じん‐ばらい【陣払い】
陣を引き払って退却すること。
ジンバラン
インドネシア南部、バリ島南岸の海岸保養地。バドゥン半島西岸に位置する。1990年代以降、観光開発が進められ、高級リ...
じん‐ばり【腎張り】
好色なこと。多淫なこと。また、その人。「元は物縫、腰元、中居などの、いたづらなる—の女ども」〈浮・禁短気・三〉
ジンバル
枠と同一平面内に回転軸を設けた装置。円環状の枠であれば、その直径方向を回転軸とし、ふつう、軸が直交するように二つの...
ジンバル‐うんだい【ジンバル雲台】
ジンバル機構を備え、鉛直方向と水平方向の二軸に回転するカメラ用雲台。大型の望遠レンズを装着したカメラでも、滑らかに...
じん‐ぱい【塵肺】
吸入した粉塵が肺に沈着することによって起こる病気。職業病の一つで、粉塵の種類によって珪肺(けいはい)・石綿肺・炭肺...
じんぱい‐ほう【じん肺法】
塵肺の予防などに関して定めた法律。塵肺の健康診断や管理区分、事業者のとるべき措置、政府の援助などを規定。昭和35年...
しん‐ぴ【神秘】
[名・形動]《古くは「じんぴ」とも》人間の知恵では計り知れない不思議なこと。普通の認識や理論を超えたこと。また、そ...
じん‐ぴ【人肥】
人間の糞尿(ふんにょう)を肥料にしたもの。下肥(しもご)え。
じん‐ぴ【深秘】
仏語。 1 深奥な秘密の教え。 2 《「深秘釈」の略》密教でいう四重秘釈の一。普通一般の解釈を一歩進めて、深く本質...
じん‐ぴ【靭皮】
樹木の外皮のすぐ内側にある柔らかな部分。甘皮(あまかわ)。
じんぴ‐しょくぶつ【靭皮植物】
茎や葉の靭皮繊維がよく発達し、糸・布・紙などの原料となる植物。アサ・アマ・チョマ・コウゾ・ミツマタなど。
じんぴ‐せんい【靭皮繊維】
植物の篩部(しぶ)および皮層の繊維。強靭で抵抗性が強い。
じん‐ぴら【人平】
縦糸・横糸とも撚(よ)りのないレーヨン糸で織った平織りの布。
じん‐ぴん【人品】
人としての品格。特に、身なり・顔だち・態度などを通して感じられる、その人の品位。「—骨柄(こつがら)卑しからぬ紳士」
ジン‐フィーズ
ドライジンにレモンジュース・砂糖・炭酸水を混合したカクテル。
じん‐ふぜん【腎不全】
腎臓の機能が低下した状態。急性の場合は息切れ・血圧低下など、慢性の場合は多尿・むくみ・高血圧・貧血などの症状が現れる。
しん‐ぶ【神武】
《「じんぶ」とも》この上なく優れた武徳。「聖文(せいぶん)」と対で用いられることが多い。じんむ。「—鋒端(ほうたん...
じん‐ぶつ【人物】
1 ひと。人間。「偉大な—」「登場—」 2 人柄。ひととなり。「面接試験では主として—を見る」「—は確かだ」 3 ...
じんぶつ‐が【人物画】
人間を主題とした絵画。風景画・静物画などに対していう。
じんぶつ‐げったん【人物月旦】
人物についての論評。人物評。
じんぶつ‐こうさ【人物考査】
面接などを行って、個人的な事情や人柄などを調べること。
じんぶつ‐しゅぎ【人物主義】
その人の家柄・学歴・年齢・財産などは問題にしないで、人柄・能力を基準にして評価する考え方。
じんぶつ‐ぞう【人物像】
1 人物の姿や形。「壁面に描かれた—」 2 その人がもっている性格や人柄など。「物語の主人公の—」 3 こうあって...
じんぶつ‐ひょう【人物評】
人についての批評。特に、著名な人についての評論。「歴代総理の—」
じん‐ぶれ【陣触れ】
陣中で出す布告。また、出陣の命令。軍令。「いざ追っかけん、—せよと」〈浄・矢口渡〉
じん‐ぶん【人文】
1 人類の文化・文明。じんもん。「吾輩は—の為にこの時機の一日も早く来たらん事を切望するのである」〈漱石・吾輩は猫...
じんぶん‐か【人文科】
歴史・言語・文学・哲学などの人文科学を研究・教授する学科の総称。
じんぶん‐かがく【人文科学】
政治・経済・社会・歴史・文芸・言語など、人類の文化全般に関する学問の総称。狭義には、自然科学・社会科学に対して、歴...
じんぶん‐しゅぎ【人文主義】
ギリシャ・ローマの古典研究によって普遍的教養を身につけるとともに、教会の権威や神中心の中世的世界観のような非人間的...
じんぶん‐しんわ【人文神話】
社会集団生活が産出・経験した種々の人間的、文化的な事象を、神・英雄・動物などによって与えられたものとして説明する神...
じんぶん‐ちりがく【人文地理学】
地理学の一部門。人間およびその文化・社会・経済などを対象として、その地理的分布、地域的な特色、地域間や環境との関係...
じん‐ぷう【仁風】
1 仁徳による教化。「—率土(そつど)に覆ひ」〈盛衰記・二五〉 2 《晋の袁宏が扇を贈られて「まさに仁風を奉揚し、...
じん‐ぷう【陣風】
寒冷前線などに伴い、急に激しく吹く風。はやて。
じん‐ぷう【塵風】
ちりやほこりを吹き上げる風。ちりやほこりを含んだ風。
じんぷう‐かく【仁風閣】
鳥取県鳥取市、久松公園内にある洋館。明治40年(1907)、鳥取藩主の子孫が別宅として建設。当時の皇太子(後の大正...
しんぷうれん【神風連】
《「じんぷうれん」とも》太田黒伴雄(おおたぐろともお)らを中心に、保守派の旧士族で結成された政治団体。復古主義を唱...
しんぷうれん‐の‐らん【神風連の乱】
《「しんぷうれん」は「じんぷうれん」とも》明治9年(1876)10月、熊本に起こった反政府暴動。新政府の開明政策に...
じん‐ぷん【人糞】
人間の排泄(はいせつ)した大便。
ジンベ
⇒ジェンベ
じんべい【甚平】
「じんべえ(甚兵衛)」に同じ。
じんべい‐ざめ【甚平鮫】
サメ目ジンベイザメ科の海水魚。魚類では最大で、ふつう全長約10メートルで、20メートルのものも知られる。口は頭部前...
じんべえ【甚兵衛】
袖なし羽織。もと綿入れで冬季に用いた。現代では主に男子の夏の室内着。広袖で、丈はひざ下くらい、脇に馬乗りをあけ、前...
じんべえ‐ばおり【甚兵衛羽織】
陣羽織に似て、木綿製で綿入れの袖無し羽織。下級武士・民間用。
しん‐ぺん【神変】
《古くは「じんぺん」》人知でははかり知ることのできない、不可思議な変異。
じん‐ほけん【人保険】
人の身体または生命について生じる事故を対象とする保険。生命保険・傷害保険・医療保険など。→物(ぶつ)保険
しん‐ぽう【神宝】
《古くは「じんぽう」「じんぼう」とも》神聖な宝物。また、神社に納められている宝物。かんだから。
じん‐ぼう【人望】
信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること。「—を集める」「—を失う」
じん‐ぼう【尋訪】
[名](スル)おとずれること。訪問。「東海散士を—し、幽蘭女史の境遇を語らん」〈東海散士・佳人之奇遇〉
じんぼう‐かく【神保格】
[1883〜1965]言語学者・音声学者。東京の生まれ。言語理論および音声学を研究。著「言語理論」「国語音声学」など。