目(め)の色(いろ)を変(か)・える
目つきを変える。怒り・驚きや、何かに熱中するようすにいう。「—・えて課題に取り組む」
め‐のう【瑪瑙】
石英の結晶の集合体(玉髄(ぎょくずい))で、色や透明度の違いにより層状の縞模様をもつもの。色は乳白・灰・赤褐色など...
目(め)の上(うえ)の瘤(こぶ)
何かと目障りであったり、じゃまになったりするもののたとえ。目の上のたんこぶ。
め‐の‐かたき【目の敵】
憎んで敵視すること。また、その人。「—にする」
め‐の‐かべぐも【目の壁雲】
⇒アイウォール
め‐の‐くすり【目の薬】
見て慰めになるもの。
目(め)の黒(くろ)いうち
生きている間。目の玉の黒いうち。「私の—は許さない」
め‐の‐こ【女の子】
1 おんなの子。「ここらの村の、—とは見えず」〈逍遥・当世書生気質〉 2 おんな。⇔男(お)の子。「—当年に績(う...
め‐の‐こ【目の子】
「目の子勘定」「目の子算」の略。「前巾着より—に読んでやり」〈浮・好色産毛・四〉
め‐の‐こ【海布の子】
昆布を細かく刻んだもの。
めのこ‐かんじょう【目の子勘定】
「目の子算」に同じ。
めのこ‐ざん【目の子算】
そろばんや筆算などによらず、数量などを目で確かめながら計算すること。目の子勘定。
めのこ‐ざんよう【目の子算用】
「目の子算」に同じ。「十文で五文づつの間銭—して取って帰る」〈浮・一代女・六〉
目(め)の覚(さ)めるよう
はっと驚くほど、見た目や動作などがあざやかで美しいさま。「—な真紅の花」「—なホームランを放つ」
め‐の‐さや【目の鞘】
まぶた。
目(め)の鞘(さや)が外(はず)・れる
抜け目がない。また、洞察力がある。「この時目の鞘の外れし男ありて」〈浮・懐硯・五〉
目(め)の鞘(さや)を外(はず)・す
注意してよく見る。「梶を取るが引舟、目の鞘外すが遣手の役」〈浄・反魂香〉
め‐の‐した【目の下】
1 目の下の部分。「—の傷」 2 見下ろした所。眼下。「—に広がる雲海」 3 魚の目から尾までの長さ。魚の大きさを...
め‐の‐しょうがつ【目の正月】
《正月は一年中でいちばん楽しい時であるところから》美しい物、珍しい物などを見て楽しむこと。目の保養。
め‐の‐じ【めの字】
《「め」ではじまる言葉を省略して、符丁(ふちょう)のようにいった語》 1 飯(めし)。食事。「まあ、—にしてえの」...
め‐の‐たま【目の玉/眼の球】
めだま。眼球。
目(め)の玉(たま)が飛(と)び◦出(で)る
「目玉が飛び出る」に同じ。
目(め)の付(つ)け所(どころ)
注目すべきところ。着眼点。「ベテランはさすがに—が違う」
め‐の‐と【乳母/傅】
1 (乳母)母親の代わりに子供に乳を飲ませて育てる女。うば。「もの言はぬちごの泣き入りて、乳も飲まず、—の抱くにも...
めのと‐ご【乳母子/傅子】
1 (乳母子)乳母の子。「この人は、かの大納言の御—にて」〈源・椎本〉 2 (傅子)貴人の子を養育する任にある人の...
め‐の‐どく【目の毒】
1 見ると害になるもの。 2 見ると欲しくなるもの。
メノナイト
再洗礼派の流れをくむプロテスタントの一派。オランダのメノー=シモンズ(Menno Simons[1492〜1559...
目(め)の中(なか)へ入(い)れても痛(いた)くない
子供などを溺愛する気持ちやようすをたとえていう。目に入れても痛くない。
め‐の‐ほよう【目の保養】
「目の正月」に同じ。
メノポーズ
更年期。また、更年期障害。
め‐の‐まえ【目の前】
1 見ているすぐ前。眼前。「—で人が倒れる」 2 時間的、空間的にごく近いこと。もくぜん。「試験が—に迫る」
目(め)の前(まえ)が暗(くら)くな・る
めまいがして何も見えなくなる。転じて、希望が絶たれるなどしてどうしてよいかわからなくなる。目の前が真っ暗になる。「...
め‐の‐まんねんぐさ【雌の万年草】
ベンケイソウ科の多年草。山野の岩上などに生え、高さ約10センチ。茎は少しはう。葉は小さく多肉質で、互生する。夏、黄...
目(め)の寄(よ)る所(ところ)へ玉(たま)も寄(よ)る
目が動くにつれて、その方向へ瞳も動く。同類が寄り集まるたとえ。
メノルカ‐とう【メノルカ島】
《Menorcaはスペイン語で小島の意》地中海西部、バレアレス諸島の島。マリョルカ島の東に位置し、スペイン領。中心...
め‐の‐わらわ【女の童】
1 おんなの子。少女。「いとらうたしと思ふ—は」〈源・東屋〉 2 そば近く召し使う少女。「局の女房、—にいたるまで...
めのわらわ‐べ【女の童部】
「女(め)の童(わらわ)」に同じ。「家々の—を」〈栄花・初花〉