あお‐ほん【青本】
《「あおぼん」とも》 1 江戸中期、享保ごろから赤本のあとを受けて黒本とともに婦女子の間に流行した草双紙(くさぞう...
あお‐ぼうず【青坊主】
髪の毛をそった、青々とした頭。丸刈りにした頭。また、そうした人。
あお‐まつむし【青松虫】
マツムシ科の昆虫。体長約2.5センチで、全体に緑色。樹上で暮らし、秋にリーリーと甲高い声で鳴く。原産地は中国大陸の...
あお‐まど【青窓】
⇒ブルースクリーン
あお‐まめ【青豆】
1 大豆の一品種。実は緑色で粒が大きい。枝豆などにして食べる。あおだいず。 2 青えんどう。グリーンピース。
あお‐み【青み】
1 青がかった色。また、青い度合い。「—を帯びる」 2 吸い物・刺身・焼き魚などに付け合わせて風味や彩りを添える緑...
あお‐みず【青みず】
イラクサ科の一年草。湿地に自生。高さ30〜50センチ、茎はみずみずしい緑色をしている。葉は卵形で縁に粗いぎざぎざが...
あお‐みずひき【青水引】
中央から半分を白、もう一方を紺に染めた凶事用の水引。
あお‐みどり【青緑】
1 青みを帯びた緑色。 2 アオミドロの古名。〈日葡〉
あお‐みどろ【青味泥/水綿】
ホシミドロ科の緑藻の総称。水田・沼・池などに、長さ1メートルに及ぶ濃緑色の糸状体をつくり、もつれあって浮かぶ。《季...
あお‐みなづき【青水無月】
《青葉の茂るころの意から》陰暦6月の異称。《季 夏》「戸口から—の月夜かな/一茶」
あお・む【青む】
[動マ五(四)] 1 青くなる。また、緑色を呈する。草木が青々と茂る。「月は明るかった。深く射しこんで畳が冷たく—...
あお‐むき【仰向き】
あおむくこと。また、その状態。あおむけ。「—に泳ぐ」⇔俯(うつむ)き。
あお‐むぎ【青麦】
穂が出る前の、青々とした麦。《季 春》
あお‐む・く【仰向く】
[動カ五(四)]天を仰ぐように、顔や物の前面が上を向く。あおのく。「—・くと空に虹が架かっていた」⇔俯(うつむ)く...
あお‐むけ【仰向け】
あおむけること。また、その状態。あおのけ。あおむき。「病人を—に寝かせる」⇔俯(うつむ)け。
あお‐む・ける【仰向ける】
[動カ下一][文]あふむ・く[カ下二]顔や物の表面を上に向ける。あおのける。「顔を—・ける」⇔俯(うつむ)ける。
あお‐むし【青虫】
チョウやガの幼虫のうち、体に長い毛がなく、緑色をしているものの総称。螟蛉(めいれい)。《季 秋》
あお‐むらさき【青紫】
青みを帯びた紫色。
あお‐め【青目/青眼】
眼球の虹彩(こうさい)の青みがかったもの。白人に多くみられる。碧眼(へきがん)。
あおめ‐えそ【青眼狗母魚】
アオメエソ科に属する海水魚。胴体は円筒形で細長い。体長は10〜15センチ。本州中部以南の水深100〜300メートル...
あお‐もじ【青文字】
クスノキ科の落葉小高木。葉は両端がとがった楕円形で、樹皮とともに香りがある。春、淡黄色の小さな花が咲く。実は球形で...
あお‐もの【青物】
1 《女房詞から》青色の野菜。蔬菜(そさい)。「—市場」 2 背の青い魚。青魚。
あおもの‐いち【青物市】
野菜類を競り売りする卸市場。
あおもの‐や【青物屋】
野菜や果物などを売る店。八百屋。→青物1
あお‐もみじ【青紅葉】
1 まだ紅葉しないカエデ。 2 襲(かさね)の色目の名。表は萌葱(もえぎ)、裏は朽葉色。秋に用いた。
あおもり【青森】
東北地方最北端の県。もとの陸奥(むつ)の大半を占める。県庁所在地は青森市。人口137.3万(2010)。 青森県中...
あおもり‐くうこう【青森空港】
青森県青森市にある空港。地方管理空港の一。昭和39年(1964)開港。
あおもり‐けん【青森県】
⇒青森
あおもりけんりつ‐ほけんだいがく【青森県立保健大学】
青森市にある公立大学。平成11年(1999)の開学。平成20年(2008)公立大学法人となる。
あおもりこうりつ‐だいがく【青森公立大学】
青森市にある公立大学。青森地域広域事務組合が設置主体となって平成5年(1993)に開学した。平成9年(1997)に...
あおもり‐し【青森市】
⇒青森
あおもり‐だいがく【青森大学】
青森市にある私立大学。昭和43年(1968)の開学。平成11年(1999)に大学院を設置した。
あおもりちゅうおうがくいん‐だいがく【青森中央学院大学】
青森市にある私立大学。平成10年(1998)開学。平成16年(2004)に大学院を設置した。
あおもり‐とどまつ【青森椴松】
オオシラビソの別名。
あおもり‐へいや【青森平野】
青森県中央部、青森湾に臨んで弓状に広がる平野。主に沖積平野で、西側は海岸平野。中心地は青森市。
あおもり‐わん【青森湾】
青森県中央部、津軽半島と夏泊(なつどまり)半島にはさまれた湾。陸奥(むつ)湾西部の支湾。湾の奥に青森平野が広がる。
あお‐や【青屋】
中世・近世、藍染めを業とした家。賤民(せんみん)視され、京都町奉行に属し、牢屋の監視や掃除なども勤めた。
あお‐やか【青やか】
[形動ナリ]青々としているさま。「築地の上の草—なるも」〈和泉式部日記〉
あお‐やき【青焼(き)】
青写真。特に、オフセットやグラビアの印刷で、校正に用いる淡青色の地に濃青色の印画。藍(あい)焼き。
あお‐やぎ【青柳】
1 青々と葉をつけた柳。あおやなぎ。《季 春》 2 バカガイのむき身。《季 春》 3 襲(かさね)の色目の名。表裏...
あおやぎ【青柳】
催馬楽(さいばら)の曲名。 箏曲。八重崎検校作曲。
あおやぎ‐そう【青柳草】
シュロソウ科の多年草。本州中部以北の山地に自生。高さ50〜90センチ。葉は細長い楕円形。夏、緑色または淡紫色の花が...
あおやぎ‐の【青柳の】
[枕]《青柳の糸のような枝を鬘(かずら)にかける意から》「いと」「かずら」などにかかる。「—いと定めなき人の心を」...
あお‐やま【青山】
草木が青々と茂っている山。青嶺(あおね)。
あおやま【青山】
東京都港区の地名。江戸初期、青山常陸介(ひたちのすけ)忠成の屋敷があった。南部に青山霊園がある。
あおやま【青山】
姓氏の一。 [補説]「青山」姓の人物青山剛昌(あおやまごうしょう)青山真治(あおやましんじ)青山杉作(あおやますぎ...
あおやまえんざまつ【青山円座松】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。青山の竜岩寺にあった円座の松と呼ばれる老木を手前に配し...
あおやまがくいん‐だいがく【青山学院大学】
東京都渋谷区に本部があるキリスト教メソジスト系の私立大学。耕教学舎・東京英和学校・青山学院などを経て、昭和24年(...
あおやま‐こうげん【青山高原】
三重県中西部に広がる高原。布引(ぬのびき)山地中にある約16キロメートル続く高原状の準平原をいう。標高600〜80...