ない‐ぶ【内部】
1 物の内側の部分。「—のようすをうかがう」⇔外部。 2 組織などに属する範囲内。「会社の—で対立がある」⇔外部。
ないぶ‐いじょうでんあつ【内部異常電圧】
⇒内雷
ないぶ‐エネルギー【内部エネルギー】
物体内部の状態だけで決まるエネルギー。物体を構成する分子や原子の運動エネルギーと、その相互作用による位置エネルギー...
ないぶ‐かんさ【内部監査】
(会計士や企業外の監査人による外部監査に対し)企業内部に経営者に直結して置かれる職務。経営諸活動が合法的・合理的に...
ないぶ‐きおくそうち【内部記憶装置】
《internal storage》⇒主記憶装置
ないぶ‐きせい【内部寄生】
寄生生物が宿主である生物体内の消化管・筋肉などに寄生すること。内寄生。⇔外部寄生。
ないぶ‐きんゆう【内部金融】
企業が経営活動に必要な資金を企業内部で調達すること。主として内部留保と減価償却による資金を源泉とする。自己金融。⇔...
ないぶ‐クロック【内部クロック】
コンピューターのCPUの動作周波数(クロック周波数)。内部動作周波数。→バスクロック
ないぶ‐けいざい【内部経済】
企業自体の設備投資や経営能力の向上などによって生産費が低下し利益を得ること。⇔外部経済。
ないぶけんせい‐そしき【内部牽制組織】
企業などで不正・誤謬(ごびゅう)の発生を事前に防止するために、一つの会計処理・事務処理を二人以上に分割して担当させ...
ないぶ‐コア【内部コア】
⇒内核
ないぶ‐こうさく【内部工作】
事をおおやけにするに先立ち、内々に意見を取りまとめること。「—に乗り出す」
ないぶ‐こうでんこうか【内部光電効果】
⇒光伝導(こうでんどう)
ないぶ‐こくはつ【内部告発】
組織内の人間が、その組織で行われている不正・違法な行為を、監督官庁や報道機関などの外部に知らせること。 [補説]内...
ないぶ‐さいぼうかい【内部細胞塊】
《inner cell mass》哺乳類の発生の初期の段階で、胚盤胞の内部に形成される細胞群のこと。外側の細胞は胎...
ないぶ‐しきん【内部資金】
利益の内部留保や減価償却費など、企業内部から調達される資金。→外部資金
ないぶしゃ‐とりひき【内部者取引】
⇒インサイダー取引
ないぶ‐しょうがい【内部障害】
内臓機能の障害。身体障害者福祉法では心臓・腎臓・呼吸器・膀胱(ぼうこう)・直腸・小腸・肝臓の機能障害とHIVによる...
ないぶ‐しょうしゃ【内部照射】
内照射、あるいは内部被曝のこと。
ないぶ‐じゅうりょくは【内部重力波】
⇒内部波
ないぶ‐せい【内部生】
大学や高等学校などで、付属学校から進学した学生・生徒。内進生。⇔外部生。
ないぶ‐せいしょくき【内部生殖器】
「内性器」に同じ。
ないぶせいめいろん【内部生命論】
北村透谷による評論。明治26年(1893)「文学界」誌に発表。キリスト教的な生命の概念に基づき、封建的価値観に対置...
ないぶ‐せんりょう【内部線量】
内部被ばくによる放射線の吸収線量。体内に取り込んだ放射性物質から放出される放射線が、体内で吸収される線量を指す。そ...
ないぶ‐たんそかきん【内部炭素課金】
⇒インターナルカーボンプライシング
ない‐ぶつ【内仏】
1 寺院で、本堂以外の私房に安置した仏像。 2 在家で、居室に安置した仏像。持仏。
ないぶつうほう‐せいど【内部通報制度】
企業などの組織において、法令や倫理規定に違反する行為の発生、あるいはそのおそれがある場合に、それを察知した人が、通...
ないぶ‐ていこう【内部抵抗】
電池の内部、真空管のプレート、電源・電流計・電圧計の端子間などに存在する抵抗。内抵抗。⇔外部抵抗。
ないぶ‐てんかん【内部転換】
励起状態にある原子核がエネルギーの低い状態に遷移するとき、ガンマ線ではなく内殻の軌道電子を放出する現象。
ないぶ‐とうせい【内部統制】
企業や行政機関などにおいて、業務が適正かつ効率的に遂行されるように組織を統制するための仕組み。組織内で不正・違法行...
ないぶとうせい‐かんさほうこくしょ【内部統制監査報告書】
企業が作成する内部統制報告書に関して、会計監査人が意見を記載した報告書。金融商品取引法により、すべての上場企業に、...
ないぶとうせい‐ほうこくしょ【内部統制報告書】
企業において、財務報告の適正性を確保するために必要な内部統制の仕組みが有効に機能しているかどうかを、経営者が自ら評...
ないぶとうせい‐ほうこくせいど【内部統制報告制度】
財務報告の信頼性を確保するため、企業に内部統制の強化を求める制度。金融商品取引法に基づき、平成20年(2008)か...
ないぶどうさ‐しゅうはすう【内部動作周波数】
《internal clock》⇒内部クロック
ないぶ‐は【内部波】
密度が異なる流体の間に生じる、重力を復元力とする波。海面下の表層に塩分濃度が薄い海水がある場合などに生じ、船の推進...
ないぶ‐バス【内部バス】
《internal bus》コンピューターで、CPU内部またはCPUとキャッシュメモリーなどを結ぶ信号路。→外部バス
ないぶ‐ひばく【内部被曝】
体内に取り込まれた放射性物質による被曝。汚染された飲食物を経口摂取したり、放射性の粉塵を肺に吸い込んだりするほか、...
ないぶ‐ぶきょく【内部部局】
国の行政機関である府・省・庁・委員会に設置される内部組織の総称。官房・局・部・課・室などがある。内局。
ないぶほうこく‐かいけい【内部報告会計】
⇒管理会計
ないぶ‐まさつ【内部摩擦】
物質内部の各部分に働く運動摩擦。流体では、流速の大きい部分と小さい部分との間に生じる抵抗、すなわち粘性としてあらわ...
ないぶ‐りゅうほ【内部留保】
企業の利益金額から配当金・租税などの社外流出分を除いた部分を社内に留保すること。また、その金額。法律で定められた利...
ないぶ‐りょうしすう【内部量子数】
量子力学において粒子の状態を特徴づける、運動量や座標によらない量子数。電荷、ストレンジネスなどがある。
ない‐ぶん【内分】
[名](スル) 1 表沙汰にしないでおくこと。内聞。「事件を—にする」 2 線分上に点をとり、その線分をある比に分...
ない‐ぶん【内文】
内印を押した公式文書。うちぶみ。→外文(げぶん)
ない‐ぶん【内聞】
[名](スル) 1 内々に聞くこと。非公式に身分の高い人の耳に入ること。「—に達する」 2 表沙汰にしないこと。内...
ない‐ぶんぴ【内分泌】
⇒ないぶんぴつ(内分泌)
ない‐ぶんぴつ【内分泌】
生体内の分泌腺が分泌物を直接に血液などの中へ出すこと。ないぶんぴ。⇔外分泌。
ないぶんぴつ‐いじょう【内分泌異常】
甲状腺・下垂体・副腎・膵臓などから分泌されるホルモンのバランスに異常が生じること。
ないぶんぴつかくらん‐かがくぶっしつ【内分泌攪乱化学物質】
⇒環境ホルモン
ないぶんぴつかくらん‐ぶっしつ【内分泌攪乱物質】
⇒環境ホルモン