べつ【別】
[音]ベツ(慣) ベチ(呉) [訓]わかれる わける わかつ [学習漢字]4年 1 いっしょにいたものが離れ離れに...
べつ【蔑】
[常用漢字] [音]ベツ(漢) [訓]さげすむ ないがしろ ばかにする。無視する。「蔑視・蔑称/軽蔑・侮蔑」
べつ【瞥】
[人名用漢字] [音]ベツ(慣) ちらりと見る。「瞥見/一瞥」
べつ【別】
[名・形動] 1 ある物事と他の物事との区別。けじめ。違い。「公私の—をはっきりさせる」「男女の—なく採用する」 ...
べつ【鼈】
スッポンのこと。
べつ‐アカ【別アカ】
「別アカウント」の略。
べつ‐アカウント【別アカウント】
SNSなどに同一人物が持つ複数アカウントのうち、そのときにログインしているのとは別のアカウント。多く、本アカウント...
べつ‐あつらえ【別誂え】
特別に注文して作らせること。また、そのもの。「—の洋服」
べつ‐い【別異】
[名](スル) 1 違っているところ。差異。 2 違いを区別すること。
べつ‐い【別意】
1 ほかの考え。他意。「私に—はない」 2 別れを惜しむ心。「—を表する」
べつ‐いん【別院】
1 本山のほかに、本山に準じるものとして別の地域に設けられた寺院。 2 七堂伽藍(がらん)のほかに僧の住居として建...
べつ‐うり【別売(り)】
[名](スル)本体とは別料金で付属品を販売すること。また、組になっている商品を別々に売ること。別売(べつばい)。
べつ‐えん【別宴】
別れの酒盛り。送別の宴。
べつ‐かん【鼈羹】
すった山の芋に小麦粉・小豆粉・砂糖などを練り合わせて蒸し、亀甲(きっこう)形に切った餅菓子(もちがし)。もと、禅家...
べつ‐が【別駕】
1 古代中国で、刺史(しし)の巡察に随行する官。自分も別に乗り物をもつところからいう。 2 諸国の介(すけ)の唐名。
べつ‐がく【別学】
男女がそれぞれ別の学校、または別の教室で学ぶこと。男子を対象とする学校を男子校、女子を対象とする学校を女子校という...
べつ‐がん【別願】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)がそれぞれ独自の立場から立てた誓願。阿弥陀仏の四十八願、薬師仏の十二願など。諸仏に共通の四...
べつき‐しょうざえもん【戸次庄左衛門】
[?〜1652]江戸初期の軍学者。姓は別木とも書く。浪人仲間とともに、増上寺での徳川秀忠夫人の法要を機会に挙兵をは...
べつ‐ぎ【別儀/別義】
1 ほかのこと。別のこと。余の儀。「お願いの筋は—ではない」 2 考慮に入れなければならない特別の事情。別状。「今...
べつ‐ぎょう【別行】
1 別の行。特に、文章中で行を改めて書くこと。「引用部分は—に書く」 2 特別に執り行う仏事や修行。特別の行法。 ...
べつ‐ぎょう【別業】
1 別の職業・事業。 2 別荘。「我家の粗造なる—あれば」〈竜渓・経国美談〉
べつ‐くち【別口】
1 ほかの方法や種類。「給料とは—の収入がある」「—の縁談話」 2 別の口座。「自動引き落としのために—を設ける」
べつ‐くるわ【別郭】
日本の城で、他の郭と独立して一つずつ築いた郭。
べつ‐ぐう【別宮】
本社または本宮に付属する神社。摂社・末社・今宮(いまみや)などの総称。
べつ‐ぐん【別軍】
本隊とは別に独立した軍隊。
べつ‐けんこん【別乾坤】
普通とは違った世界。別世界。別天地。
べつ‐げん【別言】
[名](スル)言い方をかえて言うこと。また、その言葉。「—すれば」
べつ‐こうどう【別行動】
仲間や同一集団から離れて、別な行動を取ること。
べつ‐こさく【別小作】
江戸時代、質入れされた田畑を質入れ主以外の人が小作すること。
べつ‐ご【別後】
別れてからのち。「—一度も、相思の意を交換した事はない」〈左千夫・春の潮〉
べつ‐ごう【別号】
別の呼び名。別の称号。別称。
べつ‐しゅう【別週】
別の週。ほかの週。「月曜日が祝日の場合は—に振り替えます」
べつ‐じ【別事】
1 別の事。ほかの事柄。「信心と学問とは—です」〈倉田・出家とその弟子〉 2 普通とかわった事。特別な事柄。「—な...
べつ‐じ【別時】
1 別の時。ほかの時。また、遠い先の世。来世。 2 別れの時。離別の時。 3 「別時念仏」の略。
べつ‐じ【別辞】
別れの言葉。送別のあいさつ。
べつ‐じたて【別仕立て】
特別に作ったり用意したりすること。また、そのもの。特別仕立て。「—のユニホーム」「視察団用の—の飛行機」
べつじ‐ねんぶつ【別時念仏】
念仏の行者が、特別の時日・期間を定めて称名念仏をすること。
べつ‐じょ【蔑如】
[名](スル)さげすむこと。蔑視。「国人を—するの罪」〈竜渓・経国美談〉
べつ‐じょう【別条】
他と変わったこと。いつもとは違った事柄や状態。「—なく旅を終える」
べつ‐じょう【別状】
普通と変わった状態。異状。「命に—はない」
べつじょ‐けん【別除権】
破産財団に属する特定の財産から、破産債権者に優先して弁済を受けることのできる権利。特別の先取特権・質権・抵当権をも...
べつ‐じん【別人】
別の人。その人とは違う人。「盛装して—のように見える」
べつ‐ずり【別刷(り)】
1 本文とは別に紙を変えて印刷すること。また、印刷したもの。 2 雑誌・書類などの一定の部分だけを別に印刷すること...
べつ‐だて【別建て/別立て】
別に分けて取り扱うこと。別系統にすること。「—の料金」
べつ‐だん【別段】
[名]特に異なること。特別・格別なこと。「—の配慮をする」 [副](あとに打消しの語を伴って用いる)特にとりたてて...
べつ‐づき【別月】
別の月。ほかの月。「利用日を—に移すことはできません」
べつ‐でん【別伝】
1 普通に伝えられているのとは別の言い伝え。 2 技芸・武芸・教義などにおける特別な伝授。 3 「教外(きょうげ)...
べつ‐でん【別殿】
本殿とは別に建てた宮殿や社殿。
べつ‐でん【別電】
別の電報。
べつでん‐は【別伝派】
日本禅宗二十四流の一。建仁寺に住した元の僧別伝(妙胤(みょういん))を祖とする。室町初期の創始。