しき【四季】
詩雑誌。昭和8年(1933)堀辰雄が創刊。第二次は翌昭和9年(1934)から三好達治・丸山薫・堀辰雄編集の月刊で昭...
し‐き【四器】
1 古代中国で、聘礼(へいれい)に用いた四つの道具。圭(けい)・璋(しょう)・璧(へき)・琮(そう)。 2 物の形...
し‐き【死期】
死ぬ時。命が尽きる時。また、命を捨てるべき時。しご。「—が迫る」
し‐き【至貴】
この上もなく尊いこと。
し‐き【志気】
物事をなそうとする意気込み。こころざし。「—盛んである」
し‐き【私記】
個人として記したもの。私的な記録。
し‐き【始期】
1 物事の始まる時期。 2 法律で、法律行為の効力が発生し、または債務の履行を請求できるようになる期限。⇔終期。
し‐き【指揮/指麾】
[名](スル) 1 全体がまとまりをもって動くよう、人の上に立って指図をすること。「大会運営の—を執る」 2 合奏...
し‐き【紙器】
紙皿・ボール箱など、紙製の容器。
し‐き【紫気】
紫色の雲気。「相摸灘上の—いよいよ勢猛く騰上して」〈蘆花・自然と人生〉
しき
[副助](指示代名詞「これ」「それ」「あれ」に付いて)程度を表すが、軽視する気持ちが加わる。たかが…くらい。「これ...
しき【頻】
[語素]《動詞「し(頻)く」の連用形から》名詞や動詞の連用形の上に付いて、それが何度も繰り返される意を表す。「—浪...
しきあきこ【四季・亜紀子】
五木寛之の小説。4人姉妹のそれぞれの人生を描く連作「四季シリーズ」の最終作。社会運動から政治活動へ身を投じるように...
しき‐あくにち【四季悪日】
陰陽道(おんようどう)で、四季の各季中、何事をするにも特に悪日とされる日。春の甲子(きのえね)・乙亥(きのとい)、...
しき‐あみ【敷(き)網】
袋状の網を水中に沈め、魚群がその上に来たときに引き上げて捕る網。また、その漁法。浮き敷き網・底敷き網などがある。
しき‐い【敷居/閾】
1 門の内と外との仕切りとして敷く横木。また、部屋の境に敷く、引き戸・障子・ふすまなどを開けたてするための溝やレー...
敷居(しきい)が高(たか)・い
不義理や面目のないことがあって、その人の家へ行きにくい。 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「相...
しき‐いき【識閾】
ある意識の出現または消失の境界。意識閾。
しき‐いき【色域】
プリンターやディスプレー、印刷物などで表現できる色の全範囲。ガモット。ガマット。ギャマ。
しきい‐ごし【敷居越し】
1 敷居を隔てて、相手に何かをすること。「—に話をする」 2 わずかな距離であることのたとえ。
しき‐いし【敷石/舗石/鋪石】
通路・玄関先・庭などに、敷き並べた平らな石。
しきいし‐じゅうきょし【敷石住居址】
縄文時代の建物跡の一種。地表あるいは掘り下げた面に多数の石を敷きつめてある。関東・中部地方にみられる。
しき‐いた【敷(き)板】
1 物の下に敷く板。底板。 2 建物の根太(ねだ)の上に張る板。床板。 3 茶の湯で、風炉の下敷きにする板。 4 ...
しきい‐ち【閾値】
《「閾値(いきち)」の湯桶読み》⇒いきち(閾値)
しきいち‐かせつ【閾値仮説】
放射線の被曝線量がある値以下の場合には、人体への影響はないとする考え。⇔閾値無し直線仮説。
しきいちなし‐ちょくせんかせつ【閾値無し直線仮説】
放射線の被曝線量がどれほど少なくても、その線量に比例して人体への影響があるとする考え。LNT(linear no-...
敷居(しきい)を跨(また)・ぐ
その家に入る。その家に出入りする。「二度と—・がせない」
しき‐いん【職印】
律令制で、省に属する役所である職(しき)で使用された公印。
しき‐うつし【敷(き)写し】
[名](スル) 1 書画の上に薄い紙をのせて、透かしてかき写すこと。すきうつし。「原本を—にする」 2 他人の文章...
しき‐え【四季絵】
春夏秋冬の自然や人事・風俗の移り変わりが一目で見られるように屏風(びょうぶ)や障子などに描いた絵。四季の絵。→月次...
しき‐え【色衣】
墨染めの衣以外の法衣。紫・緋・黄・青などの色があり、高位の僧が着る。
しき‐か【色価】
《(フランス)valeur》絵画の画面を構成する色相・明度・彩度の相関関係。バルール。
しき‐か【色荷】
量子色力学において、クオーク間の相互作用を特徴づける量子数。光の三原色との類似から赤・緑・青の色荷があり、反クオー...
しき‐かい【色界】
仏語。三界の一。欲界の上、無色界の下にある世界。欲界のように欲や煩悩(ぼんのう)はないが、無色界ほど物質や肉体の束...
しき‐かく【色覚】
視覚の一。光の波長の違いを色彩として識別する感覚。色神。 [補説]色覚は、網膜にある錐体で光の刺激が電気信号に変換...
しきかく‐いじょう【色覚異常】
色の見え方や感じ方が多くの人とは異なる状態。網膜にある錐体細胞の遺伝的な欠損や変異によって起こる先天色覚異常と、加...
しきかく‐バリアフリー【色覚バリアフリー】
色覚異常など、色覚が通常とは異なる人にも認識しやすい配色やデザインを用いること。また、そうした配慮がなされたものや...
しきかちょうず【四季花鳥図】
室町時代の画家、狩野元信の作品。 京都大徳寺の子院である大仙院の方丈、檀那(だんな)の間を飾っていた紙本著色による...
しき‐かん【指揮官】
指揮をする役目。また、その役目の人。特に軍隊でいう。
しき‐かん【色感】
1 色彩から受ける感じ。 2 色を見分ける感覚。色彩感覚。
しき‐かん【色環】
色相をスペクトルの順にしたがって環状に配列したもの。向かいあった二つの色は互いに補色の関係にある。色相環。カラーサ...
しき‐がく【式楽】
公儀の儀式に用いる音楽や舞踊。主として江戸幕府における能をさす。
しき‐がし【式菓子】
儀式のときに出す菓子。
しき‐がね【敷金/敷銀】
「敷金(しききん)」に同じ。「—にして物を売るとも」〈浮・永代蔵・五〉 「入聟(むこ)の—にて此の家を継がすべき事...
しき‐がみ【敷(き)紙】
1 物の下に敷く紙。 2 紙を厚くはり合わせ、渋などをひいた敷物。《季 夏》「—や烈しき音の山の雨/零雨」
しき‐がみ【式神/識神】
陰陽道(おんようどう)で、陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で、人の善悪を監視するという。しきのかみ。しきじ...
しき‐がわ【敷(き)皮/敷(き)革】
1 毛皮の敷物。 2 (敷き革)靴の内底に敷く革。中敷。 3 江戸時代、両替屋で金銀を取り扱うときに敷いた鹿皮。
しき‐がわら【敷(き)瓦/甃】
1 石畳のように土間に敷き並べた平たい瓦。 2 茶の湯で、鉄風炉の下敷きにする瓦。
しき‐き【子規忌】
正岡子規の命日。9月19日。糸瓜(へちま)忌。獺祭(だっさい)忌。《季 秋》
しき‐きつ【四季橘】
⇒カラマンシー