や‐こ【野狐】
山野にすむキツネ。のぎつね。 [補説]書名別項。→野狐
やこ【野狐】
田中英光の短編小説。妻子をもちながら破滅的生活に溺れていく男の姿を描いた私小説的作品。昭和24年(1949)「知識...
や‐こう【夜光】
1 暗いところで、光を出すこと。また、その光。 2 夜間の大気光。太陽エネルギーによって地球の高層大気が発光してい...
や‐こう【夜行】
[名](スル) 1 夜間に出歩くこと。また、夜、活動すること。やぎょう。「百鬼—」「—動物」 2 「夜行列車」の略...
や‐こう【冶工】
金属を鍛造、または、鋳造する職人。鍛冶屋、鋳物師など。
やこう‐うん【夜光雲】
高緯度地方で夏季の日没後または日の出前に、高度80〜85キロメートルの上空(中間圏上部境界付近)にまれに現れる、巻...
やこう‐がい【夜光貝】
リュウテンサザエ科の巻き貝。潮間帯下の岩礁にすみ、貝殻は球卵形で、殻径約20センチと大形。殻は厚く、表面は緑茶色、...
やこうじゅんさ【夜行巡査】
泉鏡花の小説。明治28年(1895)発表。観念小説の代表作。
やこう‐せい【夜行性】
動物で、採食・生殖などの活動を主に夜間に行う性質。コウモリ・フクロウ・オオカミなどでみられる。⇔昼行性。
やこう‐ちゅう【夜光虫】
渦鞭毛虫(うずべんもうちゅう)目ヤコウチュウ科の原生動物。暖海を浮遊し、体は球形で直径1〜2ミリ、淡紅色。2本の鞭...
やこうちゅう【夜光虫】
馳星周の長編犯罪小説。台湾に渡ったプロ野球選手が八百長に手を染め、転落していく姿を描く。平成10年(1998)刊行。
やこう‐とりょう【夜光塗料】
⇒発光塗料
やこう‐どけい【夜光時計】
時計の文字盤の字と両針とに夜光塗料を塗り、暗い所でも見えるようにした時計。
やこう‐の‐たま【夜光の璧】
昔、中国で、暗夜にも光ると言い伝えられた宝玉。
やこう‐の‐はい【夜光の杯】
夜光の璧(たま)でつくられた杯。また、りっぱな杯。
やこう‐バス【夜行バス】
夜間運行するバス。特に、夜間に運行する高速バスをいう。リクライニングシートなど、運行中に乗客が就寝できるような設備...
やこう‐れっしゃ【夜行列車】
夜間運行する列車。夜汽車。
やこ‐ぜん【野狐禅】
禅の修行者が、まだ悟りきっていないのに悟ったかのようにうぬぼれること。転じて、物事を生かじりして、知ったような顔で...
ヤコバーリハッサーン‐モスク
《Jakováli Hasszán dzsámija》ハンガリー南西部の都市ペーチにある旧イスラム寺院。16世紀に...
ヤコブ
旧約聖書中の族長の一人。イサクの子。双子の兄エサウを欺(あざむ)いて長子権を奪った。神の使いと組み打ちして祝福を受...
エプスタイン
[1880〜1959]英国の彫刻家。ニューヨークの生まれ。パリでロダンに師事したのち、ロンドンに定住。古代エジプト...
ヤーコプスホルン
スイス東部、グラウビュンデン州、アルブラアルプスの山。標高2590メートル。麓のダボスから山頂付近までケーブルカー...
ヤコブセン
[1847〜1885]デンマークの小説家。同国における無神論的自然主義文学の代表者。作「マリー=グルッベ夫人」「ニ...
ヤコブソン
[1896〜1982]ロシア生まれの米国の言語学者。プラハ学派の代表者の一人で、構造主義音韻論を確立。また、一般言...
ヤコブソン‐きかん【ヤコブソン器官】
《「ヤコプソン器官」とも》⇒鋤鼻器(じょびき)
ヤコブのはしご【ヤコブの梯子】
《原題、(ドイツ)Die Jakobsleiter》シェーンベルクのオラトリオ。1917年から1922年にかけて作...
や‐こぼれ【矢零れ】
弓につがえて射ようとする矢が、指からすべり落ちること。
ヤコポ‐オルティスのさいごのてがみ【ヤコポ=オルティスの最後の手紙】
《原題、(イタリア)Ultime lettere di Jacopo Ortis》イタリアの詩人・小説家、フォスコ...
ベリーニ
イタリア、ベネチア派の画家一家。父ヤコポ(Jacopo[1400ころ〜1470ころ])と二人の息子、兄ジェンティー...
ヤコービ
[1743〜1819]ドイツの哲学者。理性に対する感情の優位を説き、合理主義に反対して感情哲学を主張。