か‐ぎゅう【火牛】
兵法の一。牛の角に刀の刃を上に向けて結び、尾に葦(あし)を結びつけて点火し、その牛を敵軍に追いやる。古代中国の斉(...
か‐ぎゅう【蝸牛】
1 かたつむり。 2 内耳の一部で、カタツムリの殻状をした聴覚にたずさわる器官。基底膜などによって三つに仕切られ、...
かぎゅう【蝸牛】
狂言。やぶへかたつむりを取りに行かされた太郎冠者は、山伏をかたつむりと思い込み、連れ帰ろうとして山伏になぶられる。
かぎゅう‐かく【蝸牛殻】
⇒蝸牛2
蝸牛(かぎゅう)角上(かくじょう)の争(あらそ)い
《「荘子」則陽の、かたつむりの左の角(つの)にある国と右の角にある国とが争ったという寓話から》小さな者同士の争い。...
かぎゅう‐かん【蝸牛管】
内耳の蝸牛内にある膜迷路の一部。中は内リンパで満たされる。渦巻き細管。
かぎゅう‐き【蝸牛忌】
幸田露伴(別号、蝸牛庵(かぎゅうあん))の忌日。7月30日。
かぎゅうこう【蝸牛考】
語学書。柳田国男著。昭和5年(1930)刊。カタツムリ(蝸牛)をさすことばの分布を調査したもの。近畿のデンデンムシ...
かぎゅう‐しんけい【蝸牛神経】
⇒聴神経
かぎゅう‐そう【蝸牛窓】
中耳の鼓室の内側壁にある円形の小孔。内耳の蝸牛2に通じているが、第二鼓膜によって閉ざされている。正円窓。