トリック
1 人の目をあざむくためのからくり。詭計(きけい)。「—を見破る」 2 巧みな技。妙技。 3 「トリック撮影」の略。
トリック‐アート
視覚における錯覚を利用した作品。実物の窓や扉があるように描かれた壁画、実際にはありえない立体を描いた絵画など。錯視...
トリック‐さつえい【トリック撮影】
映画・テレビなどで、仕掛けや特殊撮影によって、実際にはありえないことを本当らしく見せる技術。
トリックしき‐ばくだん【トリック式爆弾】
相手のなんらかの動作が引き金となって爆発するように仕掛けた爆弾。手紙を開くと爆発する手紙爆弾など。
トリックスター
1 詐欺(さぎ)師。ぺてん師。 2 神話や民間伝承に現れるいたずら者。秩序の破壊者でありながら一方で創造者であり、...
トリック‐プレー
野球で、隠し球や見せかけの牽制(けんせい)などで走者をだますプレー。
とりっ‐こ【取りっこ】
[名](スル)何人かで争って取ること。とりっくら。「ボールの—」
トリッチトラッチポルカ
《Tratschはおしゃべりの意》ヨハン=シュトラウス2世の管弦楽によるポルカ。1858年作曲。
トリッパ
牛の第二胃(はちのす)のこと。また、それをトマトなどとともに煮込んだイタリア料理。
トリッピング
バスケットボール・サッカー・アメリカンフットボールなどで、足でひっかけて、相手の動きを妨害する反則。
トリップ
1 旅行。「ワンデー—」 2 麻薬などによる幻覚状態。
トリップス
《Agreement on Trade-Related Aspects of Intellectual Prope...
トリップ‐メーター
自動車の走行距離計のうち、簡単にゼロに戻せるもの。⇔マイレージメーター。
トリッペル
淋病(りんびょう)。
と‐りつ【都立】
東京都によって設立・管理されること。また、その施設。「—高校」
とり‐つき【取(り)付き】
1 物事のはじめ。とっかかり。とっつき。「商売の—から挫折する」 2 道などが始まる場所。とばくち。とっつき。「登...
とりつき‐しんしょう【取(り)付き身上】
所帯をもったばかりで何事もととのわない暮らし向き。「—の苦しさと」〈秋声・あらくれ〉
とりつき‐どころ【取(り)付き所】
頼りにしてすがるところ。取り付く島。取り付き端(は)。「そう云っちゃ—もないが」〈漱石・坊っちゃん〉
とりつき‐は【取(り)付き端】
《「とりつきば」とも》「取り付き所」に同じ。「如何にも—がない」〈福沢・福翁自伝〉
とり‐つぎ【取(り)次ぎ】
1 取り次ぐこと。連絡・仲介すること。また、その人。「来客の—をする」 2 自己の名で委託販売などを行い、計算は委...
とりつぎ‐じょ【取次所】
取り次ぎをする所。
とりつぎ‐しょう【取次商】
取り次ぎに関する行為をする商人。商法では問屋・運送取扱人・準問屋の3種を認めている。
とりつぎ‐てん【取次店】
客の注文を受けて商品・サービスの取り次ぎをする店。
とり‐つ・く【取(り)付く】
[動カ五(四)] 1 しっかりとつかまる。すがりつく。とりすがる。「救命ブイに—・く」 2 しっかりと組みつく。組...
取(と)り付(つ)く島(しま)
頼りとしてすがるところ。取り付き所。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「つっけんどんで—もない」 [補説]文...
とり‐つく・す【取(り)尽(く)す】
[動サ五(四)] 残らず取ってしまう。全部取る。「実を—・す」
とり‐つくろ・う【取(り)繕う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ととのえて見よくする。「体裁を—・う」 2 不都合などを隠そうとしてうわべを飾る。「陽気に...
とり‐つ・ぐ【取(り)次ぐ】
[動ガ五(四)] 1 間に立って、一方から他方へ用件などを伝える。「主人に—・ぐ」「意向を—・ぐ」「電話を—・ぐ」...
とり‐つけ【取(り)付け】
1 取り付けること。機械・器具などを設置すること。「湯沸かし器の—」「—料」 2 いつもその店から買っていること。...
とり‐つ・ける【取(り)付ける】
[動カ下一][文]とりつ・く[カ下二] 1 ある物を他の物に装置する。「防音壁を—・ける」 2 自分の方に引き寄せ...
とり‐つた・う【取り伝ふ】
[動ハ下二]取り次ぐ。受け伝える。「かかる御文(ふみ)なども—・へ始めけれど」〈源・東屋〉
とり‐つづ・く【取り続く】
[動カ四] 1 次から次へと続く。引き続く。「—・き追ひ来るものは百種(ももくさ)に迫め寄り来たる」〈万・八〇四〉...
とり‐つぶし【取(り)潰し】
取りつぶすこと。特に、江戸時代、幕府が大名や旗本の家の断絶を命じ、所領などを没収すること。
とり‐つぶ・す【取(り)潰す】
[動サ五(四)]組織・計画などを消滅させる。「圧力をかけて組合を—・す」 [可能]とりつぶせる
とり‐つ・める【取(り)詰める】
[動マ下一][文]とりつ・む[マ下二] 1 ひどく思い悩む。思い詰める。「胸も張り裂けるばかりに—・めて」〈紅葉・...
とり‐て【取(り)手】
1 物を受け取る人。 2 カルタのふだを取る人。読み手に対していう。 3 相撲・柔道などの技。また、その技の巧みな...
とり‐て【捕(り)手】
罪人を捕らえる役人。捕り方。捕吏(ほり)。
とり‐てき【取的】
力士の最下位の者の称。
とり‐てつ【撮り鉄】
列車や車両の撮影に熱中する鉄道ファン。→乗り鉄 [補説]熱中のあまり、線路内に入って列車を止める事件が起きたこともある。
トリテルペン
30個の炭素原子からなるテルペンの総称。6個のイソプレンで構成される前駆体で、スクアレンやアンブレインなどが知られ...
とり‐で【砦/塁/寨】
《取り出して築く城の意》 1 本城の外の要所に築く小規模な城。出城。柵塁(さくるい)。 2 外敵の攻撃を防ぐための...
とりで【取手】
茨城県南部、利根川の北岸にある市。近世は水戸街道の宿場町。名は平将門(たいらのまさかど)が築いた「とりで」からとい...
とりで‐し【取手市】
⇒取手
とり‐とめ【取(り)留め】
はっきりしたまとまり。それと定めた目的。「—のない話」
とり‐と・める【取(り)留める】
[動マ下一][文]とりと・む[マ下二] 1 失いかけた生命を失わずにすむ。「一命を—・める」 2 はっきりとさせる...
とりとり‐ぐも【鳥捕蜘蛛】
⇒オオツチグモ
トリトン
水素の同位体であるトリチウムの原子核。1個の陽子と2個の中性子とが結合したもの。
トリトン
ギリシャ神話で、海神ポセイドンの息子。上半身は人間、下半身は魚形または蛇形の姿をとる。 海王星の第1衛星。1846...
とり‐どく【取(り)得/取(り)徳】
取っただけ自分の利益になること。
とり‐どころ【取(り)所】
1 取り立てていうだけの価値のある点。長所。とりえ。「此徳川政府を見ると殆んど—のない有様で」〈福沢・福翁自伝〉 ...