や【冶】
[常用漢字] [音]ヤ(呉)(漢) 1 金属や鉱石をとかしてある形につくる。「冶金/鍛冶(たんや)」 2 人格を練...
や【夜】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]よ よる [学習漢字]2年 〈ヤ〉よる。「夜陰・夜間・夜勤・夜景・夜行(やこう・やぎょ...
や【耶】
[人名用漢字] [音]ヤ(呉)(漢) [訓]か や 1 疑問を示す助字。「有耶無耶(うやむや)」 2 父。「耶嬢」...
や【野】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]の [学習漢字]2年 〈ヤ〉 1 のはら。「野営・野外/原野・広野・荒野・山野・戦野・...
や【揶】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]からかう からかう。はぐらかす。「揶揄(やゆ)」
や【椰】
[人名用漢字] [音]ヤ(呉)(漢) [訓]やし 植物の名。やし。「椰子」
や【爺】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]じじ じい じじい 〈ヤ〉 1 男の年寄り。「老爺・好好爺」 2 父。「爺嬢」 〈じじ...
や
1 五十音図ヤ行の第1音。硬口蓋と前舌との間を狭めて発する半母音[j]と母音[a]とから成る音節。[ja] 2 平...
や【八】
《「よ(四)」の母音交替形としてその倍数を表したもの》 1 はち。やっつ。声を出してかぞえるときの語。やあ。「いつ...
や【矢/箭】
1 武器・狩猟具の一。弓の弦(つる)につがえ、距離を隔てた目的物を射るもの。木または竹で作った棒状のもので、一方の...
や【谷】
谷あいの地。やつ。やと。地名に残っている語。「—中」「雑司ヶ—」
や【屋/家】
[名] 1 住むための建物。家屋。いえ。「我が—」「一軒—」 2 屋根。「声高になのたまひそ。—の上にをる人どもの...
や【輻】
車輪の軸と外側の輪とを結ぶ、放射状に取り付けられた数多くの細長い棒。スポーク。
や【野】
1 ひろびろとした地。のはら。の。「風強く秋声—にみつ」〈独歩・武蔵野〉 2 官職につかないこと。民間。「—にある逸材」
や【嫌/厭】
[形動]「いや(嫌)」の音変化。感動詞的に用いることもある。「顔を見るのも—なやつ」「手伝うなんて—なこった」「—...
や【弥】
[副]《「八(や)」と同語源》程度がよりはなはだしいさま。ますます。いよいよ。「下堅く—堅く取らせ秀罇(ほだり)取...
や
[感] 1 驚いたときや不意に気づいたときに発する語。「—、火事だ」 2 突然または偶然に出会った人に呼びかけると...
や
[助動]《敬語の助動詞「やる」の命令形「やれ」の音変化》…なさいな。「早う寝や」〈浄・曽根崎〉
や
[接助]動詞・動詞型活用語の終止形に付く。ある動作・作用が行われると同時に、他の動作・作用が行われる意を表す。…と...
や
[接尾]人を表す名詞や人名などに付いて、親しみの意を添える。「ねえ—」「坊—」「爺—」「きよ—」
やあ
[感] 1 驚いたときや不意に気づいたときに発する語。「—、これは驚いた」 2 突然または偶然に出会った人に呼びか...
やあい
[感] 1 遠くの者や目下の者などに対して発する呼びかけの語。おおい。「—、出てこい」 2 からかったり、はやした...
やあ‐さん
《多く「ヤーさん」と書く》やくざのこと。やくざなどをさす語「やあ」に、おどけて接尾語の「さん」をつけたもの。
や‐あわせ【矢合はせ】
戦いを始める合図に、矢を双方から射合うこと。多くは鏑矢(かぶらや)を用いた。「橋の両方のつめに打っ立って—す」〈平...
やあ‐やあ
[感]《「やあ」を重ねた語》 1 男性が軽いあいさつに用いる語。「—、おめずらしい」 2 相手に念を押したり、注意...
やあら
[感]驚いたときなどに発する語。「—、汝は言はせて置けば方量もない」〈虎寛狂・舎弟〉
やい
[感]目下の者などに呼びかけたり詰問したりするときや、人を強迫したりするときに発する語。おい。こら。「—小僧、こっ...
やい
[終助]《間投助詞「や」+終助詞「い」から》体言や、活用語の終止形・命令形、助詞に付く。 1 相手に対し強く言い放...
やい‐かがし【焼い嗅がし】
節分の夜、魔よけのためイワシの頭や臭気の強いものを焼いて串(くし)に刺し、家の入り口などに挿しておくもの。やっかが...
や‐いくさ【矢軍】
両軍が互いに矢を射合って戦うこと。また、その戦い。「相近付いて—をせんとすれば」〈太平記・九〉
やい‐ごめ【焼い米】
「やきごめ」の音変化。「—を桶に入れて一人食ひて」〈沙石集・八〉
や‐いし【矢石/箭石】
⇒べレムナイト
やい‐じるし【焼い印】
《「やきじるし」の音変化》「やきいん」に同じ。「花方(はなかた)が頰(つら)に、浪方(なみかた)といふ—をぞせられ...
や‐いた【矢板】
建築・土木の基礎工事で、土砂の崩壊や水の浸入を防ぐため、地盤に打ち込む板状の杭(くい)。木製・鋼製・鉄筋コンクリー...
やいた【矢板】
栃木県中北部の市。中世は塩谷氏の城下町。電気機械工業・木工業や農業が行われる。人口3.5万(2010)。
やいた‐し【矢板市】
⇒矢板
やいづ【焼津】
静岡県中部の市。駿河湾西岸にあり、遠洋漁業、特にカツオ・マグロ漁の根拠地。日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の...
やいづ‐こう【焼津港】
静岡県焼津市にある港。特定第三種漁港で、管理者は静岡県。カツオ・マグロ・カジキを多く水揚げする。
やいづ‐し【焼津市】
⇒焼津
やいづ‐じんじゃ【焼津神社】
静岡県焼津市にある神社。祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)ほか三神。俗称、入江(いりえ)さん。
やい‐と【灸】
《「や(焼)きと(処)」の音変化》灸(きゅう)。灸治(きゅうじ)。
やいと‐ぎょう【灸饗】
小児などに灸をすえるとき、苦痛の慰めや褒美として菓子や金銭などを与えること。また、その菓子や金銭。「—のかはり、喧...
やいと‐ばし【灸箸】
灸をすえるとき、もぐさを挟むはし。
やいと‐ばな【灸花】
ヘクソカズラの別名。花の中央部が赤く、灸の跡を思わせる。《季 夏》
やいと‐び【灸日】
特に灸(きゅう)を据える日と定められた日。多くの地方で陰暦2月2日と8月2日とされる。灸据え日。→二日灸
や‐いなや【や否や】
[連語]⇒いなや
や‐いの
[連語]《間投助詞「や」+終助詞「いの」。近世上方の女性語》文末にあって、訴えかけたり強く言いかけたりする意を表す...
やいの‐やいの
[副]何回も、また、諸方からせきたてるさま。「—(と)催促する」 [連語]感情を込めて激しく相手に迫るときに用いる...
やい‐ば【刃】
《「や(焼)きば(刃)」の音変化》 1 焼き入れをして鍛えた刃。また、刃文。 2 刀剣・刃物などの総称。「—を交え...
刃(やいば)に掛(か)か・る
刃物で切り殺される。「敵の—・る」