あしかが‐よしまさ【足利義政】
[1436〜1490]室町幕府第8代将軍。在職1449〜1474。義教(よしのり)の子。初め弟義視(よしみ)を養子...
あしかが‐よしみ【足利義視】
[1439〜1491]室町中期の武将。義教の子。義政の弟。兄の養子となって将軍後継者に擬せられたが、義尚(よしひさ...
あしかが‐よしみつ【足利義満】
[1358〜1408]室町幕府第3代将軍。在職1369〜1395。義詮(よしあきら)の子。南北朝合一を果たし、明(...
あしかが‐よしもち【足利義持】
[1386〜1428]室町幕府第4代将軍。在職1395〜1423。義満の子。応永元年12月(1395年1月)9歳で...
あし‐がき【葦垣】
《古くは「あしかき」》葦で作った垣根。「—の隈処(くまと)に立ちて我妹子が袖(そで)もしほほに泣きしそ思(も)はゆ...
あし‐かけ【足掛(け)】
1 足を掛けること。また、足を掛けるもの。 2 年・月・日を数える場合、1年・1月・1日に満たない前後の端数をそれ...
あしかけ‐あがり【足掛(け)上(が)り】
鉄棒運動で、片方のひざの後ろ側を両手の間または外で鉄棒に掛け、もう片方の足を後ろへ強く振って上方にあがること。
あし‐かし【足枷】
《「あしがし」とも》「あしかせ」に同じ。「手かし—に入れられたと」〈史記抄・李斯伝〉
あし‐かせ【足枷】
《「あしがせ」とも》 1 2枚の厚い板に足首大の半円をあけ、前後から罪人の足をはさんで、足の自由を束縛する刑具。あ...
あし‐がた【足形/足型】
《「あしかた」とも》 1 足の形。また、地面や物を踏んだあとに残る、足の形。あしあと。 2 (足型)靴・足袋(たび...
あし‐かなもの【足金物】
太刀(たち)の鞘(さや)の上部にある、帯取りの革緒(かわお)を通す一対の金具。足金(あしがね)。足。
あし‐かび【葦牙】
葦の若芽。「—のごとく萌えあがるものによりてなれる神の名は」〈記・上〉
あしから‐ず【悪しからず】
[連語]相手の希望や意向に添えない場合などに用いる語。悪く思わないで。気を悪くしないで。「どうか—御了承ください」
あし‐かり【葦刈(り)/蘆刈(り)】
葦を刈ること。また、その人。《季 秋》「—のそこらさまよふ一人かな/素十」
あしかり【蘆刈】
謡曲。四番目物。零落して葦売りをしている難波浦の住人日下(くさか)左衛門が、都へ上って立身した妻と再会する。
あし‐かわ【足革】
「足緒(あしお)」に同じ。
足(あし)が有(あ)・る
1 速く走る能力がある。「あの選手は打撃はだめだが—・る」 2 交通手段がある。
足(あし)が重(おも)・い
1 足がだるい。「一日中歩き回って—・い」 2 出かけたりするのがいやだ。気がすすまない。「友を訪ねる—・い」
あし‐がかり【足掛(か)り】
1 高い所へ登るとき、足を掛けて助けとする所、また、物。足場。 2 物事をする場合のきっかけ。糸口。「出世の—をつかむ」
あしがき‐の【葦垣の】
[枕] 1 葦垣は古びて見え、乱れやすく、また、その結び目は間が近いところから、「古(ふ)る」「乱る」「間近し」な...
あし‐が‐くぼ【芦ヶ久保】
埼玉県西部、秩父郡横瀬町中部の地名。厳冬期、山林の斜面に人工的につくられる巨大な氷柱(ひょうちゅう)で知られる。
足(あし)が竦(すく)・む
恐怖や緊張のために足がこわばり自由に動かなくなる。「初めての舞台は—・んだ」
あし‐がため【足固め】
1 登山・旅行などに備えて、足を慣らすこと。足慣らし。 2 物事をする準備。基礎固め。「県議選の—をする」 3 床...
足(あし)が地(ち)に着(つ)か◦ない
1 緊張や興奮のため心が落ち着かない。 2 考え方や行動が浮ついて、しっかりしていない。
あし‐が‐ちる【葦が散る】
[枕]難波(なにわ)一帯には、葦が多かったところから「難波(なには)」にかかる。「—難波の三津(みつ)に」〈万・四...
足(あし)が付(つ)・く
1 犯人の身元や逃亡者の行方がわかる。犯罪事実が明らかになる。「残された指紋から—・く」 2 たちのよくない情夫が...
足(あし)が◦出(で)る
1 予算または収入よりも出費が多くなる。赤字になる。「旅行は運賃値上げ分だけ—◦出た」 2 隠しごとが現れる。ぼろ...
足(あし)が遠(とお)の・く
今までよく行っていた所に行かなくなる。足が遠くなる。「両親が死んでからは、実家へはすっかり—・いた」
あし‐がなえ【足鼎】
足のついたかなえ。
足(あし)が鈍(にぶ)・る
1 歩く力や走る力が低下する。 2 行きたくないと思う。「歯医者へはどうも—・る」
あし‐がね【足金】
「足金物(あしかなもの)」に同じ。
足(あし)が早(はや)・い
1 食物などが腐りやすい。「鯖(さば)は—・い」 2 商品などの売れ行きがよい。
アシガバット
トルクメニスタンの首都。イランとの国境近く、コペトダグ山脈の北麓に位置する。繊維工業が盛ん。19世紀末にロシア帝国...
アシガバード
⇒アシガバット
足(あし)が棒(ぼう)にな・る
長く立ったり歩いたりして疲れ果て、足の筋肉がこわばる。「一日中立ちっ放しで—・ってしまった」
あし‐がま【足釜/脚釜/錡】
足のついた釜。
足(あし)が向(む)・く
知らず知らずその方へ行く。「なじみの店に—・く」
あし‐がも【葦鴨】
《葦の生えている所にいるところから》鴨のこと。《季 冬》
あしがも‐の【葦鴨の】
[枕]群れ飛ぶ意から「うちむれ」にかかる。「—うちむれてこそわれは来にけれ」〈土佐〉
あしがら【足柄】
神奈川県西部、小田原市・南足柄市を中心とする地方名。
あし‐がら【足搦】
「足搦(あしがら)み」に同じ。「—をかけて向へ倒してやった」〈漱石・坊っちゃん〉
あしがら‐の‐せき【足柄の関】
足柄山東麓にあった関所。かつての交通の要所。
あし‐がらみ【足搦み】
足に足をからめること。特に、相撲や柔道で、相手の足に自分の足をからめ、攻撃を防いだり相手を倒したりする技。あしがら。
あしがら‐やま【足柄山】
神奈川・静岡県境にある足柄峠を中心とする山地。古くは金時山を含めた山々の総称。坂田金時(金太郎)の伝説の地。[歌枕]
あし‐がる【足軽】
《足軽くよく走る兵の意》中世・近世、ふだんは雑役を務め、戦時には歩兵となる者。戦国時代には弓・槍(やり)・鉄砲など...
あしき【悪しき】
[連体]《形容詞「あ(悪)し」の連体形から》悪い。よくない。いけない。「業界の—慣習」 →悪し[補説](1)
アしき‐しゅうきゅう【ア式蹴球】
アソシエーション‐フットボールの日本での呼称。サッカーのこと。
あしき‐みち【悪しき道】
《「悪道(あくどう)」を訓読みにした語》「悪道(あくどう)1」に同じ。「なま浮かびにては、かへりて—にも漂ひぬべく...
あし‐きり【足切り】
[名](スル) 1 子供の遊びの一。二人の足切り役が棒または綱の端を持って1列縦隊の前から後へ走る。列の者はひっか...
あし‐ぎぬ【絁】
《悪(あ)し絹の意》太い糸で織った粗末な絹布。太絹(ふとぎぬ)。→縑(かとり)「五色(いついろ)の—一連(ひとつら...