なかの【中野】
東京都の区名。住宅地。新井薬師(薬王寺)がある。人口31.5万(2010)。
なかの【中野】
姓氏の一。 [補説]「中野」姓の人物中野孝次(なかのこうじ)中野重治(なかのしげはる)中野正剛(なかのせいごう)中...
なかの【中野】
長野県北東部の市。千曲川支流の夜間瀬(よませ)川の扇状地にあり、ブドウ・モモなどの栽培や精密・電子工業が行われる。...
なか‐の‐あき【仲の秋】
《「仲秋(ちゅうしゅう)」を訓読みにした語》陰暦8月の異称。
なか‐の‐いつか【中の五日】
その月の15日。「二月(きさらぎ)の—は、鶴の林にたき木尽きにし日なれば」〈増鏡・序〉
なか‐の‐いのこ【中の亥の子】
陰暦10月に3回亥の日があるとき、その中間の亥の日。餅(もち)をついて食し、子孫繁栄を祝う。また、初めてこたつを開...
なか‐の‐いん【中の院】
⇒ちゅういん(中院)1
なかのいん【中院】
姓氏の一。村上源氏の一流。具平親王の子師房が臣籍に下って源姓を賜り、その後裔である鎌倉時代の大納言通方(みちかた)...
なかのいん‐みちかつ【中院通勝】
[1556〜1610]安土桃山時代の学者・歌人。号、也足軒。法名、素然。和歌を細川幽斎に学び、古今伝授を受けた。源...
なかのいん‐みちむら【中院通村】
[1588〜1653]江戸初期の廷臣・歌人。通勝の子。号、後十輪院。後水尾天皇の譲位事件に関与して江戸に幽閉された...
なか‐の‐うみ【中海】
⇒なかうみ(中海)
なか‐の‐え【中の重】
1 内裏外郭門である建礼・春華・修明・建春・宜秋・朔平・式乾などの諸門の内側と内郭との間の区域のこと。 2 神社・...
なかのえ‐の‐とりい【中重鳥居】
伊勢神宮の内宮(ないくう)・外宮(げくう)の、外玉垣南御門と内玉垣南御門の中間にある鳥居。
なか‐の‐お【中の緒】
楽箏(がくそう)の13弦のうち、第6から第10までの弦。また、和琴(わごん)の6弦のうち第2の弦、琴(きん)の7弦...
なかのおおえ‐の‐おうじ【中大兄皇子】
⇒天智天皇(てんじてんのう)
なかの‐がっこう【中野学校】
⇒陸軍中野学校(りくぐんなかのがっこう)
なか‐の‐きみ【中の君】
姉妹の中で2番目の姫君。「宮の—も同じほどにおはすれば」〈源・澪標〉
なかの‐く【中野区】
⇒中野
なか‐の‐くち【中の口】
屋敷の玄関と台所口の間にある入り口。
なかの‐こうじ【中野孝次】
[1925〜2004]独文学者・小説家・評論家。千葉の生まれ。「ブリューゲルへの旅」で日本エッセイストクラブ賞、「...
なか‐の‐ころも【中の衣】
直衣(のうし)の下、単衣(ひとえぎぬ)の上に着る衣服。和歌では多く男女の「仲」にかけて用いる。「包むめる名やもり出...
なかの‐し【中野市】
⇒中野
なかの‐しげはる【中野重治】
[1902〜1979]小説家・詩人・評論家。福井の生まれ。日本プロレタリア芸術連盟に参加。第二次大戦後は新日本文学...
なかのしげはるししゅう【中野重治詩集】
中野重治の詩集。叙情詩、思想詩、抵抗詩など幅広い作品を収める。昭和6年(1931)ナップ出版部から刊行されるが、発...
なか‐の‐しま【中之島】
大阪市北区の地名。堂島川と土佐堀川とに囲まれた中州。江戸時代は蔵屋敷が立ち並び、繁栄した。現在は市役所・公会堂・図...
なかのしま‐きんいち【中能島欣一】
[1904〜1984]山田流箏曲(そうきょく)演奏家・作曲家。東京の生まれ。中能島検校の孫。中能島派の4代家元。東...
なかのしま‐こうえん【中之島公園】
大阪市中之島東部にある公園。明治24年(1891)最初の市営公園として開設。
なかのしま‐どおり【中之島通り】
大阪市中之島の北側を東西に走る道路の呼び名。下を京阪中之島線の一部が通る。
なかの‐せいごう【中野正剛】
[1886〜1943]政治家。福岡の生まれ。新聞記者を経て衆議院議員となり、憲政会・立憲民政党に所属。東方会を組織...
なか‐の‐たけ【中ノ岳】
新潟県南東部、越後山脈中の山。標高2085メートル。北の駒ヶ岳、西の八海(はっかい)山とともに越後三山と称され、そ...
なかの‐たけじ【中野武二】
[1884〜1947]野球選手・審判。東京の生まれ。一高主将として活躍したのち、同校のコーチとなる。公正な審判員と...
なか‐の‐ちょう【仲の町/中の町】
吉原遊郭の中央を貫いていた通り。現在の東京都台東区千束4丁目付近。
なか‐の‐つかさ【中務省】
⇒なかつかさしょう
なか‐の‐と【中の戸】
1 部屋と部屋との間にある戸。「大将の君なほしきて、—を押し開けて」〈宇津保・蔵開中〉 2 清涼殿の萩の戸と藤壺の...
なか‐の‐とおか【中の十日】
1 その月の、中旬の10日間。「野の盛りは八月—」〈宇津保・吹上下〉 2 中旬の10日目。20日。「文治三(みつ)...
なかの‐どおり【中野通り】
東京都渋谷区笹塚から新宿区西落合までの道路の呼び名。沿線に新井薬師などがある。
なか‐の‐なつ【仲の夏】
《「仲夏(ちゅうか)」を訓読みにした語》陰暦5月の異称。
なか‐の‐はる【仲の春】
《「仲春(ちゅうしゅん)」を訓読みにした語》陰暦2月の異称。
なか‐の‐ひと【中の人】
1 着包みなどを着てキャラクターを演じている人。また、アニメーションなどで特定のキャラクターを演じている声優など。...
なか‐の‐ふゆ【仲の冬】
《「仲冬(ちゅうとう)」を訓読みにした語》陰暦11月の異称。
なか‐のぼり【中上り/中登り】
1 国司などが任期中に一度上京すること。「かの陸奥の守の—といふことして」〈今昔・二六・一四〉 2 上方から江戸に...
なか‐の‐ま【中の間】
家の中央にある部屋。奥の間と玄関などとの間にある部屋。
なかのまた‐だけ【中ノ俣岳】
黒部五郎岳の、岐阜での呼称。
なかのまつりごと‐の‐つかさ【中務省】
⇒なかつかさしょう
なか‐の‐みかど【中の御門】
待賢門(たいけんもん)の異称。
なかのみや‐の‐つかさ【中宮職】
⇒ちゅうぐうしき(中宮職)
なか‐の‐ものもうすつかさ【中納言】
⇒ちゅうなごん(中納言)
なかの‐よしお【中野好夫】
[1903〜1985]英文学者・評論家。愛媛の生まれ。シェークスピア・スウィフト・モームらの研究で知られ、また、ジ...
なか‐のり【中乗り】
1 乗り物の中央に乗ること。また、中央から乗ること。「—前降りのバス」 2 いかだの中央に乗って操る人。「木曽の—さん」
なかの‐りゅうほ【中野柳圃】
⇒志筑忠雄(しづきただお)