ば‐し【馬歯】
自分の年齢をへりくだっていう語。馬齢。「—四〇歳」
ばし
[形動ナリ]軽薄で落ち着きのないさま。「—なることを好みもてあそび」〈仮・可笑記・一〉
ばし
[副助]《係助詞「は」に副助詞「し」の付いた「はし」の音変化とも》名詞・格助詞・接続助詞「て」などに付く。疑問・推...
バシコルトスタン
ロシア連邦にある22の共和国の一。ウラル山脈南部西麓に位置する。基幹民族はイスラム教徒のバシキール人だが多数派では...
バシス
《visual approach slope indicator system》着陸する航空機に適正な進入角を知ら...
バシチャルシヤ
ボスニア‐ヘルツェゴビナの首都サラエボの旧市街にある職人街。16世紀、オスマン帝国の支配下においてアラブ人のスーク...
ばしっ‐と
[副] 1 勢いよく音をたてて物が割れたり強く当たったりするさま。「太い枝を—折る」「—張り手をくらわす」 2 相...
バシネット
航空機内で使う、ベビーベッドのこと。かご型で、機内の壁に取り付けて使用する。 [補説]英語では、機内での使用に限ら...
ばしぶんつう【馬氏文通】
中国、清代の文法書。馬建忠著。光緒24年(1898)成立。西洋の文法にならって中国語の文法を体系的に説いたもの。近...
ば‐しゃ【馬車】
馬にひかせて、人や荷物を運ぶ車。「荷—」「鉄道—」
ばしゃ‐うま【馬車馬】
1 馬車をひく馬。 2 《馬車馬が目の両側におおいをつけて前方以外は見えないようにしてあるところから》わき目もふら...
ば‐しゃく【馬借】
1 中世、馬上に荷を乗せて運んだ運送業者。主に畿内とその周辺に発達。近江(おうみ)の大津・坂本、山城の木津などが有...
ばしゃく‐いっき【馬借一揆】
室町時代、馬借が中心になって、徳政令の発布や新関の撤廃を要求して起こした土一揆。
ばしゃ‐てつどう【馬車鉄道】
⇒鉄道馬車
ばしゃ‐ばしゃ
[副]連続して激しく水を打つ音や、水が飛び散る音を表す語。「長靴を履いて水たまりを—(と)歩く」
ばしゃ‐まわし【馬車回し】
邸宅で馬車をつけるところ。玄関前の車寄せ。
ばしゃら【婆娑羅】
[名・形動ナリ]「ばさら(婆娑羅)」の音変化。「今やう—の女と見ゆ」〈去来抄・修行〉
ばしゃれ‐もの【婆娑れ者】
派手で締まりのない者。軽薄でだらしのない者。「あの傾城(けいせい)の—、それを言はずにゐませうか」〈浄・阿波鳴渡〉
ばしゃ・れる【婆娑れる】
[動ラ下一]《「ばしゃら」の動詞化》派手でしまりがなくなる。だらしなくなる。「—・れたなりで会はれもせず」〈浄・氷...
ば‐しゅ【馬主】
馬の持ち主。特に、競走馬の持ち主。うまぬし。ばぬし。
ば‐しゅ【馬首】
馬の首。また、馬の向かう方向。「—を左にめぐらす」
バシュカ
クロアチア西部、アドリア海に浮かぶクルク島の町。同島南東岸に位置する。アドリア海きっての美しい海岸があり、観光客が...
バシュラール
[1884〜1962]フランスの科学哲学者・文学批評家。構造主義の先駆者の一人。科学的認識の獲得のために、前科学的...
ば‐しょ【場所】
1 何かが存在したり行われたりする所。ある広がりをもった土地。「魚の釣れる—」「約束の—」 2 人がいる所。また、...
ばしょ【場所】
瀬戸内寂聴の私小説。著者が80歳で訪れた自らのゆかりの地で、自身の過去を再構築する。平成13年(2001)刊行。同...
ばしょ‐いり【場所入り】
[名](スル)力士が相撲の興行場に入ること。「横綱が—する」
ば‐しょう【芭蕉】
バショウ科の多年草。高さ約5メートルの葉鞘(ようしょう)の密に重なった偽茎が直立し、先に葉をつける。葉は長さ約2メ...
ばしょう【芭蕉】
⇒松尾芭蕉(まつおばしょう) 山本健吉によるの評論。昭和30年(1955)から昭和31年(1956)にかけて「その...
ばしょう【芭蕉】
謡曲。三番目物。金春禅竹(こんぱるぜんちく)作。芭蕉の精が中国の楚の僧の前に現れ、世の無常と芭蕉にまつわる故事を語...
ば‐じょう【馬上】
《古くは「ばしょう」》 1 馬の上。また、馬に乗っていること。「—の人となる」 2 馬に乗ること。乗馬。「—を聞き...
ばしょう‐あん【芭蕉庵】
芭蕉が住んだ草庵。特に、江戸深川六間堀の門人杉山杉風の屋敷にあった草庵をいう。
ばしょうおうぎょうじょうき【芭蕉翁行状記】
伝記。1冊。八十村路通(やそむらろつう)編。元禄8年(1695)刊。松尾芭蕉の略歴、最後の旅の模様、終焉(しゅうえ...
ばしょうおうにじゅうごかじょう【芭蕉翁廿五箇条】
江戸中期の俳諧作法書。1冊。享保11年(1726)刊。芭蕉の作といわれるが、各務支考(かがみしこう)の偽作かとされ...
ばしょう‐かじき【芭蕉梶木/芭蕉旗魚】
マカジキ科の海水魚。全長約2メートル。体はやや側扁し、第1背びれが著しく大きい。体色は濃黒青色で、17本の青色斑点...
ばしょう‐き【芭蕉忌】
松尾芭蕉の忌日。陰暦10月12日。時雨忌(しぐれき)。翁忌(おきなき)。桃青忌(とうせいき)。《季 冬》「—や遥か...
ばしょうしちぶしゅう【芭蕉七部集】
「俳諧七部集」の異称。 幸田露伴が大正9年(1920)から昭和22年(1947)にかけて執筆した、蕉門の撰集7部1...
ばしょうしちぶしゅうひょうしゃく【芭蕉七部集評釈】
安東次男による、松尾芭蕉「七部集」の評釈本。昭和48年(1973)刊行。連句の評釈を通じて蕉風の本質に迫る。続編は...
ばしょう‐せん【芭蕉扇】
唐扇の一。バショウの葉鞘(ようしょう)で作った円形のもの。
ばしょうのけんきゅう【芭蕉の研究】
小宮豊隆の著書。昭和8年(1933)刊行。古典研究。
ばしょうはいかいのこんぽんもんだい【芭蕉俳諧の根本問題】
太田水穂による松尾芭蕉の研究書。大正10年(1921)頃より、自身の主宰する歌誌「潮音」に断続的に掲載した論考をま...
ばしょう‐ふ【芭蕉布】
バショウの繊維で織った布。沖縄・奄美大島に産し、夏の着尺地(きじゃくじ)・蚊帳・座布団地などに用いる。《季 夏》
ばしょ‐がら【場所柄】
場所の性質やようす、また雰囲気。ところがら。「—をわきまえる」
ば‐しょく【馬食】
[名](スル)馬のように大食いをすること。「牛飲—」「鯨飲—」
ば‐しょく【馬謖】
[190〜228]中国、三国時代の蜀漢(しょっかん)の武将。字(あざな)は幼常。諸葛亮(しょかつりょう)に重用され...
ばしょ‐さいぼう【場所細胞】
動物がある特定の場所を通過するときにだけ発火する神経細胞。脳の海馬に存在。1971年、米国出身の神経科学者ジョン=...
ばしょ‐だい【場所代】
商売などをするための場所の使用料。
ばしょ‐ふさぎ【場所塞ぎ】
場所をふさいでじゃまになること。また、そのもの。場所ふさげ。「—の大荷物」
ばしょ‐わり【場所割(り)】
場所を割り当てて決めること。「応援席の—」
場所(ばしょ)を踏(ふ)・む
経験を重ねる。場数を踏む。
バシラン‐とう【バシラン島】
《Basilan Island》フィリピン南西部、スールー諸島北部の島。周囲の小島とともにバシラン群島を構成し、バ...