仕懸文庫】
洒落本。1冊。山東京伝作・画。寛政3年(1791)刊。江戸深川仲町の岡場所の風俗を描く。
しかけ‐もの【仕掛(け)物】
特殊な仕掛けのしてあるもの。特に、芝居の大道具・小道具・衣装・鬘(かつら)など。
しかけ‐もの【仕掛け者】
1 はかりごとをめぐらして、人をだます者。「借銭の宿にも様々の—あり、油断する事なかれ」〈浮・永代蔵・五〉 2 色...
しかけ‐やまぶし【仕掛け山伏】
詐欺をはたらく山伏。「今時は—とて、さまざまごまの壇にからくりいたし」〈浮・胸算用・一〉
し‐か・ける【仕掛ける】
[動カ下一][文]しか・く[カ下二] 1 相手に対して、こちらから働きかける。相手が乗ってくるように扱う。仕向ける...
しかげいじゅつか【死か芸術か】
若山牧水の第5歌集。大正元年(1912)刊行。当時の作者の生活上の鬱屈を反映した破調の歌が見られる。
しか‐げんしりょくはつでんしょ【志賀原子力発電所】
石川県の能登半島、羽咋(はくい)郡志賀町に立地する、北陸電力の原子力発電所。平成5年(1993)に運転開始した1号...
しかこく‐じょうやく【四箇国条約】
⇒よんかこくじょうやく
シカゴ
米国イリノイ州、ミシガン湖南西岸にある商工業都市。米国中部の行政・経済・文化・交通の中心地。超高層建築ウィリスタワ...
シカゴシカゴ【シカゴ、シカゴ】
写真家、石元泰博による写真集。1950年代末から1960年代初頭にかけて滞在したシカゴの都市風景の写真をまとめたも...
シカゴ‐ウオータータワー
米国イリノイ州の都市シカゴにある給水塔。1869年に建造。高さ42メートル。同国で2番目に古く、1871年のシカゴ...
シカゴ‐きこうとりひきじょ【シカゴ気候取引所】
温室効果ガスの排出権を売買する米国の取引所。約400の企業・自治体などが自主的に参加し、個別に設定された排出枠に基...
シカゴししゅう【シカゴ詩集】
《原題Chicago Poems》サンドバーグの詩集。1916年刊。米国中西部の都会に暮らす人々や自然の姿を生き生...
シカゴ‐しょうぎょうとりひきじょ【シカゴ商業取引所】
⇒シー‐エム‐イー(CME)
シカゴ‐しょうひんとりひきじょ【シカゴ商品取引所】
米国、シカゴ市にある商品先物取引所。1848年創設。米国で最も古い先物取引所の一つ。2007年シカゴ・マーカンタイ...
シカゴ‐ジャズ
1920年代、ニューオーリンズからシカゴへ来た黒人ジャズメンの影響を受けて、シカゴの白人が始めたジャズ。広義には、...
シカゴ‐じょうやく【シカゴ条約】
⇒国際民間航空条約
シカゴ‐びじゅつかん【シカゴ美術館】
《Art Institute of Chicago》米国シカゴにある美術館。西洋の絵画・彫刻・写真作品だけでなく、...
シカゴ‐マラソン
米国イリノイ州、シカゴで毎年行われるマラソン大会。第1回大会は1977年で、開催時期は10月。ワールドマラソンメジ...
シカゴマーカンタイル‐とりひきじょ【シカゴマーカンタイル取引所】
⇒シー‐エム‐イー(CME)
シカゴれんぽう‐センター【シカゴ連邦センター】
《Chicago Federal Center》米国イリノイ州の都市シカゴにある複合施設。連邦政府のオフィスと郵便...
しか‐さん【四化蚕】
1年に4回孵化(ふか)し、世代を繰り返す蚕。繭が小さい。
しか‐ざる【鹿猿】
鹿の上に猿が乗った形の土焼きの玩具。広島県宮島の名産品。
し‐かざん【死火山】
火山ではあるが、有史時代以後噴火の記録がない山。月山(がっさん)・大山(だいせん)など。近年この語は用いなくなった...
しか‐し【私窩子】
淫売婦。売春婦。私娼(ししょう)。「当年十五歳の—であった」〈芥川・南京の基督〉
しか‐し【然し/併し】
[接]《「しかしながら」の略かという》 1 今まで述べてきた事柄を受けて、それと相反することを述べるときに用いる。...
しか‐しか【確確】
[副](多く下に打消しの語を伴う)物事が確実に行われるさま。たしかに。しっかり。「終に—とねむることなければ」〈中...
しか‐じか【然然】
《古くは「しかしか」か》 [副](「云云」とも書く)繰り返して言わないとき、わかりきったことをいちいち言わないとき...
しか‐しき【四家式】
⇒和歌四式(わかししき)
しかしちろん【紫家七論】
江戸中期の評論書。1巻。安藤為章著。元禄16年(1703)成立。紫式部と源氏物語についての評論7編を収録。
しか‐し‐て【然して/而して】
[接]そして。それから。多く漢文訓読文に用いられる。
しかし‐ながら【然し乍ら/併し乍ら】
[接]「しかし」のやや改まった、言い方。「彼は金持ちだ。—実に質素だ」 [副] 1 そのまま。そっくり。すべて。「...
しか‐しゅう【私家集】
勅撰集・私撰集に対して、個人の歌集。主に近世以前のものをいう。「山家集」「金槐(きんかい)集」など。家集。家の集。
しか‐しゅう【詞華集/詞花集】
美しい詩文を集めた書物。アンソロジー。 「詞花和歌集」の略。
しか◦じ【如かじ/若かじ/及かじ】
[連語]《動詞「如(し)く」の未然形+打消し推量の助動詞「じ」》 1 …に及ばないであろう。…に越したことはないだ...
し‐かじゅう【死荷重】
静荷重のこと。⇔活荷重。
しか‐す‐がに【然すがに】
[副]《副詞「しか」+サ変動詞「す」+接続助詞「がに」からという》そうはいうものの。そうではあるが。「荒磯(ありそ...
しかすが‐の‐わたり【然菅の渡り】
三河国宝飯(ほい)郡の吉田川(現在の豊川)の河口にあった渡し場。[歌枕]「ゆけばありゆかねば苦し—に来てぞ思ひわづ...
しか◦ず【如かず/若かず/及かず】
[連語]《動詞「し(如)く」の未然形+打消しの助動詞「ず」》「…にしかず」「…にはしかず」の形で用いる。 1 及ば...
シカソ
マリ南部の都市。シカソ州の州都。ブルキナファソ、コートジボワールとの国境に近い。交通の要地で、綿花、茶などの生産が...
し‐かた【仕方】
1 物事をする方法。やり方。「掃除の—」 2 他に対する振る舞い。仕打ち。「親に対する—ではない」 3 (「仕形」...
仕方(しかた)が無(な)・い
1 どうすることもできない。ほかによい方法がない。やむを得ない。「—・い。それでやるか」 2 よくない。困る。「彼...
しかた‐な・い【仕方無い】
[形][文]しかたな・し[ク]しかたがない。「考えても—・い」「—・くあきらめる」「うれしくて—・い」
しかた‐ばなし【仕方話/仕方噺】
身ぶり・手ぶりをまじえてする話。また、それを取り入れた落語。
しかた‐まい【仕方舞/仕形舞】
身ぶりや手まねで表現する舞。ものまねの所作をまじえた舞。「大晦日(おほつごもり)に無用の—」〈浮・胸算用・三〉
しかっ‐けい【四角形】
⇒しかくけい(四角形)