くみ【組(み)】
[名]組むこと。組んだもの。 1 二つ以上を取り合わせたひとまとまりのもの。そろい。セット。「テーブルと—になって...
く‐み【苦味】
苦い味。にがみ。
くみ‐あい【組合】
1 (組み合い)互いに組みついて争うこと。組み打ち。「取っ—」 2 共通の目的のために何人かが寄り合って仲間を作る...
くみあい‐いん【組合員】
組合に加入している者。組合を組織する当事者。
くみあいかんしょう‐けんこうほけん【組合管掌健康保険】
健康保険組合が運営する健康保険。事業主が単独または共同で組合を設立して、その従業員が被保険者となる。保険料率は、協...
くみあい‐きょうかい【組合教会】
キリスト教プロテスタントの一派、会衆派の日本での名称。日本では明治43年(1910)以後、日本組合教会として発足、...
くみあい‐けいやく【組合契約】
各当事者が出資をして、共同の事業を営むことを約することによって成立する契約。
くみあい‐けんぽ【組合健保】
「組合管掌健康保険」の略。→政府管掌健康保険
くみあい‐こくほ【組合国保】
国民健康保険のうち、地域の同業者によって組織される国民健康保険組合が保険者として運営しているもの。→市町村国保
くみあい‐しゅぎ【組合主義】
労働組合の目的を、資本主義制度の枠内で経済的条件の改善に限定しようとする立場。
くみあい‐せんじゅうしゃ【組合専従者】
使用者との雇用関係を休職扱いとして、労働組合の業務だけに従事する者。
くみ‐あ・う【組(み)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに組む。「肩を—・う」 2 互いに組みついて争う。「がっぷりと四つに—・う」 3 仲間...
くみ‐あが・る【組(み)上(が)る】
[動ラ五(四)]組んででき上がる。「家の骨組みが—・る」
くみ‐あ・げる【汲み上げる】
[動ガ下一][文]くみあ・ぐ[ガ下二] 1 水などをくんで、上にあげる。「地下水を—・げる」 2 下部の意見などを...
くみ‐あ・げる【組(み)上げる】
[動ガ下一][文]くみあ・ぐ[ガ下二] 1 物を組んで積み上げる。構築する。「足場を—・げていく」 2 すっかり組...
くみ‐あゆ【汲み鮎】
川上へのぼってくるアユを、寄せ網で一つ所に寄せ、玉網などですくい上げること。また、そのアユ。《季 春》
くみ‐あわ・す【組(み)合(わ)す】
[動サ五(四)]「組み合わせる」に同じ。「両手を—・して祈る」 [動サ下二]「くみあわせる」の文語形。
くみ‐あわせ【組(み)合(わ)せ】
1 組み合わせること。また、組み合わせたもの。「色の—を変える」「準決勝の—が決まる」 2 数学で、n個の異なるも...
くみあわせさいてきか‐もんだい【組(み)合(わ)せ最適化問題】
コンピューターの計算理論における組み合わせ論的な最適化問題の総称。計算量が過度に増加する組み合わせ爆発を起こさぬよ...
くみあわせ‐ばくはつ【組(み)合(わ)せ爆発】
コンピューターの計算理論において、問題を解く上で必要な条件や要素の組み合わせが増加することにより、計算量の爆発を伴...
くみ‐あわ・せる【組(み)合(わ)せる】
[動サ下一][文]くみあは・す[サ下二] 1 二つ以上のものを取り合わせてひとまとまりにする。「何種類もの花を—・...
くみあわせろんてき‐ばくはつ【組(み)合(わ)せ論的爆発】
⇒組み合わせ爆発
くみ‐いと【組糸】
組み合わせた糸。くみ。
くみ‐いれ【組(み)入れ】
1 組み入れること。 2 順に重ねて中に入れられるような仕組みに作られていること。また、そのもの。いれこ。「—の重...
くみいれ‐てんじょう【組(み)入れ天井】
格子形に組んだ天井。6〜8センチ角くらいの木材を10〜20センチ間隔に組むもので、古代の寺院に多く用いられた。組み...
くみいれ‐ひりつ【組(み)入れ比率】
一つの投資信託が保有する、株式や債券などの銘柄ごとの時価総額の比率。
くみ‐い・れる【汲み入れる】
[動ラ下一][文]くみい・る[ラ下二] 1 水などをくんで中に入れる。「鍋に水を—・れる」 2 考慮する。考えに入...
くみ‐い・れる【組(み)入れる】
[動ラ下一][文]くみい・る[ラ下二]あるまとまりをもつものの中に、全体の一部となるような形で、他のものを加える。...
くみ‐いん【組員】
組の構成員。特に、暴力団員。
くみ‐うた【組歌/組唄】
三味線・箏(そう)で、既成の歌詞をいくつか組み合わせて1曲に作曲したもの。地歌(三味線組歌)・箏曲(箏(こと)組歌...
くみ‐うち【組(み)打ち/組(み)討ち】
1 互いに組み合って争うこと。取っ組み合い。「十八九の時分親爺と—をした事が一二返ある位だが」〈漱石・それから〉 ...
くみ‐お【組緒】
「組紐(くみひも)」に同じ。
くみ‐おき【汲み置き】
水をくんでおくこと。また、くんでおいた水。「断水用の—」
くみ‐おどり【組踊(り)】
1 数人が組んで踊ること。また、その踊り。 2 二つ以上の踊りを組み合わせて構成する踊り。 3 18世紀以来、琉球...
くみ‐おび【組帯】
1 古代、男子が礼服(らいふく)に用いた帯。より糸を平らに組み、先に総(ふさ)をつけたもの。 2 糸を組んで作った...
くみ‐かえ【組(み)替え/組(み)換え】
1 組みかえること。再編成すること。「メンバーの—をする」「予算の—」 2 活版印刷で、組版(くみはん)を組み直す...
くみかえたんぱく‐ワクチン【組(み)換え蛋白ワクチン】
病原体を構成するたんぱく質を遺伝子組み換え技術によって人工的に作り出し、ワクチンとして用いるもの。B型肝炎ウイルス...
くみかえ‐ディーエヌエー【組(み)換えDNA】
遺伝子組み換えによって、DNAをつなぎ合わせたもの。リコンビナントDNA。
くみかえディーエヌエー‐じっけん【組(み)換えDNA実験】
⇒遺伝子組み換え
くみ‐か・える【組(み)替える/組(み)換える】
[動ア下一][文]くみか・ふ[ハ下二]一度組んだものをとりやめ、別のまとめ方で改めて組む。また、組み合わせを変える...
くみ‐がき【組(み)垣】
《古くは「くみかき」》木や竹を組み合わせてつくった垣。檜垣(ひがき)・唐垣など。
くみ‐かけ【組掛/組懸】
冠の掛緒(かけお)の一種。糸組のひもで、主に蹴鞠(けまり)の際に用いるもの。
くみ‐かわ・す【酌み交(わ)す】
[動サ五(四)]互いに杯をやり取りしながら酒を飲む。「親しく酒を—・す」
くみ‐がしら【組頭/与頭】
1 組と名のつく組織の長。 2 江戸時代、徒組(かちぐみ)・弓組・鉄砲組などの諸組の長。 3 江戸時代、百姓代とと...
くみ‐がみ【組(み)紙】
細く切った色紙を縦横に組んで、布の模様などを作り出す遊び。組紙細工(くみがみざいく)。
くみ‐き【組(み)木】
両端にコの字形の切り込みのある細長い長短の木片を互いにはめ込み、いろいろな物の形を作って遊ぶ玩具。寄せ木。
くみ‐きょく【組曲】
数個の小曲または楽章を組み合わせて、一つの作品とする器楽曲。
くみきょくフロリダ【組曲フロリダ】
《原題、Florida Suite》⇒フロリダ組曲
くみ‐こ【組子】
1 江戸時代、徒組(かちぐみ)・鉄砲組などの組頭(くみがしら)の配下にある者。組下。組衆。 2 格子・障子・欄間な...
くみ‐こう【組香】
数種の香をたき、その香の名を言い当てること。また、その香。